農業(耕作・運搬) 
単位はcm Фは直径 
 
     
風呂鍬(ふろぐわ)
柄の先につく床が、鉄製の刃先と木製の風呂の部分とから出来ている鍬。
柄 L=92 刃 L=47 W=15.5
  窓鍬(まどぐわ)
同じ窓鍬でも、毎日の仕事の種類によって、鍬を選んで使いわけた 。
 
柄 L=97 刃 L=39 W=15
  窓鍬(まどぐわ)
鍬の根元に土がつくにくいように、また、重さを軽くするため窓が空けてある。

柄 L=138.5 刃 L=12 W=20
  窓鍬(まどぐわ)
鍬の根元に土がつくにくいように、また、重さを軽くするため窓が空けてある。

柄 L=68 刃 L=14 W=15
             
     
備中鍬(びっちゅうぐわ) 
田畑の荒起こしに用いる。
柄 L=150 刃 L=24 W=7
  備中鍬(びっちゅうぐわ)
田畑の荒起こしに用いる。
柄 L=97 刃 L=33 W=15.5
  備中鍬(びっちゅうぐわ)
田畑の荒起こしに用いる。
柄 L=114.5 刃 L=21 W=28.5
  鋤(すき)
畦にふちを切りさらえたり、穴を掘るのに使う。
柄 L=83 刃 L=34 W=25
             
     
株抜き(かぶぬき)
田起こしの前や二毛作で稲株の根を切って、抜き取る作業に使った。 
柄 L=92 刃 L=22 W=10
  株切り(かぶきり) 
田打ちをし易くするため、乾田の株を根との境目で切り取る道具。
柄 L=87 刃 L=25 W=8
  筋切り鎌(すじきりかま)
播種用の溝を切る鎌。
柄 L=152 刃 L=23
  土入れ(つちいれ)
柄 L=135.5 網 L=29 W=16
           
     
鋤簾(じょれん)
川砂や水路の泥土をさらえてあげるのに使う。
柄 L=99 網 L=32 W=32
  網鋤簾(あみじょれん)
川砂や水路の泥土をさらえてあげるのに使う。
柄 L=105.5 網 L=33 W=18.5
  鉄製鋤簾
(てつせいじょれん)

柄 L=100 刃 L=37 W=22.5
  麦土入器(むぎつちいれき)
麦の畦の間の土をすくい上げ麦に振って寒害や麦が倒れるのを防止、雑草もおさえる。
柄 L=116 網 L=30 W=20
             
     
柄振(えぶり)
水田で田植え前の土均しに用いる道具。イボリ、エンブリ、など様々な呼び方がある
柄 L=199 刃 W=47.5 H=8
  柄振(えぶり)
水田で田植え前の土均しに用いる道具。イボリ、エンブリ、など様々な呼び方がある。

柄 L=140 刃 W=66 H=8
  田摺り(たすり)
田植え前に、田面を平らにならすのに使う。
柄 L=156 刃 L=35 W=16
  田起こし(たおこし)
雁爪の作業を能率的に、労働を軽くするために工夫されたもの。
柄 L=100 刃 L=63 W=18
             
     
種播き機(たねまきき)
麦の種を効率よく均等に播くために用いた。
柄 L=88 箱 W=18 H=19
  床締槌(とこしめつち)
田の底土をたたき固め、田の水が漏れないようにする。
柄 L=74 槌 L=35 □=12〜14
  田植縄(たうえなわ)
苗を真直ぐに揃えて植えるための定規用の縄。一定の等間隔に印をつけて田面に張りそこに苗を植えた。
縄巻板 30×33
  田船(たぶね)
深田(低湿田)で田植えの時に束ねた苗を配ったり、収穫の時に刈り取った稲を積むための船。 l
L=115 W=68 H=20
             
     
首木(くびき)ほか
牛を使った苗代掻きのときに牛につけて使う木と鉄で出来た道具。牛馬を使った犂を唐犂(からすき)とも呼ぶ。
首木 L=55 Ф=8
  犂(すき) 
牛馬に引かせて田畑を耕起する農具。動力耕転機が普及する昭和30年代まで使われた。
L=145 H=92 刃 W=21 L=70
  カルチャー(カルチベーター)
主に中耕除草に用いられる農業機械。写真には無いが、爪(刃)を用途に応じて取替え培土、耕起、砕土などにも利用できる。
L=180 H=98 W=52 車Φ=17
  苗籠(なえかご)
苗代で育てた稲の苗を田植えをする水田に運ぶ籠。二つ一組で一荷とし、天秤棒の前後に吊り下げて担ぐ。

Ф=50 H=30 天秤棒L=148
             
     
パイスケ
土砂や堆肥を入れて運ぶかご。
Φ=52 H=15 棒 L=147〜180
  もっこ
土砂や堆肥を入れて運ぶ道具
網 W48×38 棒 L=147〜180
  畚(ふご)・びく
主に稲藁で菰網にした円形の運搬容器。主にサツマイモやミカンの収穫物の運搬に使われた。
大 Ф=55 H=32
小 Ф=42 H=27
  肥桶(こえおけ)
し尿を田畑に施肥するために運ぶ桶で、肥胆桶(こえたご)ともいう。縄を結びつけ、天秤棒で前後に吊り下げて一荷で運ぶのが一般的。
Ф=35 H=48 天秤棒L=166
             
     
揚水車(ようすいしゃ)
水田に灌漑水を入れるために用いる水車。田が水路より高いところにある場合に、水を汲み上げて田に入れる。
W=213 H=180 D=54
踏車 Ф=15
     
             
             
  農業(収穫・加工)
 単位はcm Фは直径
 
     
人力稲刈り機
(じんりきいねかりき)
柄 L=111 刃 L=42 W=26
  千歯扱(せんばこき)
主に稲と麦、ときに大豆の脱穀に用いた道具。時に千歯・稲扱・万歯ともいう。
W=64 H=55 D=115
  足踏脱穀機
(あしふみだっこっき)
刈り取って乾燥させた稲穂から籾を扱き落とすのに用いた。
W=70 H=63 D=70
  土臼(どうす)
上臼、下臼とも竹製の網で囲み、擂面を樫材の薄い擂歯と粘土で構成。上数の漏斗に籾を入れて、上下を回転すると籾殻が取り除かれる。
Ф=53 H=70
             
     
唐箕(とうみ)
脱穀した後、玄米中のくず米・藁くず・ごみ等の除去に使用する。羽車を回し、その風力を利用して選別を行う。
W=160 H=111 D=57
  万石通(まんごくどおし)
米や麦の選別用具のひとつ。主に玄米中の屑米、精米中の砕米や糠を除去するのに用いた。
W=104 H=132 D=65
  とおし
穀物などの選別に使う。ふるい。
Ф=36〜42 H=10
  籾掻(もみかき)
籾・麦などを天日乾燥させるとき、ならしたりして、むら乾燥を防ぐのに使う。
柄 L=118 刃 W=39 H=12.5
             
     
漏斗(じょうご)
下の口が小さく、上の口が朝顔状に大きく開いたもので、穀類を俵や袋に入れるためのもの。
Ф=18〜53 H=34
  俵(たわら)
藁を編んで作った袋。普通、4
斗の米を入れて1俵とした。

Ф=43 H=73
  叺(かます)
藁むしろで作った穀物を入れる袋。
W=50 H=70 D=35 
  菰編台(こもあみだい)
菰を編む道具。左右の脚と上部に渡す桁、経糸を巻きつける菰槌からなる。
W=128 H=38 D=31
             
     
筵機(むしろばた)
筵織り用の大型の道具。上下の枠木に織物経糸に相当する細縄を回し、間に細縄を通す二列の穴をあけた筬木で打ち締めながら編んでいく。
W=143 H=159 D=78
 
  縄綯機(なわないき)
藁縄を綯う機械。木枠下部の足踏み装置で連結する車を回し、木枠上部に取り付けた撚りかけ装置、巻き取り装置に、二個のラッパ状の受け口から藁を挿入して綯っていく。
W=170 H=100 D=61
  押切(おしぎり)
主に牛馬の飼料とする藁や干草を刻むのに用いる道具。
W=66 H=70 D=65
  甘藷切り(かんしょきり)
いもきりとも言う。 サツマイモ(甘藷)を薄く切る道具。
W=52 H=54 D=49
             
           
萱叩(かやたたき)
草葺屋根を葺くさい、カヤなどを叩いて整える屋根葺き道具。
柄 L=126.5 叩 H=2〜11
W=23
           
             
             
ひがしうらの民具TOPへ戻る  郷土資料館(うのはな館)へ戻る