haruharu Page

-----no.7290-----2012、05月07日(日、10時)------
刈谷で借りた本。
わざわざ刈谷である。
今更の本だ。
--------------------
日本列島改造論は以前・・
相当前だ。
その頃の本。
司馬は、この頃まだ若かっただろう。
小説家から、少しハミ出し・・
情念を感じる。
日本を憂えている。
今思い出したが、
「憂える」と言うと、
三島由紀夫が居た。
それを「批判」していた、
司馬の文を読んだ事も思い出した。
-----------------
さて、本論だが、
この本やはり「過去」の本かも知れない。
司馬の本しては、例外かもしれない。
否、過去の本ではない、
2005年1月30日改版3刷」とある。
-----------
扨、本から離れ、私事を述べる。
俺は家はもういい。
子供の話が聞こえて来る。
一人は、探していたが、取り敢えず「中断」。
もう一人は、
40迄は、住宅補助で何とか過ごすと言う。
もう一人は、
やっと、「アパート」だ。
この家賃の話が話題になる。
--------------------
俺は特に何も言わない。
聞くだけ。
俺の時代は俺の時代。
時代が違う。
聞かれたら言おう。
特に言う事もない。
本でも「読め」ぐらいか。
「司馬はこういう」と
----------------
坪何十万では、手がでない。
将来どうなる。
「購入して、値上がりを待つ」
という、意見は、全く無い。
まあ、当然、金が無いからだし。
ただ、未だ田中角栄の亡霊が出てくる。
------------------
司馬の情念だけは、残したい。
90パーセントの所得税の司馬だ。
この本、「アレ書け此れ書けの注文」の多い司馬が、
自分の意思で作った感のある。
「赤字でもいい」「本当に言いたい事は言いたい」
そんな本だ。
-----------
それに対し「無罪の小沢」が情けない。

2012年05月へ