--no.11460--2013年05月13日(月、15時57分---

読書その二だ。
明治も初期五年生まれ。
白状すると一葉を読んでない。
余りにもはかない人生である。
花が咲こうという時に逝った。
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還暦を過ぎた男が之を読むべきだろう。
明治25年頃を。
是非、たけくらべだけでも読まなければと今、
思っている。
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彼女の性格を今、想像している。
少し気の強さがあったのだろう。
幸せな少女時代が有った。
明治十六年五月は小学中等科第一級は五番。
明治十六年十二月は小学高等科第四級は主席だ。
母、多喜は・・女に教育は要らない・・という。
一葉は、教育より、歌、短歌に進む。
この時の書、短冊が多くある。
これが、実に美しい。書が分からない俺が感嘆する。
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が、歌では、食えない。
戸主にもなる。家計が掛かる。
小説が金になると知る。
半井桃水に師事する。
この辺りの書簡は面白い。
噂が有った、で避ける。
この辺りが小説の下地になる。
森鴎外にも惜しまれながら逝く。
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漱石も鴎外も、又、諭吉も天寿を全うした。
が、一葉は余りにも短い。
五千円札程度に知られて欲しい。
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