知多市の中で最も北に位置する「八幡(やわた)」。
明治11年郡区町村編成法の実施に伴い、寺本4か村(平井、中島、堀之内、廻間)が併合して八幡村となりました。この地名は、寺本4か村の氏神である八幡社からとったものです。 その後、明治39年に、八幡村、新知村、佐布里村が合併して八幡村となり、大正11年に、八幡町になりました。昭和30年、八幡町、岡田町、旭町が合併して知多町ができましたが、地名は残り、知多市となった現在に至っています。


八幡の行事

■法海寺
 白鳳時代の建立といわれ、市内で一番古いお寺です。
 毎月8日に薬師月例法要があり、
 11月には、薬師大祭が執り行われます。
 12月31日除夜行事として、大護摩修法、除夜の鐘が行われます。
■盆踊り(薬師会館前)
7月最後の土曜日曜

老若男女が輪になって踊り、夜遅くまで踊りの輪ができます。
夜店もたくさん出ます。
■市民運動会(八幡小学校グランド)
9月下旬


秋の一日、子どもからお年寄りまで、グランドいっぱいに楽しみます。
なかでも、字対抗競技は、総合優勝目指して、特別盛り上がります。
閉会式前には、お楽しみ抽選会も!
■八幡神社
1月1日 元旦祭
2月    祈年祭
7月30日 大祓式、茅の輪くぐり
10月の第二日曜日(8日の場合は、15日) 例祭
11月 新嘗祭

■八幡神社祭礼
10月の第二日曜日(8日の場合は、15日)

八幡全域を各字の花車が練り歩きます。
八幡神社には出店もたくさん出て、昔懐かしい祭りの雰囲気がいっぱいです。
午後には、渡御(お渡り)といって、中島の天白社まで、行列があります。


寺本
 もともと「寺本」という地名が示すように、神社仏閣はたくさんあります。

秋葉神社(荒井)










↓八幡神社は、寺本4か村の総社で、法海寺鬼門守護のため、
  1685(貞享2)年造営とされています。

  貞享は、江戸時代、5代将軍徳川綱吉の頃です。
青峯観音堂(荒井)

海で働く者を守るために祀られただけあって
お堂は、珍しく北西(海側)を向いています。
八幡神社(荒古)
青木稲荷社(荒古)
天王社(堀之内)










↓極楽寺は、
天正10年(1582年)創建
大祥院の末寺として建立

天正10年は、安土桃山時代
あの本能寺の変があった年です。

八幡神社の祭礼の神輿渡御は、
八幡神社から↓天白社までの行程
です。



天白社は、
1669(寛文9)年造営とされています。

 寛文は、江戸時代、
4代将軍家綱の頃です。


境内には、雷のこどもが落ちたという
伝説の井戸があります。
秋葉宮(廻間)

「どん山」の上に祭られています
極楽寺(廻間)
天白社(中島)

青峯観世音菩薩(中島)
光明寺(中島)












↓龍蔵寺は、
元和3年(1617年)創建

元和3年は、江戸時代
2代将軍徳川秀忠の頃

秋葉社(浜小根)
神明社(中小根・浜小根)

創建年 不祥 別名日暮宮
龍蔵寺(中小根)

知多四国霊場
第81番札所

法海寺(上平井)
常光院(上平井)
↑法海寺は、
飛鳥白鳳時代、668年の創建
大化の改新で有名な
中大兄皇子が天智天皇として即位して
7年目の頃


ご本尊は薬師如来で
「寺本のおやくっさん」と親しまれています。



吉祥院(上平井)
←吉祥院は、
法海寺建立の際、1山12坊の1坊として建立






→大乗院も、
法海寺建立の際、1山12坊の1坊として建立
毎年6月1日に子どもの虫封じのための
「井戸のぞき」が行われます。
大乗院(上平井)
御獄神社(西平井)

明治13年(1880年)創建
「平井のおんたけさん」
電気のない当時、燈明を焚いて
漁師から「御獄山の明かり」として
灯台の役目をしていました
創建前年(1879年)には、
エジソンが白熱電球を発明したばかり!
栖光院(西平井)

←栖光院は、
元亀元年(1570年)以前の創建

元亀は、戦国時代、足利義昭将軍の頃

大祥院の末寺として開基
寺宝の尺八にまつわる伝説があります。


地元の人は、
「せーこわん」と呼んでいます。

知多四国霊場
第80番札所
大祥院(杉山)
←大祥院は、
嘉吉2年(1442年)の創建

嘉吉は、室町時代です。








神功皇后社(杉山)
→本覚寺は、
正保年間(1648年)以前の創建

正保は、江戸時代、3代将軍徳川家光の頃です。






←神功皇后社は、創建年は不詳

境内の一隅に「皇后の井」と呼ばれる井戸があり、
常に清らかな水をたたえていたので、
このあたり一帯は、「清水が丘」と呼ばれました


本覚寺(杉山)

八幡の施設
青少年会館

知多市八幡字堀切91−1( 0562−36−2960)

次代を担う青少年の健全な育成を目指し、青少年や青少年育成団体の活動拠点として、1999年4月オープン。

午前9時〜午後9時(第3日曜は午後5時まで)
月曜休み
150人収容のホール、軟質板張りの練習室、会議室など
利用日の3か月前の月の開館日初日から予約

若者女性支援室の所管

八幡まちづくりセンター

知多市八幡字月山7(п@0562−32−3825)

開館時間: 8:30〜21:30 (夜間の利用がない場合は17:00まで)
 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日


■八幡福祉会館

知多市八幡字平井19(п@0562−32−1728)

60歳以上の人が利用できる施設で、集会室、囲碁・将棋室、図書室などを備え、各種教室、クラブ活動などを開催し、健康の増進、教養の向上、交流活動の場として利用されています。
(管理運営は、社会福祉法人 知多市社会福祉協議会)

利用時間:9:00〜16:30
休館日:土・日・祝日(敬老の日を除く)、12月29日〜1月3日

寺本保育園

知多市寺本新町2丁目228番地  0562-33-0055)

知多市立
午前7時30分〜午後6時(土曜日は午後4時)までの長時間保育を実施し、1〜5歳までの幼児を預かります。




八幡保育園

知多市八幡字平井8番地 0562-32-0132)

知多市立
午前7時〜午後7時(土曜日は午後4時)までの長時間保育を実施し、0〜5歳の乳幼児を預かります。





■明愛幼稚園

知多市八幡字西水代125番地の1  0562-32-2804)

学校法人明幸学園

昭和30年 「八幡幼稚園」(宗教法人立)として開園
昭和63年 現在の明愛幼稚園に



八幡小学校

知多市八幡字里之前84番地 0562-32-0079)

知多市立

現在の生徒数は、約880名

校訓は、
きまり正しく ぎょうぎよく
よく はたらく 頭と手
強くてじょうぶな心とからだ


八幡中学校

知多市八幡字左り脇135番地 0562-33-1323)

知多市立
通称八中(はっちゅう)
昭和22年4月1日、知多郡八幡町立八幡中学校として、八幡小学校の校舎の一部を使用して出発
昭和30年、知多町発足(旭・岡田・八幡3町合併)に合わせて知多町立八幡中学校と改称
昭和45年、知多市制施行に合わせて知多市立八幡中学校と改称
昭和59年には、生徒数1,500名を超すマンモス校に
昭和60年、中部中学校新設に伴い、新知小学校区の生徒は分離
現在の生徒数は、約600名
八幡小学校区、つつじが丘小学校区と新知小学校区の一部の生徒が通う
校訓は、自立 誠意 健康

伊藤敦規、山崎武司、浅尾拓也、小山雄輝といったプロ野球選手を輩出

知多翔洋高等学校

知多市八幡字堂ヶ島50−1 0562-33-2100)

愛知県立

昭和58年4月、愛知県立知多東高等学校開校
平成17年4月、知多高等学校と知多東高等学校が統合され知多翔洋高等学校(総合学科)がスタート