--no.12097--2013年07月15 日(月曜だが休み、七時十八分、--

11日の古文書の亀崎に続き東浦。
今期最終回
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取り敢えず、起こしを示す。
========d20130712古文書東浦証文.mem==========
  往来証文之事
此度、利右衛門事、心願之趣意、有之、諸国//神社、仏閣、為拝礼、罷出候、此者、代々、禅宗二而
拙寺、檀那二紛無、御座候、御法度之切支丹//宗門二者、無之、候間、 X 御関所、国々御番所
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並、船川御役所、無相違、御通、可被下候、若//又、此もの、何方二而、病死、仕候共、此方江、御付届二
上及、其御所之御慈悲ヲ以、御取置、可被下候//依而、為後日、往来、如件
  天保七申五月日
  御関所
  国々御番所並村々御役人衆中
       奥州相馬標葉郡
    鴻之草村
       仲禅寺
=====d20130712古文書東浦坊主手紙.mem================
厳寒之砌、御浄//家、益、安祥、珍重
存候、拙衲、無事、当冬//雪国江、行化、一丈
余之雪中、破笠//草鞋、日々、乞食、相
淳申候、春来ハ、御面//圭度、時気、向尋迄
早卒、上悉
   歌雲 (花押
  十一月十九日//  日高理作君
  
  野に山に//   雪路をかよふ
    黒染の//  ころものそでの
   かわくまも//    なし
===d20130712古文書東浦坊主手.mem=========
一応、先生のお陰で、読めた。謝謝
大体の意味は分かった。時々読めない字はお愛想である。
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天保の旅人、奥州相馬標葉郡 鴻之草村 利右衛門
は矢張り、緒川で死亡したと考えるべきであろう。
東海道から知多半島を少し外れるので、
旅の途中と言う考えにくい。
日高さんが知人なら、何か。
商売、先祖・・親戚か、
有吊な寺も思い当たらないが寺関係なら禅宗か、
何かで寄ったと考える
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僧、歌雲。
ころものそでのかわくまもなし・・
色っぽい歌ではない。
袖(そで)である必要がない。衣の裾(すそ)の方だろう
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何れにしても、中々の文学である。
文人としての日高理作を調べるのもまた面白いかも。
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前回までの起こしを頂くコピーで。
これは、俺のと、比較していただき、俺の未熟を笑うのもまた、面白い。
自分ではまだだが。
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