haruharu Page

-----no.6177------2012、02月20日(月、午後)
司馬の本。
彼は、評論家??。
そうでは無い。
只、評論を求められる存在である。
ただ、終り方は、疑問型で終わる様にも思う。だから、評論では無い。
答えは出さないで、宿題を出す
はっきり言えば、「解らない」だ。そうだろう。誰も解らない。
俺も、求めたい。今の日本を。
去年、東大阪の記念館へ行き、問いかけた。
何も言わない。
多分、彼は昭和20年と、平成23年と比べると思う。

今回は1974年10月から1976年9月だ。
田中角栄や、毛沢東が出てきた。
若い人には、知らない名だろうか。
その時代を知っていれば、現実である。
知っている人が、今考えれば良い。
歴史として、覚える事が無い。

空海や、正岡子規や、1550年からの100年が出てくる。

小説でも、新聞小説が多い様だ、私自身は、其を知らない。
常に単行本だった。

新聞小説は、投書が有れば、それに反応できる。修正も有りうる。
演劇の舞台と映画・テレビの違いが有るように思う。
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貴方は小説家に何を求める。
感動か、去年「山岡荘八の「徳川家康」を読もうかと思い、、止めた。
どうも違う。
吉川英二の「宮本武蔵」はどうか、これは読めるか。
徳川家康は大きすぎる。
宮本武蔵は謎が多い。
だから、どちらかというと、今の私は宮本武蔵を撰ぶ。
今「竜馬」は、大きくなりすぎた。好古や、真之がまだ、それ程、肥大してない。
子規も、もう少し大きくなつても良い。漱石や鴎外ほど大きく、

今、私には、読みたい小説家が出てこない。

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