・・・王子さまのからだは、どこかの深い淵にまっさかさまにおちていって、ひきとめるにもひきとめられないような気がしました・・・・
(略)・・・
「ぼく、きみがかいてくれたヒツジも持ってる。ヒツジをいれる箱も持ってる。それから口輪も・・・」・・・(略)・・・
王子さまは、ぼくの手をとりましたが、また、心配でたまらなさそうにいいました。
「こないほうがよかったのに。それじゃつらい思いをするよ。ぼく、もう死んだようになるんだけどね。それ、ほんとじゃないんだ・・・・」

―――『星の王子さま』サン・テグジュペリさく、より抜粋―――

先日読み直したのですが、深い淵って部分が『Bitter Creek』のイメージにぴったりだな、なんて・・・勝手に思いました(笑)。