--no.13954--2014年03月17日(月曜、七時10分、--

今回のBookOffの第2冊目読了。
中国関係。
西太后だ。
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大体、1世紀前の事。
これは、日清戦争の後、日露戦争前の西太后の発言が主である。
通訳が西太后に愛されて、いる。
だから、殆んど、正確な、西太后の発言だろう。
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時代を考える上でも、貴重な発言だろう。
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写真撮影に着いても、明治維新のそれを思わせる。
が、やはり、清国はそれが大きいだけあり、
西洋文明の受け入れは、抵抗もあろう。
が、何れにか、西洋化するかもと思われた。
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が、これは内容と関係ないが、
未だに、帝国主義の感じが、中共には感じる。
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今読んでいる本は毛沢東、トウ小平の後、
間違ったかも。
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筆者の渡辺みどりだが、マスコミ・・日本テレビの人間。
彼女が、この主人公にあったのはほんを出した2008年の
その30年前だという。
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2008は西太后の没後100年でもある。

徳齢
出生: 1885年 死去: 1944年11月22日
出身地: 清湖北省武昌
職業: 文筆家
徳齢(とくれい)は中華民国時代の文筆家。
清末の正白旗漢軍旗人で駐日公使、駐仏公使などを歴任した裕庚の娘。
母親はフランス人であったとされる。 妹容齢とともに西太后のもとに仕えた。
兄勲齢も宮廷で雑用係を勤め、写真撮影ができたために西太后の宮廷生活写真を撮影している。
湖北省武昌で生まれ、荊州で幼年期を過ごした。
1895年より父の任地であった日本で3年間を、フランスで4年間を過ごした。
海外の生活の中で、外国語と教養を身につけ、各国の国情に通じるようになった。
容齢とともにイサドラ・ダンカンに舞踊を習ってもいる。
1902年、裕庚の任期が終了して帰国したのに従って、17歳の徳齢も北京に至った。
義和団の乱以後、西太后は各国公使とその夫人たちに会うことを好むようになったが、
慶親王奕劻より裕庚の娘が外国語と西洋のマナーに通じていると聞き、
徳齢と妹の容齢を宮中に女官として召し出した。
徳齢は西太后と外国公使夫人の通訳を務めたが、
1905年に父の病により宮中を出て上海に移り住んだ。
徳齢によると、宮中にいた期間に西太后は栄禄の息子の巴竜とめあわせようとしたが、
光緒帝の計らいで沙汰やみとなったという。
1907年5月21日、アメリカ合衆国の上海副領事サディウス・ホワイトと結婚し、
1915年に夫に従ってアメリカに移住した。
アメリカ移住後に英文で回想録と記録文学の執筆を始め、
西太后と宮廷生活の情景や清末の政局の見聞を描いた。
また中国でも顧秋心・秦瘦鷗らによって翻訳され、
『申報』などに掲載され、大きな反響を巻き起こした。
日中戦争中は宋慶齢が立ちあげた保衛中国同盟に参加した。
1944年、カリフォルニア州で交通事故により死去。
徳齢の一連の作品は清末の貴重な宮廷回想録と思われているが、
小説と回想の部分が上明瞭であって、史料として使用するには非常に注意が必要である。
例えば“Imperial Incense”(邦訳『西太后絵巻』、
『西太后汽車に乗る』)では徳齢が西太后とともに汽車で熱河、
奉天を旅行したことになっているが、これは完全なフィクションで、
西太后が熱河に行ったのはアロー戦争の時に咸豊帝とともに熱河の避暑山荘に避難した時のみで、
奉天に至っては行ったこともない。
他の作品でも同様にフィクション、脚色、史実誤認が多数みうけられ、
小説として割り切って読むほうが無難である。
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渡辺みどり
東京都出身。戦時中に秋田県花輪町(現・鹿角市)に疎開。
後、東京女学館に入学。
文化祭で原爆展を企画したために学校から咎められ退学。
東京都立城南高等学校に編入学し、卒業した。
早稲田大学に進学。女子ボート部で活動した。
日本テレビの公募入社第1期生としてテレビ番組の制作に携わる。
1966年以降25年間にわたって制作した三つ子の家族のドキュメンタリー番組が評価され、
1980年に民放連盟賞テレビ社会部門最優秀賞を受賞した。
女学館時代の友人や自宅近所の知り合いを通じて美智子皇后と親交を結ぶ。
1959年4月10日の皇太子(今上天皇)成婚記念パレード中継にかかわったのを皮切りに、
皇室報道に携わるようになった。
1984年にはチーフ・プロデューサーになり、
昭和天皇崩御特番でも総責任者を務めた。皇室関係の著作多数。
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