-----no.9506----2018、11月02日(金、18時、夕)------

次回で亀崎古文書で、「奥の細道」が終わる。
今回、素龍の跋まで行った。
そのあとにも、一文ある。
-------------------------
ここまで来たら、今更、本体の概論はやめたい。
素龍本だ。
「能書家の柏木素龍」に清書と有る
芭蕉は能書家では無いと自分は思っているからだろう。
後世の我々が「芭蕉の自筆」を探すが、
芭蕉にとって、「自筆」は汚いと・・
つまり、見せたくないと言える。
--------------------
文学とか、芸術とかは「そういう物」だろう。
俺はここでも何度か言った。
「文学と歴史」は違う。
つまり「芸術と事実」は違う。
具体的なものが、これであり、
又「忠臣蔵と元禄赤穂事件」とは違う。
-----------------------
さて、今、話題らしい。
右写真だ。
最近のものだ。

芭蕉の「奧の細道」原本、修復完了
2012.10.11 20:19
修復された奧の細道の原本(右)と継承者の西村さん=敦賀市
 俳人、松尾芭蕉の紀行文「奧の細道」の原本、「素龍(そりゅう)本」の修復が完了し、
11日、福井県敦賀市のそば店「孫兵衛」で報道陣に公開された。
 元禄7(1694)年に芭蕉の弟子、素龍が清書し、
重要文化財に指定されているが、
芭蕉直筆の題名部分などは傷みが激しく5カ月かけて修復した。
 本を受け継ぐ店長の西村久雄さんは「当時の姿を見てほしい」と
15、16両日に一般公開する。
問い合わせは市文化振興課(0770・22・8153)。
------------------
重要文化財である。
国宝では無い。
だが「奥の細道」それ自体は、国民的「国宝」に近い。
あまり、事実との比較はしたくない。

2012年09月へ