おやじの輪でつなごう

 リレーメッセージ (No'5)  

第5走者 おやじの会 三谷定郎

 自分の子供が中学生になった時、学校で粗暴な振舞いをする子供や、自分の居場所を見つけられない子供たちを目のあたりにして、初めて子供の教育に関心を持ちました。

 自分達の老後を支えてくれるのは現在の子供たちであり、子供たちを正しく育てることが何より大切だと気づきましたが、子育てについてはほとんど知識も無く、何をすれば良いのかわかりませんでした。

 そんな時、「おやじの会」の発足を知り、入会しました。

 

 正直なところ、会の活動を通して子育てに参加することよりも、子育てについていろいろと知ることが出来れば・・・との思いからでした。

 入会して良かったことは、活動や会員に対する無理がなく、いつも扉が開いている部屋があるようで、出席不良の私でも、都合の良い時に肩の力を抜いて活動に参加させていただけることです。

 また、職業の違いや社会的立場を超えて集まった会員の方々との会話は会社の仕事しか知らない私にとって、視野を広く出来る数少ない機会でもあります。

 加えて、現場を自分の目で見て考えることの大切さや、素直で明るい子供たちが沢山いることを知ったことも貴重なことでした。

 最近、坂代表をはじめこの会を立ち上げた方々と子供たちとの会話を傍で聴いていると、郷土を大切に思う気持ちが伝わってくるような気がします。

 それで、会の目的でもある「地域ぐるみで子供たちの健全育成を・・」の言葉の裏には、郷土を大切に思う心があり、これこそ、地域子育てのパワーの源と考えるようになりました。

 おやじの会に入っていなければ、このようなことを考えることは全く無かったことと思います。 

 これからも、いろいろな活動に参加し、教えていただくばかりでなくささやかでも地域の子育てに貢献できればと、思っております。

 

 第6走者へのバトンは、横須賀中学校区「おやじの会」会員の立松さんにお渡しします。