haruharu Page

-----no.5993------2012、02月07日(火、夜)
六冊目か。
タイトルに「むだばなし」がある。
司馬遼太郎は、小説家で・・と本人は云う。
1970年頃の彼本人の意見だ。
随筆家で無いと云う。
だから、これは「随筆」で無く、むだ話と定義している。
個人的な意見を言わして貰うと。
初期の小説より、「竜馬が行く」以降のほうが面白い。
後期の物は、「司馬史感」と云う定義で、随筆ぽい。
以前、「街道をいく」を読んだ。
これは勿論、小説で無い。
図書館でも、彼の本は
「小説」より、紀行、評論、随筆で
分類される方が多いと感じている。

1970年頃、貴方は何をしていましたか。
時代が蘇つて面白い内容もある。
それと、時代に関係無く、普遍的な感想もある。
面白い。
文は今でも古くない。
逆に、今こそ読むべき文もある。

タイトルだけでは、内容が想像出来ない物もあるだろう、
本の末尾の出典等を読めば、内容は分かる。
これは、俺の「資料」ホルダーに保存してあるので、
それを見る。

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