--no.13780--2014年02月23日(月曜、8時10分、--

21日の夜の講座。
歴史会。
この日は、龍馬の手紙。
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良く見ると、
文久三年五月十七日乙女宛て、
文久三年六月二十九日乙女宛て、
の二通。
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これだけで、龍馬を云々するのは早計だろうが、
まだ、甘えんぼーの性格が見える。
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有吊な手紙だ。
例えば・・えへんえへん・・とか、
日本を今一度洗濯・・・とか
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古文書の訓練には良いのだが、でもこれは例外の文と思う。
口語である。それが龍馬だ。
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講習後、一言俺は言った。
  申す可く候。だが、これは、
  筆は、可申候・・。
今、一度、文を読み返すと、レ点が入るべき文字が殆んど無い。
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この時代、男と女の筆は違う物だ。
が、龍馬は女の字で書いている。
女としては、あまり綺麗な字ではないが・・・
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ここで、少し、話が、飛ぶ。
日本史で、人物を選ぶと先ず、信長、その次に龍馬。
と、私は考えて居る。
この二人とも、上慮の死だ。
天正十年、と、慶応三年だ。
時代が動くとき、変な人物が出て来る。
この二人とも、当時の常識では測れない。
そこまでは、いいですか。
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扨、此処からだが、で、現代人は現在の常識で過去の人物を見る。
信長は扠措き、龍馬だが。
上にも少し触れたが、女の様な一面がある。
が、之を、司馬遼太郎が、龍馬がゆく・・を書いて変わった。
つまり、英雄になった。
が、歴史と言う大きな視線で見ると、
子供の様な男である。
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俺は、まともな文章を書けない。
そういう男の俺が、龍馬がわかるのだ。
まともな文章を書く人には、龍馬は理解しがたいのだろう。
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扨、今回の研修はほんとに、丁寧である。
崩し文字の例なども揃う。
俺にはあれだけ、丁寧な資料の作成はできない。
また、読ましてもらおう。
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