旅先スケッチ(三陸巡り)

3日目 2013年5月5日(日)後半
八戸〜名取〜仙台


八戸IC(608km、13℃)より八戸自動車道へ
青森県内の南郷ICを過ぎたあたり(10:22)



折爪SAにて昼食(632km、13℃)
自家製かき揚げそば(550円)(10:39)



安代JCTより東北道に入り南下
岩手県奥州市付近にて
毎年この時期はこいのぼりが活躍(13:03)



宮城県に入り、三本木PAで荷物整理(875km、20℃)
(今回より整理前後の写真は省略いたします)
鶴巣PAでおやつ(888km、21℃)
カレーパン(190円)とプレミアムあんぱん(160円)
あんぱんは、つぶあんとホイップクリームが入っている(15:29)



この先の泉IC(895km)で高速を降り…(15:49)



R4で南下し名取市へ向かう(16:33)



名取市の閖上さいかい市場にて(922km、18℃)
「匠や」で夕食のおかずを購入(17:03)



市場のすぐそばにて(17:11)



仙台空港アクセス鉄道「美田園」駅
駅周辺は新しい住宅地が形成されており
郊外型のショッピングモールもある(17:14)



駅のすぐそばには仮設住宅が立ち並んでいる(17:15)



名取市閖上地区へ(17:23)



植樹帯には黄色いチューリップが並ぶ(17:25)



閖上日和山より北方向を望む(17:35)



同じく西方向(17:35)



バスで高校生たちも訪れていた(17:36)



日和山は標高6.3m、海岸から約700m
丘の頂上から2.1m上まで浸水した痕跡が残っていた
(名取市HPより)
丘の上には「富主姫神社」の社殿があったが津波で流失
丘に上がる階段の手すりも損傷したため、
支援を呼びかけたところ、全国から支援が集まり
その資金で階段の手すりが設置された(H25.3)
(現地案内看板より)(17:37)



引続き、日和山のそばにて(17:39)



(17:41)



(17:41)



r10で北上し仙台市に入る
津波の爪あとが残る(17:46)



右手の防風林の向こうが海(17:47)



仙台市はH25.10/29に記者会見で
この荒浜小学校校舎を震災遺構として保存の意向を発表
(ニュースより聞取り)(17:53)



(17:54)



18時に仙台市に到着(944km、14℃)
閖上で購入したおかずで夕食
匠やコロッケ(100円)、エビとサーモンの生春巻(350円)(20:18)



5日の走行距離 373km
5日の歩数 10,724歩


【感想】
平成25年度は宮城県内に赴任し、
東日本大震災の被災地である三陸地方を巡る機会を得た
復旧作業が進んでいるところ、
ドラマの効果もあり観光客が多数押しかけているところ
様々な状況を確認することができた

甚大な被害を受けた場所も
現在は建物の基礎や擁壁を残して更地になっているが
発災から間もない頃のがれき撤去などの作業は
表現できないくらい大変なものだっただろう
今後は基礎等も撤去され、震災の物理的な風化が進んでいくが
(特に被災地以外での)人々の記憶の中での風化は食い止めなくてはならない

国道45号での津波浸水区間の標示は
今後の防災対策だけでなく
車で通過することによっても
津波が到達した高さを知ることができる重要な資料だと思う

また、各地で復興を目指すメッセージを多数見かけた
そのうちいくつかは写真に収めたが
見ると自分自身も勇気づけられる

三陸を巡っていて、海岸の美しさを常に感じた
今回訪れた箇所は、もとは陸中海岸国立公園だったが
「東日本大震災により被災した三陸地域の復興に貢献するために
平成25年5月に三陸復興国立公園が創設された」
(環境省HPより)

また将来、復興した三陸の姿を確認しながら巡ってみたい
一日も早い復旧そして復興をお祈りしています


気仙沼市岩井崎にて(5/3 13:30)



3日間の総走行距離 944km
燃費 17.9km/L

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