待機電力って知ってましたか?

待機電力って何?

ちょっと周りを見回してください。いくつものリモコンにタイマー、時計機能・・・みんなその製品を使っていない時も電力を消費しています。この、家電製品を使っていない、何らかの入力(作動)を待っている間に消費される電力が「待機電力」です。

年間の待機電力量は?

待機電力は、家庭一世帯当りの全消費電力量の約10%を占めるとの調査結果もあり、無視できない大きさであります。各機器の待機電力のことを良く知って上手につきあえば、ある程度の省エネが期待できます。

待機電力ってどれくらいの大きさ?

待機電力は、機器によって異なります。また、同じ機器でも、機種によって格差があります。
商品別の待機電力(各社平均) 単位:W
テレビ 1.5 パソコン 3.5
ビデオ 6.9 留守電 4.7
CDラジカセ 3.5 電話子機 2.5
ステレオ 10.3 炊飯器 2.2
エアコン 4.6 電子レンジ 4.8
洗濯機 1.2 温水便座 8.1

1Wの年間電気代=約200円
ビデオ(待機電力6.9W)だったら、200×6.9W=1.380円のムダ!

待機電力と上手につきあうには?

待機電力の中には、お金には換えがたい安全性や利便性を得るために必要なものもあります。しかし、なかには、まったく必要がないのに、消費してしまっている場合があります。比較的使用頻度の低いものは、コンセントからプラグを抜きましょう。
例えば…

テレビ

お出かけの時や寝ている時などは、主電源を切りましょう。

エアコン

オフシーズンはプラグをコンセントから抜くか、主電源がある場合は切りましょう。

パソコン

スクリーンセーバー状態でも、約15%の節約にしかなりません。長時間使用しない時は、電源を切りましょう。

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