-----no.6673------2012、03月31日(土、10時)
28日の午後である。
高槻に着く。
充分調べて来た。
3時間ある。
初めての町である。がその事は又後で述べる。
取り敢えず調べてきて、それに従う。
つまり、城を探す。駅前の繁華街を抜けると直だ。
コース通り歩く。現代劇場と有るが、何か解らない。その隣りだった。 江戸後期城主「永井氏」の神社だ。ここが、城外れに当たるか。
城跡へ向かう。歴史資料館を過ぎ、・・この辺から、雨が降る・・
中学校を過ぎ、すると明治陸軍が有った。「工兵第四連隊跡」
城跡は公園になっていた。高山右近が立って居た。が、此の丘は人工的だった。
民族資料館「笹井家」があり、特に感じたのは、屋根の竹だった。 間取り、土間、機織も有った。戸は上げ戸だった、その他は気づかない。
数分居ただけ。野球場、池に鳥。
雨は激しくなる。高山城跡の看板も有るが、読まない。
歴史資料館に入る。此処で今回の展覧は「永井家」だった。 「神様となる・・」と言うタイトル。残った資料を展示。 百石、七拾石の鎧もある。
ガイドもボランティアの様だ、碧南へ来たらしい。
我々と同じ様なものだろう。
「右近」を聞きたかつたが、もっぱら「永井」だった。
田の歴史が、知りたかったが、よく分からん。
城の土台の展示が有り、石垣の下に木材を敷き、松葉が出てきたと言う。 10分で、青葉が茶色くなったと言う。
ゆっくり拝見出来た。古文書なんかも多い。読めないが読んだ。
馬、画像「秀吉」複製、等々。
図録は五〇〇円だったが、買いそびれた。
常設展も面白い。
商工会館?を建築する時、土中より、
墓が出てきて、キリシタンの墓だと言う。

外に出たら、晴れてた。
寺町らしい所も歩いて宿へ向かう。

2012年03月へ

次いでながら、以下に工兵第四聯隊を調べた。 <工兵第四聯隊(淀四〇七九、中部第二十九部隊)沿革>
明治維新後、我が国は国防の必要性から逐次軍備の増強を図り、 明治4(1871)年4月に東山鎮台、西海鎮台が設置されます。
同年8月20日、 東山、西海の両鎮台を廃止し、鎮台東北鎮台(仙台)、 東京鎮台、大阪鎮台、鎮西鎮台(熊本)の4鎮台が設置されます。
明治21(1888)年、大阪鎮台は第四師團に改組され、 第四師團隷下の部隊として明治25(1892)年6月、工兵第四大隊(のちの工兵第四聯隊)が 京都府紀伊郡伏見町(現、京都市伏見区)において編成されます。
明治28(1895)年3月下旬、明治二十七八年戦役(日清戦争)に出征します。
明治36年(1903年)2月13日、師管の改定により工兵第四大隊の移転が決定します。
明治37(1904)年3月15日、明治三十七八年戦役(日露戦争)に出征します。
明治40(1907)年、高槻町(現、高槻市)が同じく誘致運動を行っていた和歌山市を制し、 工兵第四大隊の誘致に成功します。
明治41(1908)年春、陸軍省により兵営の新築が始まり、翌年3月、高槻城跡の新兵営に移駐します。
大正6(1917)年、淀川の堤防が決壊した「大塚切れ」に出動します。
大正7(1918)年8月14日、兵庫県知事の要請を受け、尼崎での米騒動収拾に出動。
昭和3(1928)年6月、第三中隊が重架橋作業演習の一環として高槻町の依頼を受け 高槻第一中学のプール建設を行います。
昭和9(1934)年9月、室戸台風による災害復旧に出動します。
昭和10(1935)年6月、第三中隊が芥川洪水の堤防防御に出動し、 決壊を防ぎますが北野小一郎上等兵が鉄線展張中に濁流に転落し死亡します。
昭和11(1936)年、工兵第四聯隊に改編されます。
昭和12年(1937)年4月29日、満州に駐剳するなか7月7日、支那事變が勃発します。
昭和14(1939)年8月、同年5月にソ連軍の越境により勃発したノモンハン事件の増援として 応急派兵の命を受けますが、到着前に停戦協定成立により帰還します。
昭和15(1940)年7月、中支湖北省雲夢地区に移駐し第四師團は第十一軍の戦闘序列になり、 10月、漢水作戦に参加します。
昭和16(1941)年1月、予南作戦、5月、江北作戦、9月、第二次長沙作戦に参加します。
11月には応城地区から上海付近南通に移動集結、第四師團は大本営直轄となり 南方作戦に備え上陸戦闘訓練に従事します。
昭和17(1942)年、第四師團は第十四軍隷下となり3月6日、 ルソン島リンガエン湾に上陸、4月3日、第二次バターン半島攻略戦、コレヒドール島攻略戦に参加し、 7月、大阪に凱旋します。
昭和18(1943)年9月21日、動員が下令され11月上旬、スマトラ島ベラワンに上陸、 第四師團は第二十五軍隷下となりパダンの海岸地帯に陣地を構築し英印軍の侵攻に備えます。
昭和20(1945)年4月、タイに駐箚しビルマ方面に対する陣地構築中に終戦を迎えます。