「スターウォーズ・エピソードVシスの復讐」
ジョージ・ルーカス監督

30年余りの長き道のり、感慨深げに観ました。

思い起こせば、大きな劇場で、初めて観た作品は「スターウォーズ」でした。
もう28年以上の歳月が流れ、復活を期した21世紀の「アナキンシリーズ」最終章
この作品にて、サーガも完結。思い込みたっぷりと鑑賞した。
最近では珍しくなくなった「先々行ナイトショー」いわゆる一般客が最初に触れる日
やはり衝動に駆られた。

タイトルバックの後カメラは巨大なシップと星の光を光景に、音楽はまるで「七人の侍」の
野武士のテーマ曲の鼓動・・・重く響くと一転、カメラが動き出すと、そこはCGを駆使した
まさに「スターウォーズ」なシーンに目を見張った。
後は流れに身をまかせ、パルパティーンの悪行とジェダイの甘さを圧倒されつつ
28年前へタイムトリップ。最終章であるが故、師弟の闘いのシーンは長くも有るが
皇帝とヨーダの闘いがさらなるヒートを上げている。
さすがにドロイド二人のおとぼけの出番は少なく、目立ったキャラもドロイド将軍くらい
まさに、「悪は勝つ」と完結するだけあって重く暗い面が大半。
ただ、ラストシーンあのタトゥーイン星に浮かぶ二つの太陽を見ると
ノスタルジーな気分にもなって・・・これで終わったかって寂しい気分にもなった。


「オールド・ボーイ」
パク・チャヌク監督作品
強烈なるクライマックス、韓国映画恐るべし!

15年間監禁された男の復讐と謎解き。衝撃的なクライマックス!
とにかく、度肝を抜かれた作品
この映画の面白き特長は「何故、監禁されたのか?」と
主人公を追い詰める展開である。
原作は土屋ガロンこと「狩撫麻礼」80年代以降、俺を最も熱くした劇画原作者
日本映画ファンとしても、嫉妬すらしてしまう。台詞に、演出も確かな作品に仕上がる。
韓国の映画は、活気にの満ちている、証を見た。
そして、「日本映画」よ負けるな!という衝動に駆り立てられた。


「花とアリス」 
岩井俊二監督作品
これぞ岩井ムービー!思い入れも出てた。

ひょんな事から生じた嘘の行方は意外な展開へと発展していく。。。
ストーリーの面白みに、多彩なカメオ出演者達に、
監督の遊び心までも、美しき情景の捉え方も、
健在であり、やはり、岩井作品は裏切らなかった事が嬉しかった。
この作品には、「落語」「手塚治虫」「東映アニメ」といった
多分、岩井監督お気に入りアイテムも登場
キャスティングでも、控えめに「広末涼子」をクライマックスにて
アシスタントで出演させたり、脇役にインパクトの強いキャラクターを散りばめている点でも
面白い。


「ハウルの動く城」 
宮崎駿監督作品
捉え方はご自由に、ジブリだから出来た傑作

もの凄い情報量というかエネルギーを感じる作品
細かな物語を考えずに、流れの速さに身を任せ
て観る事をオススメします。そしてメッセージ性の捉え方も、それぞれに・・・
それにしても、倍賞千恵子の声優ぶりはお見事。
宮崎作品の中でも、私は上位に入れたい!


「キル・ビルVol.1」
クエンティン・タランティーノ監督作品

「復讐」「暴力」に徹した。深作リスペクト映画

この映画の好きな所は、Q・T監督が思う存分好きなように作ってしまい。成功しているのがニクイ!
まず、サウンドトラックも何時もながらのセンスが光る。
アクション的には、バトルロワイヤル有り、修羅雪姫有り、等等
さすがにB級パラダイスのQ・Tかなりの日本映画マニアぶり

当初は2時間オーバーモノで、幅を狭めて復讐劇を公開しようとしたが、
マトリックス効果を期待したのか?前・後編とブッた切ってしまった。
その割には、辻褄の合わないシーンも多々にあり、
VOL.2に至っては、かなりの不満な出来栄え。(予告編見て期待は高まったが・・・)
大御所ビルも、すんなり登場して。あっけなくThe・END。


「マルホランド・ドライブ」
デビット・リンチ監督作品

お見事!リンチは観る映画ではなく、「体感する」映画を作り出した。

■久しぶりに、ミステリーなリンチ監督が帰ってきた。
この感覚で彼のセンスは輝きを増す。観ていて正直、混乱していくストーリーの運びだが
以前の作品「ロストハイウェイ」よりは、身近な世界観は感じられる。
ただし、感覚のズレを楽しませるタイプでは、「裸のランチ」以来のセンスだ。


「リリィ・シュシュのすべて」
岩井俊二監督作品
リアル感で圧倒、印象度では群を抜いていた。

■どうも以前の岩井語録からして、インターネットに投げかけながらストーリーを練って
いったらしいのだが、思春期のリアル感で「痛み」すら感じる作品である。
架空の歌姫「リリィ.シュシュ」を柱に置いている辺り、さすが岩井監督の感性の良い!
展開は、「いじめ」「レイプ」「自殺」といった暗い現象を淡々と描いているのだが、
一度観たら忘れがたい作品も、有って当然である。


「千と千尋の神隠し」
宮崎駿監督作品
この監督の想像力には、限界は無用なのか?

■この作品を期に「宮崎駿監督」の言葉は聴くことは無くなってしまった。。。
引退作と発言していた事も有ったと記憶している。
無気力少女が別世界に迷い込み、いろんな人々?と出会い、成長し
立ち直るって単純なストーリーベースという見方をすれば。。。
ただ架空の世界で、現代を風刺している所が面白く描かれている、
監督が世に訴えたいメッセージは今作が一番強い。
私が思うに、「もののけ」以降大きく作品が転換していった気がしてならない。


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