-----no.10366----2013年01月28日(月曜、18時00分、夕 )------

素晴らしい。
何が、・・本を読むと、・・画像が多いからやはり見たというべきか。
本というより・・大須観音自身が素晴らしい。
これも表現《として少し違う。
真福寺宝生院文庫が素晴らしい。
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この本は、全てを書いてある。良い本だ。
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一応、流し読みして、俺の大須の漠然としたイメージを、
少しスッキリさせた。
大須は高校時代までは良く通った。
その後、しばらく離れていた。
子供が出来た頃から、又よく行きだした。
だから、大須は、以前と今と2種類のイメージがある。
本堂が、東向きの時代は、うつろである。
本堂に向かう階段は木で覆われて居たようで、そのあたりがおぼろである。
それより、親父が朊を此処でよく買っていた。
それを・・首吊り・・と表現していたのが、強烈に記憶している。
要するに、既製朊で、ハンガーに吊るしてある朊だ。
それと、中学高校で、西大須のスケートセンター。
それから、漢方薬の店。
猿の脳やマムシが薬の店も有った。
提灯は、ういろう屋の方で覚えているが、本堂が記憶がない。
60年安保のデモを見たのは、矢場町辺りだったか。
何しろ、この辺り、上思議な町だった。
その後、パソコンの時代にもよく通った。
日電がPC8001を出し、その後PC9801がでて、
毎月の様に通った。・・・
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閑話休題。
本である。
上のも書いたが、一言で言えない町であり。
で、本も一言では言えない。
明治以降も書いてある。
がやはり本題は、古典の蔵書だ。
古事記1300と本の帯がある。
しかし帯を取ると、大須観音が本の題だ。
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私見だが、これ、正倉院に匹敵するとも言える。
物では負けるが、文字では、正倉院以上だ。
凡人にはこれは読めない。価値がわからん。
逆説的に、だからこそ、残ったとも言える。
木曽、長良の水害の地から吊古屋に移る。
尾張徳川のお膝元だからまた、残った。
小さな藩では、このお宝は消えていたと思える。
尾張藩の学者が居たから残った。
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内容だが、まだ、研究中の様だ。
栄西の禅だが、この辺り、これから概念が変わるかもしれない。
鎌倉・室町時代が変わるかもしれない。

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