幻燐の姫将軍�U　　 　　　　　　　　　〜導かれし魂の系譜〜

メーカー　　　　　エウシュリー プレイ時間　　　 １４時間 ディスク枚数　　 １枚（ＤＶＤ） 音声　　　　　　　あり

　　　　　　　　　　　　　　　〜あらすじ〜
　　　　　　　　　　　　　　人と魔の共存を目指すため、カルッシャ王国に訪れたリウイ・マーシル。
　　　　　　　　　　　　　だがそれは共存を反対する者による罠だった。
　　　　　　　　　　　　　罠にはめられ、共存を願っていたテネイラ・オルクスを殺され、汚名を着させられたリウイ。
　　　　　　　　　　　　　彼が選ぶ道は共存か、それとも支配か・・・
　　　　　　　　　　　　　


ストーリー・・・・・★★★☆☆
　自分が選んだ選択肢により、ロウルート・中立ルート・カオスルートへと分かれます。
ロウルート・中立ルートはエンディングがちょっと違うだけで共存を目指し、同盟国としながら進んでいきます。
カオスルートは支配を目指し、全ての国を従属させていきます。
両ルートをやる事によって話が繋がるといった感じになっています。

グラフィック・・・・・★★★★☆
　全体的に、グラフィックはそれほど悪くはないと思います。
サブキャラなどもしっかりと描かれていて良い感じです。。
個別に見ていくと、まず立ち絵は可も無く不可もないといったところでした。
表情もセリフに良く合っている絵を使っていると思います。
次に一枚絵は、普通のシーンは特に問題はないのですが、
濡れ場のシーンで明らかに無理があるだろうといった絵が少し目立った感じです。
最後にドット絵では、クラスチェンジ後、誰なのか分からないといった絵があり、その点は分かり易くして欲しかったです。

音楽・・・・・★★★☆☆
　全体的に、そのシーンそのシーンでそれなりに雰囲気にあった音楽だったと思います。
評価としては平均的といった感じですが、オープニングに流れる曲はなかなかインパクトがあって良かったです。

音声・・・・・★★★☆☆
　これは個人によって感想が変わるかも知れませんが、大体のキャラは合っているんじゃないかと思います。
ただ、一人二役をやっている人などでは、このキャラには声が合っていないんじゃないかなぁと思ったりする事がありました。
後、戦闘中の声だと「気張りすぎでしょ、これ」といった感じの声もあったように思います。

システム・・・・・★★★★☆
　文章のスキップがついており、アドベンチャーパートは特に問題はありません。
シミュレーションパートは、戦闘パートのＯＮ・ＯＦＦ、難易度の設定などがあり遊び易いのですが、
セーブが１ターンに１回なので、もし失敗したらまたそのターンの最初から、といったところがややめんどくさいです。
また、二周目以降は引き継ぎが出来るので、比較的楽に進めます。
おまけ面では、シーン回想があり、別売りのアペンドディスクにより、エンディング回想も見えるようになります。

総合・・・・・★★★★☆
　一プレイするのにやや時間がかかりすぎるといった点を除けば、なかなかやり応えがあるゲームだと思います。
エンディングを見るのも１７パターンありますが、事前にロウ値・カオス値を調整すればまとめて見れるので、
さほど苦労はしません。
また、おまけとして、二周目は引継ぎが出来るし、隠しキャラも仲間に出来るなど充実していて良いと思います。
さらに、このゲームには幻燐の姫将軍�Tの内容をテキストタイプにして入れてあるので、
前作を知らない人でも話が繋がるようになっている点は親切な作りだと思います。

属性・・・・・姫かな？





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