--no.13070--2013年10月12日(火曜、8時58分、--

図書館の本。
信長の部分だけでも読もう・・と借りたが、
一応、全部通して読む。
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主題は・・茶の湯である。
ある程度、武将を知っている事が前提となろう。
その辺り、大和田哲男が監修している。
この人の監修で、読もうともおもったのかもしれない。
つまり、単に、茶の湯の本では、俺には困難だ。
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茶の湯に関しては、やはり困難な部分がある。
茶室がある程度わかり、茶道具もある程度わかり、
ある程度、博物館で現物を見てないとその辺りまでは分からない。
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が、武人の茶に対する意見は、面白い。
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目次を見ると、
25人がある。
大内氏から始める。
3に信長。信長は京に上りこの時から茶が始まる。
ただ、57頁から、84頁だから、27頁。
他より少し長い。
10に秀吉。171頁から、192頁。
全体で、370頁の本だが、それから考えると、
信長、秀吉はまあ、同等程度だ。
・・来月、映画利休に尋ねよ・・を見ようと思うが、
それらを考えると、秀吉の部分が短い。
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信長の言葉として、・・天下布武・・が知られる。
が、だ、又、茶を天下の道具にしたのも知られる。
信長以下の武将が、結構、信長の影響を受けている。
信長からの、拝領茶道具をもらう武将が各自それなりの考えを持つ。
秀吉もその口だし、
光秀の天正10年1月に信長書翰を茶の床に掛ける。
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茶の湯は何か・・
荒れた心だけではいけない。
時には、休もう・・茶を飲んで。
つまり、茶は教養ではない・・茶は人生の休養だ。
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中々いけない。せめて、コーヒー・・
あれは、興奮させるのか、落ち着かせるのか???
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追伸・
この本は復刻版の様だ。
作者は故人だ。1902年生まれ、
1987年没。
桑田忠親。
少し調べる。以下。
歴史家。東京生。江戸後期の蘭方医・桑田立斎の末裔。
父は軍人の桑田五八郎。国学院大学国文科卒業。
東京帝国大学史料編纂掛に勤務、のちに国学院大学文学部教授・吊誉教授を務める。
専門は日本中世・近世文学史と茶道史。
著書に『豊臣太閤伝記物語の研究』『日本茶道史』などがあり、
『桑田忠親著作集』全十巻が刊行されている。昭和62年(1987)歿、84才。
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