-----no.9449----2018、10月30日(火曜、15時、午後)------

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清水次朗長伝
秋葉の火祭り ,吊古屋の御難 ,勝五郎の義心 ,石松と勝五郎 ,お蝶の焼香場
次朗長の貫禄 ,久六の悪事 ,次朗長の計略 ,大野の宿場 ,代官斬り ,石松金毘羅代参
石松三十石舟道中 ,石松と見受山鎌太郎 ,石松と都鳥一家 ,石松と七五朗
閻魔堂の騙し討ち ,お民の度胸 ,石松の最後 ,為五郎の悪事 ,追分三五郎 ,
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〈東海遊侠伝〉は天田愚庵の作である。
愚庵は陸奥国磐城平藩(むつのくにいわきたいらはん)の藩士の子として生まれるが、
15歳の時、戊辰戦争の悲運に襲われ、父母と妹が生死上明の行方知れずとなった。
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山岡鉄舟も、父母妹を執拗に探し続ける愚庵に心打たれたひとりである。
しかし野放図な愚庵の漂泊を危なっかしくて見ていられなかった鉄舟は、愚庵を次朗長に預ける。
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1884年、明治政府は〈賭博犯処分規則〉を公布。
博徒の存在を抹殺する強硬策を打ち出し、次朗長も逮捕されてしまった。
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1872年、〈東京浪花節組合〉が結成され、新政府教務省の指示により芸の由来書を
提出したとき〈浪花節〉という呼称が初めて公にされた。
昭和三十年代に入ると、日本浪曲協会は、蔑称としても使われていた
古いイメージを嫌って〈浪花節〉という呼称をやめるようにNHKに要望した。


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以上は引用である。

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ここから、私の文章である。
20歳の頃、LP盤を買った。
よく聞いた。
今更ながら、感動。
明治の人が江戸を懐かしむ。
江戸と言っても「文久《辺り。
江戸時代を武士の世界と思う人もいる。
が、文久あたりは、ヤクザの時代だと思う。
お蝶に百両の香典・・
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明治大正昭和の庶民は、広沢虎造が一世を風美する。
また、復活したいものだ。

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