-----no.5673---2012/--01月16日(月、朝)
松ケン清盛が始まった。
子役から松ケンに。つまり、元服した。
源氏物語「紅葉賀」を思い出す。
それは、光源氏と頭中将が踊り、褒めちぎる場面。
可愛らしい少年が、官位を得て(従五位程か)、お披露目で舞う。
武士で無く、武官だろう、太刀と弓で舞うのだろう。
十五才程度だと想像しよう。
その程度なら、多少の無作法も面白い。
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ドラマとして、面白くする為、「清盛=野生」を描く、が、俺の清盛像は、知的である。
只、白川法皇の知性を反面として持つ。
行動として、あすこまでしないが、精神的にする。それが、清盛である。
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役者が揃って来た。清盛を描く物語だ。頼朝は次の世代だが、現在、準主役的に現れる。
この二話では、白川が主役だが、それも消える。
(消えるが、強烈である、 伊東四朗の演技力だろうが、彼個人の性格と勘違いしそうだ)
その場合、白川が清盛を「認知」したかどうか解らんが、清盛としては、法皇御落胤と 影で、広めれば、天皇、上皇と親戚扱いとなる。私の解釈はそうで、それを利用した清盛が見える。 ただ、内裏の風習は、外から見ている。その辺が「源氏物語の光源氏」と全く違う。

平忠盛(中井貴一)
弟の忠正(豊原功補)
高階通憲(たかしなのみちのり:阿部サダヲ)
殺生禁断令(せっしょうきんだんれい)
祗園女御(ぎおんのにょうご:松田聖子)
鳥羽上皇(三上博史)
璋子(たまこ:檀れい)
藤原家成(佐藤二朗)
侍大将・伊藤忠清(藤本隆宏)
漁師の鱸丸(すずきまる:上川隆也)
母親(吹石一恵)
武者丸、のちに終生のライバルとなる源義朝(みなもとのよしとも:玉木宏)
登場人物は、現在大体以上だ。殆ど知らない。少しずつ調べたい。
漁師の鱸丸は、創作だと分かるが。

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