「シスター・コンビネーション」
Sister Combination / 妹妹組合 / Schwester Kombination / Soeur Combinaison
 //略して「シスコン」(w

<プレイヤー人数>
3〜13人。(推奨は5人以上)
13人兄妹なんかにはぴったりですね(笑)

<デッキの内容>
12人の妹を誕生日の星座の属性ごとに4つに分け、それに従って色をつけました。
 赤(火) 鞠絵 雛子 咲耶
 緑(土) 春歌 可憐 花穂
 黄(風) 四葉 衛 白雪
 青(水) 鈴凜 亞里亞 千影

そして、12人の妹それぞれが描かれたカードごとに、
数字の 1〜8 , Mirror , Pass , Stack 2 , S.P.(文字ではなくアイコン) の12種類各1枚ずつ。
つまり合計144枚。
1デッキの枚数が最も多いカードゲームの予感。

<ゲームの目的>
とにかくルールに従って手札を出し、全て出し切ったら勝ちです。
 //誰か1人が手札を出し切ったらそこでゲームを打ち切り、残った手札で順位を決めるものと、
 //手札を出し切ったら勝ち抜けで、残り1人になるまで続けるものがあります。
 //どちらのルールにするかは予め決めておきましょう。

<ゲームの準備>
まず、プレイの順番を決め、デッキをよくシャッフルします。
 //3人前後で分担してやるのがベストです。量から考えて(苦笑)
シャッフルが完了したら、各プレイヤーに裏向きで7枚ずつ配ります。
プレイヤーの全員に配り終えたら残りは山札としてまとめ、
その上から1枚めくり、それを最初の場札とします。
もし数字以外のカードが出たら、そのカードは山札の適当な場所に戻し、再びめくり直します。
再び数字以外のカードが出たら同様に処理し、数字のカードが出るまで繰り返します。

<手札を出すときのルール>
自分の順番が来たら手札から1枚だけ、場に出せます。
その札は場札の山の上に置かれますが、置けるカードには制限があります。
(以下、単に“場札”という場合、場札の山の一番上のカードを指します)
 (a)場札と同じ色のカード
 (b)場札と同じ数字あるいは文字のカード
 (c)S.P.カード
このいずれかの条件に当てはまらなければ出せません。
手札から出せない、あるいは出したくない場合は山札から1枚(通常、一番上から)引きます。
この時、引いたカードが場に出せるなら出しても構いません。
出しても出さなくても、これで自分の順番は終了です。
 //要するに、UNOと同じです。
また、『おじゃまモード』の間は、場札と同じ色であっても数字のカードは出せません。
これは後述します。

もし、手札を場に出すことによって手札が残り1枚になる時は、
場に札を出すのと同時に『リーチ』と宣言してください。
宣言を忘れたのを自分で気づいたり、指摘された場合はペナルティとして山札から2枚、
宣言を忘れてそのまま上がった場合、同じく山札から5枚引かなければなりません。

またこの時、手札の最後の1枚は数字のカードでなければなりません。
最後の1枚が数字のカードでないにも関わらずそのまま上がった場合、
上のものと同じく山札から5枚引かなければなりません。
 ※2枚以上の手札の全てが文字あるいはS.P.カードであってもペナルティはありません。
  また、例え最後の1枚になっても出さなければペナルティはありません。
  ここはUNO(日本全般でのルール)との差異ですので注意してください。

<各カードの効果一覧>
場に出したときの効果です。
また、スタックについては後述します。
数字のカード(1〜8)(効果はなし)
Mirror順番の巡りを逆にする(=Reverse @UNO)
Pass次の順番の人を飛ばす(=Skip @UNO)
Stack 2スタックに2枚追加する(≠DrawTwo @UNO)
S.P.場札が何であっても出すことが可能で、
更にカード毎に特有の効果を実行した後に好きな色を指定できる(≒Wild @UNO+α)
※カード毎の特有の効果はカード自体に記入

S.P.カードに記載するテキストの複写
 注:
 プレイヤー = そのカードを出した人
 即座にN枚 = 防御不可能。但し順番は飛ばされない。
可憐プレイヤー以外全員に即座に1枚。
スタックがある場合はスタックから、無くなれば山札から配る。
花穂プレイヤーを起点にして、スタックから即座に1枚ずつ、無くなるまで配る。
順番は、スタックを配り終えた直後の人になる。
スタックに4枚追加。
咲耶スタックに [プレイヤーの手札の枚数] 枚追加。但し、最高は7枚。
雛子次の人に即座に2枚。
鞠絵スタックの枚数を半分(小数切り捨て)にし、
残り半分はプレイヤーの次の人を起点にして、即座に1枚ずつ、無くなるまで配る。
白雪順番を逆周りにし、スタックに2枚追加。
鈴凜手札が最も少ない人に即座に2枚(ずつ)。対象にプレイヤーを含む。
千影スタックに [直前の場札の数字(文字の時は0)] 枚追加。
春歌プレイヤーは即座に1枚、誰か一人に即座に2枚、スタックに3枚追加。
四葉誰か一人に即座に2枚。
亞里亞順番を逆周りにし、次の人に即座に2枚。
追記:
咲耶や鈴凜の手札の換算はプレイヤーが出した後の枚数。
つまり、鈴凜の場合、出した途端に自分の手札が全員のうち最低の枚数になったら自分にも2枚。

<『スタック』、『おじゃまモード』とは?>
山札の山、場札の山の他に、このゲームには“第3の山”があります。
それが『スタック』と呼ばれる所です。
ここには通常、何もカードはありません。
しかし、Stack 2 や S.P.カードの効果によりスタックにカードが追加されます。

スタックにカードを追加する時は、
「山札から、伏せたまま」スタックに指定枚数のカードを移します。

前述の効果によりスタックが1枚以上になったら『おじゃまモード』になります。
このモードの間は、「文字カードかS.P.カードしか使えません」。
もしカードが出せない場合はスタックにあるカードを全て引き取ることになります。
この時、引き取った人は場に札を出せません。
スタックのカードが無くなったら『おじゃまモード』は終了します。
以上が基本ルールです。
しかし、10枚以上のスタックを受け取ると“腐りやすい”ため、
スタックを受け取る時に手札の最大枚数で制限すべきか、とも思います。

以降は作者案の選択ルール「みんななかよく」です。
これを導入すると1ゲーム当たりのプレイ時間が長くなることが予想されますので、
使用の際はその点に留意してください。

限界手札16枚。
これを越えて山札からカードをひくことはできない。出せなければパス扱い。
同じくこれを越える枚数をスタックから受け取らなくても良い。
更に、この制限を越えるような「即座に〜」攻撃を受けた場合、
越えた枚数は即座にスタックに送られる。この処理は最も優先される。

この制限でスタックから受け取りきれずに残った場合、以下(a),(b)のどちらかを実行する。
どちらを実行するかは溢れたプレイヤーがその場で選択できるとしても、
ゲーム開始前に予め決めておいてもよい。

(a)スタックを残しておじゃまモードのまま。
(b)限界手札のプレイヤー以外全員に即座に1枚。
  スタックがある場合はスタックから、無くなれば山札から配る。
  スタックが残っている限り、これを続ける。
  全員が限界手札を越えた場合、スタックは全て山札に戻る。
   // 関係無いけど、この効果を“闇可憐”と言ったり言わなかったり(謎