<単勝馬券を考える> 競馬の本を読むとよく競馬に勝つには単勝で勝負とういのがよくあります。確率論からすれば配当の計算式が同じである為、期待値は同じです。特別給付金がある分多少有利かも知れませんが。では何故単勝なのか?考えてみると単勝馬券を買う場合1着になるかもしれないという馬券を購入するでしょうか?あまり購入しないと思います。配当が低いからゆえ多くの馬券に手を出さないからです。逆に馬連の馬券を購入する場合を考えてみましょう。2着になるかもしれない馬券は当然購入するし、穴も押えで購入することもします。したがって購入金額が増えてしまうことになります。これが単勝がよいという理由とわたしは考えます。言い換えればどの種類の馬券でもあまり手を広げず絞って購入することが大切だということだと思います。 |
<複勝馬券を考える> 複勝にはこんな考えを聞いたことがあります。複勝を単勝の2倍の購入金額購入し複勝の配当が150円以上つけば収支はプラスになるとういう考えです。複勝150円の配当はどのような場合なのか、配当の計算式から計算すると支持率17%の馬が1〜3着に入線した場合複勝配当はそれぞれ150円になります。この支持率で単勝配当を計算すると3倍の450円です。しかし実際は複勝配当150円の馬は単勝で5番人気程度の馬で配当は1000円程度です。これで収支プラスとなる為には複勝を2回に1回、単勝を6回に1回的中させれば回収率105%程度になります。これが実現できる人には有効な購入方法かもしれません。 |
<枠番連勝複式馬券を考える> わたくし自身は以下のような場合に枠番連勝を購入します。@購入馬が絞りきれないが枠連で考えた場合に注目馬が同枠に入り8頭立てのレースの馬連を考えるのと同様に考える場合。A人気馬と人気薄の馬が同枠になった場合馬連より枠連の方が配当が高い場合があります。この場合枠連を購入します。 |
<普通馬番連勝複式馬券を考える> ほとんどのひとの購入馬券の中心はこれだと思います。わたくしも購入馬券の中心はこれです。この馬券に関しての考えはありません。 |
<拡大馬番連勝複式馬券を考える>ワイド 自分自身の予想が穴馬券となった時に購入する。2着3着になった時悔やむから。 |
<普通馬番連勝単式馬券を考える> わたくしは基本的には購入しません。しかし馬連購入の際に馬単の配当で裏表を見て共に馬連の配当の2倍になっていれば馬単の方を馬連購入予定金額の半分ずつを購入します。たまには購入配分を考えてどちらが損得かを考えて購入することもありますが非常に計算が面倒なのであまりしません。でも実施した方が得なのはまちがいありません。しかしオッズは直前で大きく変化します。他の人もこのことを気にしています。一生懸命配分を考えても終わってみたら馬連を購入していた方がよかったなんてこともあります。これを実施するなら締め切り直前のオッズを見て購入することをお勧めします。 |
<馬番号3連勝複式馬券を考える> 高配当を得られるのが魅力です。しかし本当に一番高配当なのでしょうか?確かに18頭立てのレースを考えると各馬券の総組合わせ数は枠連:36通り、馬連:153通り、馬単:306通り、3連複:816通りとなり3連複が一番配当が高くなるように思われます。当然816番人気なんかがくれば何百万の配当になると考えられます。しかし、普通18頭全てを購入対象としては考えません。5〜6頭に絞って購入馬券を考えます。そこで6頭として組み合わせを考えると、馬連:15通り、馬単:30通り、3連複:20通りとなります。このように馬単の方が組合わせ数が多くなります。したがって5番人気ぐらいまでで決着した場合は馬単の方が配当が高くなるのです。もう一つ例を紹介しますと上位3頭の実力が抜けている場合、3頭で組み合わせを考えると、馬連:3通り、馬単:6通り、3連複:1通りとなり3連複が一番組み合わせ数が少なく配当が低くなる場合があるのです。 |
<3連単を考える> 導入されたらどうなるのだろう。18頭立てとすると組合わせは4896通り、3連複の6倍の組合わせ数となります。何千万などどいう配当もでることでしょう。 |
n頭立ての場合の組み合わせ数 | 18頭立ての場合の組み合わせ数 | |
単勝、複勝 | n | 18 |
枠連 | 28+ゾロ目の数 | 36 |
馬連、ワイド | n×(n−1)÷2 | 153 |
馬単 | n×(n−1) | 306 |
3連複 | n×(n−1)×(n−2)÷6 | 816 |
(3連単) | n×(n−1)×(n−2) | 4896 |