まず3日(火)憲法記念日。

初めは、半田の赤レンガを
故郷ガイド関係で、
行く積もりが、
亀崎の祭りに変更。
初めてだ。
まず神社にお参り。
神輿に晒しを掛け、
鳳凰をセット。
又、お供えのお神酒が並んでいる。
コモ酒は亀崎の物か、大手メーカーで無い様だ、
拾数年前此処に来たという人が居た。
話掛けたら、延々と会話が続いてしまった。
三河の人らしい、。
拝殿から階段を降り、
県の指定か、国の指定か、辺りの話を聞く。
道路迄降り、常は駐車場の広場迄来ても、話は終わらない。
町並みの向こうからざわめきが聞こえる。
「それジャー」で、別れて、ざわめきに向かう。
初めての「潮干祭り」で、
見逃しは嫌だ。
山車の上部分が人々の頭越に見える。
山車とすれ違うのは、混んでいて時間を取る。
5台と何とかすれ違う。全部で5台か。
其々が江戸時代的に美しい。
山車と町並みの狭さが合う。
以前、京都で山車を見たときは、大路の中央を出しが行き、
見物は歩道に縄を張り遠くから人込みから見た。
が、これが良い。狭い道に屋台が並ぶ。
屋台と屋台の間に見物人は控え、ゆっくり進み山車を間近に拝見。
町人文化の粋で有ろう。
彫りと刺繍。見事な物ばかり。
だが、最も素晴らしい者は、「人」である。
若者は勿論だが、子供も良い。大人も良い。年寄りも良い。
全部居る。これが良い。
平成になり、多くの古くからの町で、祭りが出来ない場合がある。
子供が居ないから、山車が引けない。
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綱をしっかりして、浜へ出る。浜で待つ。渚で引く山車がクライマックスだ。
カメラマンが列で待つ。山車が一台づつ国道を渡り浜に入る。
少し遠い。10倍のズームでも小さい。俺も数10枚撮る。
が、コンパクトデジカメでは、限界。
山車も渚に居るので、移動して俺も渚から見る。
やがて、山車は渚から浜に。4台は何とか登りが出来たが、
最後は引いても、引いても動かない。綱の前の山車の羽織の人に聞く。
「今年は俺が、引かないから」と。お祭りの会話だ。
やがて、前の山車の連中が総出で引き、あがる。
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各山車の後ろに幟がある。今年だけだろう、
右は、「国土安泰」左は、「震災復興」
五台揃って後ろからみる。ジーンと来る。
海岸で、此れを見ると、連想される。
島国「日本」。頑張れ。頑張るゾ。
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これ程の祭りだ。「祭りとは」と考える。
山車を引くのが、中心。だが、諸肌で舵を取るのは、10人程だ。
年寄り、若いの、小さいの、みんなで引く。
引くといっても、それなりにだ。「小さいの」は、歩いているだけ。
でも、それが「祭り」だ。「仕事」と決定的に違う。
山車の上に乗って笛を吹く。羽織の人が、付き添う。
羽織も色々有る。それなりの役があろう。それでこそ、祭りだ。
そして、だから、神様が喜ぶ。
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日本の神々よ、何を考えている。人間が神々を恐れなくなったからか。
東北の神は、何処へ行った。

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