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-----no.6893 ---2012、04月13日(金、12時)----------
又、又、桜だ。
町内。
雲ってきた。
今年の桜は、しみったれ。
知らないうちに、
もう終わりそう。

実は、目的は違う。
この日、出かけた最大の目的は、山桜で有った。
先日、自然の森を一周すると、山桜が小山の中に有った。
これが、どの程度、咲いて、目立つか??を見たかった。

春の旅行は、桜の発見が面白い。
それ以外の時期は、何の木が有るのか山肌だけでは解らない。
しかし、桜だけは、この時期目立つ。
バスや車から、「あっ、あんなとこに桜」と驚く事が多い。
「アレ」は此処ではどうかを見たい。
これが最大の目的だ。
西側の桜は目立った。が、
この小山の桜は??
少し時期は遅い。
この桜、林の中の木だから、上部に枝が少しあるだけ。
結論は、殆ど、目立たない物だった。
「桜」と言うものは、「人」が作るものだ。
まわりの木々を刈り、桜が枝を広げる様に作らなければ、
「桜」にならない。
「桜」と「桜守」が、セットである。

以前見た、山の斜面の真中の満開の桜は、
桜守が居たのだろう。
時に、山に登り、その桜木の下で、春の楽しみの為、
下草を苅って居た人が居たのだろう。
誰云うと無く、そんな「桜守」が居た、
そして、今も居るだろう。

アリガトウ桜守。

解説をすると、
自分は泥だらけになり、
美しいものを育てるひとが、
日本人だ。

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