--no.12989--2013年10月31日(木曜、9時26分、--

少し、気になり、小さなページ。
先週の桜井行き。
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三輪神社の神紋だ。
三本杉だ。
勿論、天皇関係の紋では無い。
が、菊、巴、も見つけたが・・そこに混じって有った。
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少しだけ調べた。
まあ、原始的な紋と言える。
自然を見るとこんな紋はすぐ浮かぶ感じがする。
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三輪といえば、 三つの輪・・これが紋として一番だろう。
が、三という数で考えると、三ッ鳥居がある。
それが、無理してみると三本杉に見えないことはない。
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三輪の三はまあ、これで良い。
輪・・は何か・・これは宿題。
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何で、此にこだわったか・・
確か、家紋がこれに丸が付き、
丸に三本杉・・
以下に調べの結果を写す。
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大物主神(おおものぬしのかみ)の御吊をもって祀られたのが大神神社のはじまりと伝えらる。
 それ故に、本殿は設けず拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝するという、
原初の神祀りの様が伝えられており、わが国最古の神社としても知られている。
また、大三輪之神(おおみわのかみ)として、大三輪に対して大神の文字を当て、
神様の中の大神様として尊崇を受け、古来より、朝野の崇敬殊に篤かった。
 大神神社が鎮座する大和三輪の地は、古代日本文化発祥の地であり、
政治・経済・文化の中心地でもあった。
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 杉は日本特産の常緑高木で、その大きく真っ直ぐに伸びたスガタは清清しく、神寂びた感じを与える。
むかし、杉の木は神を請来するための依代として用いられたことから、神社の境内に多い。
『万葉集』にも「神南備の 神依板に する杉の 念いも過ぎず 恋のしげきに《という、
神の森の、神の宿る板にする杉のように、わたしは、
しきりにあなたを恋している・・・。という歌が収められている。
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一族は「三つ鱗《「三つ巴《を用いるが、「三つ鱗《は「三本杉《が変形したものと考えられる。
幕末の蘭学医緒方洪庵も遠い後裔で、杉紋を用いている。一見「三つ鱗《にみえるが、
杉紋がデフォルメされたものである。
 その他、緒方氏流の旗本藤林氏、穂積氏流の鈴木氏、清和源氏流の新見・上林・小島の諸氏、
藤原氏流の本多・有馬・岩瀬・杉浦・戸川の諸氏が杉紋を用いた。さらに、
大神神社が酒の神様であったことから、酒造、酒の販売に関係した家でもこの紋を用いているようだ。
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早々。
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