--no.11255--2013年04月19日(金曜、15時22分、--

数日前、寝床で読了。
寝床と言う事は、調べながらでは無い。
もっと言えば、流し読みである。
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松平容保については、久しく論議さてている。
ここでも、八重は脇役である。
そもそもこの本が発行された経緯がわからん。
購入当時は、NHKの大河ドラマで、そのガイド版と思った。
だが、タイトルを見ると、150年の記念号で、
それに、八重が、便乗したと考えて良い。
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頁58までが容保。
頁82までが山本覚馬。
頁148までが八重である。
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頁数でいくとやはり八重の本か。
八重については、特に幕末までは、上明が多い。
NHKが今後どう進むか知らない。
今のところ、どちらかと言うと覚馬の方が主人公に近い。
八重のホントの活躍は、慶応四年以後、京都へ来てからだ。
そちらの描き方を期待する。
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資料としは、看護婦として、と、御茶に付いてと。
その他、襄の妻としてだ。
ほぼこの三点の追求で、彼女が見えてくる様だ。
明治三十九年、勲七等から勲六等に上がる、日露戦争だ。
又、明治三十一年、御茶で、新島宗竹と吊乗る。
昭和三年、容保の孫、勢津子、又ハ節子が皇室に入る。
それを喜ぶ、いくとせの峯にかかれる村雲の
      はれてうれしき・・・
   最後の部分は勉強上足で読めない。
この短冊は本物だろうが、右に載せない。
いつか機会があれば、NHK大河の終わる頃出るかも???
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ここでは、容保と孝明との主従関係を描いた。
宸筆を容保が持っていた事だ。
容保の筆で、・・一身に離サス・・とある。
この点も、他人が見てたからでは無いと思う。
風呂場まで、持っていたと言う咄をどう考えるかだ。
これが、今の疑問だ。
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もう一つ蛇足を。前にも書いたが。
八重は美人か??の疑問だが、・・
明治10年と昭和七ねんの写真がある。
これで、考えて欲しい。
よく、年寄りになり、昔を懐かしみ銃を持った写真がある。
あれは、NHKの企みと考えた。
あれも八重だが、あれだけでは無いと考えて欲しい。
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歴史はそれなりに重たい。
が、その中で、一生懸命生きた人が今、注目される。
3。11後、東北は頑張って生きている。
八重が、心の支えなんだろう。
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