-----no.6685------2012、03月31日(土、17時)
殆ど、迷わず、住吉へ行く。
時間は充分有る。高槻は大阪だ。
京都より、遠い大阪の方が今後着にくい。
結果的に大分大阪が解って来た。
良かった。
地図が無い。高槻駅の中のコンビニで、地図を見る。
取り敢えず「天王寺」まで行くことにする。
高槻ー>大阪ー>天王寺ー>住吉で行った。
天王寺で聞くと地下鉄が良いと云う。
もう一人地下鉄で聞くと「阪堺電気軌道」だと。
それを信じた。間違い無かった。
長くて、暗い通路を通ると、「住吉」の看板があり、安堵する。
此れに乗る。
今時珍しい、路面電車。
50年も走っているか??。
運転席が先ず狭い。
足が入っていない。
それを無理して入れるから、半分はみ出す。
とても、女では、この蟹股は出来ない。
初めは道路を走る。狭い道路を走る。
車がスレスレで走る。その都度、運転は警笛か、ブレイキか、兎に角忙しい。
特に、右折する車が、問題だ。
スレスレなのに接触しない。
天才的と言うか芸術的と言うか。
地元の人も、「何十年ぶりだ、忘れた」そんなところだ。
----------
着く。降りる。
何か独特の雰囲気がある。
右手、公園。左手、大社。
先入観が有るのか?、
ここが海岸線をイメージさせた。
天気が良い。開放感がある。
大社の参道を進む。
源氏物語の光源氏が見える、そんな歴史が浮かんでくる。
進む。石燈篭が大きい。江戸の大阪、明治の大阪である。
四天王寺等と比べ、何しろ、広々として、開放感がある。
全て見る積もりで、進む。
そして、全ての時代の歴史を思う。
お田植えの田、川端康成、江戸の文庫、明治の玩具組合、
江戸の廻船、昭和天皇。
只、信長、秀吉、家康は見えない。
矢張り大阪だ。境内を行き切ると下町か

戻り、公園ものどかだ。子供、母親、年寄り、のどかだ。雪洞は有るが、花は少し早い。
自転車のおじさんが多い、ベンチで、将棋、失礼ながら「ヘボ将棋」だろう。だが、平和そうである。 勝ち負けより、淡い友情を求めている風だ。

帰りが、現代的な乗り物で、現代的なスピードで、JR線乗り換えまで。
多分、南海本線「新今宮」駅で、降りたのだろう。

2012年03月へ