--no.13532--2014年01月18日(土曜、10時40分、--

17日の午前。古文書東浦が始まる。
---------------------------
先ず、手始めが・・「うそもあり まこともあり、・・
これが、ひらがなが読めない、読めても、わからない。
番付だが、世相が違う。
例えば一番始め・・おやまのほれたといふのだが、
おやま・・がどういうものか、幕末のおやまとは??
関脇 しゃくせん は借銭の様だ。
小結 妹を乳母として・・は、嘘で、恋人だとか・・
前頭1 の質草を値段を上げろということか
前頭三 キリ芝居は、1回キリの芝居
---------------------------------------
奉公人請状ノ事・・・は
年貢と書いてあるが、こういう言い訳は、常套手段である。
1両の金で、1年、奉公させるだけの事。
倅では無く、娘だろう。
申の12月から酉の12月まで。これで何年かわからないだろうか>>>
--------========d20140117古文書東A.mem==========
うそもあり まこともあり、
大関 おやまのほれたといふの
   としよりのはやう まいりたいといふの
関脇 しゃくせんこわれて つごもりにとしはら升
   げいこおやまと物うりて、銭取に ゆくと  
                今花かいてじゃといふの
小結 乳母にあひにくる兄
   わが子を人がほめるの
前頭1 絵にかひてあること 
    ひちおきの ついうける
前頭2 たびで道のりたずねると もう半道ばかりといふの
    いろいろのみせもの
前頭3 きり芝居の今 まくがあいたといふの
    せけんばなし
前頭4 仲人のいふこと
    さけのみのこりた
前頭5 でっちのはらいた
    商人のもとね
前頭6 常せつたいのこんりゅう
    げいこのざしきへ きてあーしんど
前頭7 古筆もの
    今はyる えいりのよみ本
前頭8 あみうちの 手がらばなし
    そうばしのすへひばなし
前頭9 わかい男の今はんきまつている
    三十石のもう今でる
前頭10 わりきの八がれ
     さかなやの、あたらしい
前頭11 かし本やの、此本はおもしろい
     うけあいのすいくわ
前頭12 わかい女の男ぎらひ 
     わかいときの、てがらばなし
前頭13 紺屋のあさつて
     芝居のきやうげん
行司 かしまのことふれ
   宮寺のきしん札
   すし屋のつみ銭
頭取 開帳の宝物
   冥加帳の一筆
   富の札やの千両当たり



---------------------
============d20140117古文書東B.mem=========
奉公人請状ノ事
1、藤江村七左右衛門倅、おわかと申者
 当申極月より、来ル酉ノ極月
 まで、御奉公二、罷出候二付、御手前
 召抱、可被下候、御給金壱両借用
 仕候処、実正也、 右ノ金子は、御年貢
 上紊差加へ二、仕候、 一、此者、宗旨代々禅宗二
 紛無御座候、 一、此者、相煩候ハバ、二三日は
 御免可被下候、若、長病二相成候ハバ
 人代、相立、少も御公様え、御搊懸け申
 間敷候、後日為、奉公人手形、依て
 如件
   申極月二十日
         藤江村 七左右衛門
          請人 重五郎
   緒川村
     日高利作樣


----------end of page-------