平成19年9月議会
◆14番(向山孝史) 
 議長のお許しをいただきましたので、通告順に質問させていただきます。
 1番目は、下水道整備についてであります。
 知多市の下水道計画は、内陸部を対象とする1,859.9ヘクタールで計画され、現在、このうち
都市計画決定区域と特定環境保全公共下水道を含め1,427.1ヘクタールであります。平成19年
4月現在では、事業許可区域面積の87.2パーセントに相当する1,243.8ヘクタールが供用を開
始し、行政区域の人口8万5,666人のうち下水道処理区域人口7万6,859人で、普及率は89.7パ
ーセントであり、愛知県内でも名古屋市に次ぐ2番目の高い水洗化率となっております。全国
的に見ても大変誇れることだと思います。
 しかし、市街化調整区域の取り残された方から下水道整備について再三要望をいただいて
おります。本年より、市街化調整区域においても、投資効果の高い地区より進めるとのことで
あり、今年は大興寺第一負担区の整備測量設計の予定であります。大興寺団地内は独自の
集中浄化槽でありますが、設置後30年以上が経過し、老朽化が進んでいるとのことで、本年下
水道管の調査をされたと伺っております。
 そこで、1点目、大興寺団地内の下水道管調査結果について伺います。
 2点目、大興寺第一負担区の今後の進め方について伺います。
 次に、本年3月議会において市街化調整区域の下水道整備の目標年次についてお聞きした
ところ、戸数がまとまった集落で、水洗化が期待され、投資効果の高い地区から順次進める。
整備する22地区のうち大興寺第一負担区をはじめ3地区について、平成25年度までに着手し
ていくとの答弁をいただきました。
 そこで、3点目として、今後着手する地域と今後の進め方について伺います。
 次に、地域の皆様とお話ししていると、衛生面で「側溝や周辺からにおいがする」、また「月に
一度の側溝清掃が大変だ」。一方、「下水道料金が高いんでしょう」と、コスト面で心配されま
す。また、「家を新築し、浄化槽を設置したばかりだから、当分は接続しなくていいよ」、また「年
寄り2人だけの住まいだから、お金がかかるなら、このままでいい」という声もあります。
 そこで、4点目といたしまして、公共下水道使用料と浄化槽の維持管理費比較について伺い
ます。
 以上4点について、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 市長。
◎市長(加藤功) 
 14番 向山孝史議員の御質問にお答えいたします。
 御質問の1番目、下水道整備についてでございますが、下水道は快適な日常生活には不可
欠な都市基盤施設として、その整備を公共下水道や農村総合モデル事業などの事業手法に
より実施してきました。今後、市街化調整区域の整備については、大興寺第一負担区から順
次計画的に進めてまいります。
 御質問の1点目から4点目までにつきましては水道部長から答弁させますので、よろしくお願
いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の1番目、下水道整備についての1点目、大興寺団地内の下水道管調査結果につい
てでございますが、大興寺団地内の汚水は、団地内で組織された自治会の管理により、集中
浄化槽で処理されております。公共下水道への接続に当たり、実施された下水道管調査で
は、ほぼ全区間にわたり管の老朽化が進み、破損、ズレなどの不良箇所が数多く見られてお
ります。現在この調査結果をもとに修繕や改修の方法について検討を進めております。
 次に、2点目、大興寺第一負担区の今後の進め方についてでございますが、今年度は大興
寺第一負担区の面整備工事のための測量設計を実施しております。面整備工事については、
負担区を3つの区域に分け、平成20年度から大興寺団地を含めた一団の区域に着手し、以
降、残り2つの区域の整備を進め、平成24年度ころに完了させる予定であります。
 次に、3点目、今後着手する地域と今後の進め方についてでございますが、市街化調整区域
の下水道整備につきましては、区域内の戸数が多く、水洗化がより期待される地区であること
や投資効果、地区からの要望など、対象地区の状況から優先順位を総合的に検討いたしまし
た。その結果、大興寺第一負担区に続きまして、新舞子台分区、新地小学校南側の新南分区
の順に整備に着手し、公共下水道への切り替えができるように地域の皆様の御協力を得なが
ら進める考えであります。
 次に、4点目、公共下水道使用料と浄化槽の維持管理費比較についてでございますが、1年
間の費用で比較しますと、公共下水道使用料は、平成18年度の平均使用水量の実績、1か月
当たり25.2立方メートルをもとに計算しますと、年間2万9,030円となります。一方、合併浄化槽
の維持管理費は、保守点検、清掃、定期検査及び電気代を合わせますと、標準的な大きさで
ある5人槽で5万7,000円、7人槽で6万円程度と聞いております。したがって、公共下水道の方
が経済的となりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 それでは、再質問させていただきます。
 まず、1点目、2点目の大興寺団地の関係でございますが、大興寺団地の公共下水道接続
予定の時期について明確にお願いしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、面整備工事については平成20年度に実施し、年度末に公共下
水道に接続する予定でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 そうすると、20年度末には実際に団地内の公共下水道が使用できるということになろうかと
思います。
 それでは、大興寺負担区と2つの地区、3つに分類してやっていくということでございました
が、大興寺負担区の皆様との説明会はどのような予定になっているのかお聞きいたします。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、大興寺団地は20年度に、残りの2つの区域につきましては、面
整備工事の実施年度にそれぞれ地元へ説明会を実施する予定でございますので、よろしくお
願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 それでは、3点目の関係でございますが、今後進める地区ということで、大興寺負担区の後
は新舞子台、そして新南地区というようにお聞きいたしました。それでは、新舞子台地区の整
備される広さと戸数についてお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、分区の面積は10.6ヘクタール、戸数は約160戸でございます。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 続きまして、次に新南地区という言われ方をされておりますが、新南地区とは具体的にどの
あたりなのか、また対象区域の広さ、戸数についてお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、新南分区の位置でございますが、新地小学校南側の区域で、
西は新知保育園、東は市民病院で、それぞれの施設を包含した区域で、面積につきましては
38.9ヘクタール、戸数につきましては約210戸でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 4点目でございますが、維持管理費について私もちょっとびっくりしたといいますか、かなり浄
化槽の方が高いという認識を初めて知ったわけでございますが、公共下水道では年間2万9,
030円とお聞きしましたが、算出根拠をもう一度お願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、1か月当たりの平均使用水量が25.2立方メートルに1立方メート
ル当たりの下水道使用料単価96円を掛けまして、さらに12月を掛けて求めた金額でございま
すので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 浄化槽について年間5万7,000円とお聞きしましたが、算出根拠をお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 水道部長。
◎水道部長(竹内敏男) 
 御質問の件につきましては、合併浄化槽の5人槽で保守点検が年3回で1万3,000円、清掃
が年1回で2万8,000円、定期点検が年1回で6,000円、電気代が1年間で1万円、合わせて5
万7,000円と聞いておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 詳しくお聞きいたしましてありがとうございます。
 ただ、合併浄化槽、本当に皆さんが点検されているのか、若干不明確な面もあるかと思いま
すが、しっかり法律に基づいた形で実際に合併浄化槽で使うとこのぐらいの点検等がかかると
いうことは認識いたしました。
 それでは、要望させていただきます。
 まず、大興寺団地の下水道調査結果から、かなり管が傷んでいる、修繕が必要だということ
でございました。今後、計画的に進めていただくよう要望しておきます。
 また、未整備地区の皆様も公共下水道については大変期待されております。今後の下水道
工事においては、予算の関係もございますが、下水道は衛生面、生活環境面で大変重要であ
ります。そして、維持管理においても、公共下水道では年間2万9,000円、浄化槽では年間5万
7,000円と、倍近いメリットになるということが明らかになりました。公共下水道のメリットをPR等
するとともに、できるだけ前倒しの事業を要望いたしまして、2番目の質問に移らせていただき
ます。
 2番目は、市民活動センターについて伺います。
 市民活動センターは、市民活動の拠点として、市民活動推進課の一部、生涯学習課、NPO
サポートセンター、総合ボランティアセンター、市民大学ちた塾事務局、文化協会など、幅広い
市民への相談、支援窓口とするとともに、市民との協働を目指した施設として、本年1月にオ
ープンいたしました。また、2007年問題でもある団塊の世代の活動の場として、新たに「大人の
学校」がスタートされ、特徴のある施設として、県外より多くの視察もあると伺っております。
 そこで、1点目、市民活動センターの運営状況について伺います。
 次に、2007年問題と言われる団塊の世代が定年を迎えます。団塊の皆様が地域で活躍して
いただく場として、大人の学校が開校されました。今後の協働のまちづくりに大きな力と期待さ
れます。団塊世代の皆様は豊かな経験と知識があり、気力・体力も充実されております。広報
ちた8月号にも大人の学校の生徒募集が記載されておりました。特に男性は定年し、仕事から
離れると、目的がなく、暇をもてあましている方も少なくないと思います。ぜひ新しい仲間の発
見、趣味を見つけたり、地域貢献のきっかけづくりには最適な事業だと思います。
 そこで、2点目、大人の学校の参加者状況と今後の方向について伺います。
 次に、市民大学ちた塾については、平成14年、生涯学習ボランティアに登録された市民が中
心となり、市民大学設立準備委員会を設置され、市民が主役の大学づくりについて検討がなさ
れ、平成15年に開講いたしました。「人がふれあう学習ひろば」を基本理念に、得意なことを教
えたい人が講師となり、学びたい人が学生になるという市民協働による学校であります。運営
は行政主導ではなく、市場原理を取り入れた市民主導のカルチャーセンターであり、すばらし
い事業だと思います。昨年にはNPO法人格も取得され、関係者の皆様に敬意をあらわすもの
でございます。
 そこで、3点目、市民大学ちた塾の講座数と生徒数の推移について伺います。
 以上3点、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 市長。
◎市長(加藤功) 
 御質問の2番目、市民活動センターについてでございますが、市民活動センターは、市民が
主役のまちづくりを目指す拠点施設として、今年1月に開館いたしました。市民が市民を育てる
という主体的な自治の実現を目指した発想のもと、他に例のない先進的な取り組みとして、近
隣市町や県外からの視察が相次いでおり、元気で笑顔があふれる活発な市民活動が展開さ
れております。
 御質問の1点目及び2点目につきましては企画部長から、3点目につきましては教育部長か
ら答弁させますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の2番目、市民活動センターについての1点目、市民活動センターの運営状況につい
てでございますが、このセンターは、市民組織との協働により運営を進めており、市民が市民
を育てる独自のコンセプトを具体化しています。センターへのすべての入居団体、5団体が参
加する運営連絡会議で団体間の事業調整や施設の管理などの話し合いが行われ、運営され
ております。一つのテーブルに各団体が座ったことにより、従来にはなかった発想から団体間
での協力関係や連携が発生し、新たな付加価値を生み出しています。団塊世代キャリア活用
事業としての大人の学校も、団体間の連携により可能となった事業の一つです。
 また、市民活動センターの利用状況は、本年度4月から7月までの利用者数が約5,000人と
なっており、昨年度の総合ボランティアセンター及びNPO・ボランティア情報ひろばの同時期の
利用者数と比較しますと約2倍に増え、市民活動の拠点として認知されつつあります。
 次に、2点目、大人の学校の参加状況と今後の方向についてでございますが、この事業は、
市民活動センターの参加団体が連携する大人の学校実行委員会へ委託し、実施しておりま
す。各団体は、その得意分野を活かして、熱心に企画・運営に取り組んでいただいておりま
す。市民が相互に結束し、相乗効果を生み出していくという市民活動センターのねらいをまさ
に実践していただいているところです。
 去る7月8日の開校式には、「地域を調べる・学ぶ・体験する」をキーワードに、38名の参加
がありました。現在の生徒数は50名を超え、新たな参加者を巻き込みながら、各団体の持ち
味を活かした地域活動ガイドマップ作成事業、地域活動講座、インターンシップ事業など、3事
業を並行して実施しており、参加者同士の交流も生まれ始めております。今後の予定では、元
東京地検特捜部検事の堀田 力さんをお招きする学校祭や卒業式などが計画されておりま
す。1年の活動を経た方々は上級生となり、さらに新たに新入生を迎え入れ、市民が市民を育
てる人材育成のサイクルを実現していく夢も語られております。市といたしましても、おおむね3
年をかけて、この取り組みを支えてまいります。
○議長(松井卓朗) 
 教育部長。
◎教育部長(浅井哲生) 
 次に、3点目、市民大学ちた塾の講座数と生徒数の推移についてでございますが、平成15年
10月に市民が主役の大学として、63講座、学生数延べ897人で開講したちた塾も、この10月で
9期目を迎えようとしています。昨年4月にはNPO法人化を果たし、「市民の皆さんと、確かな
歩み・挑戦そして飛躍!!」をスローガンに、確実な歩みを続けています。
 その成果は、学生数の増加に顕著にあらわれており、16年度は前期・後期合わせて168講
座を開催し、延べ2,454人の学生が受講いたしました。翌17年度は前期・後期の205講座に延
べ2,819人の参加がありました。NPO法人化を果たした昨年度は、前期・後期合わせて242講
座に延べ3,511人の学生が集まりました。このように右肩上がりの成長を続けているちた塾で
すが、市民活動センターに移った今年度も、前期119講座に延べ1,676人の多くの学生が学ん
でいます。語学、音楽、パソコンなど、教えたい人が学びたい人に教えるという双方が生きが
いを感じるカジュアルなカルチャーセンターを形成しています。今年度の後期には145講座を準
備し、前期を上回る講座の成立及び学生の参加を目指しているところでございますので、よろ
しくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 それでは、再質問させていただきます。
 まず、市民活動センターについてでございます。生涯学習課及び市民活動推進課の一部が
本年1月から市役所から市民活動センターの方へ移設されたわけでございます。市民からの
問い合わせ、クレーム、またその対応についてお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の件でございますが、移転当初は本庁、市民活動センターにそれぞれ窓口の問い合
わせなどがたびたびございましたが、市民活動団体や行政の事業の具体的な展開に伴いまし
て、多くの方々に周知が行き届き、問い合わせなどはわずかになってきておりますので、よろし
くお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 この市民協働のまちづくりというのは、市長もよくお話しされますし、これから協働のまちづく
りというのは大変必要だと思います。したがいまして、行政職員にはどのような啓発を行ってい
るのかお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の件でございますが、本年度、市民活動と接点を持たない職員も対象といたしまし
て、協働の理解のための研修会を開催するとともに、NPO活動の現場を視察し、NPO活動を
実際に体感する研修も予定しており、協働に対する理解を深める中で協働事業の推進を図っ
ていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 2点目の大人の学校についてでございますが、38名で開校し、現在50名を超えるというような
ことでございました。開校式の状況や参加者の反応はどうかについてお聞きしたいと思いま
す。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の件でございますが、団塊世代キャリア活用事業として、通称大人の学校は、7月8
日に懐かしいチャイムとともに開校式が始まり、1時限目は会社勤めをしながら地域活動を行
ってきた経験などの講演を、2時限目は大人のしゃべり場として、グループワーク方式により、
意見交換が行われました。参加者の年代も近いこともありまして、共感が生まれる場面も多
く、会場内は熱気にあふれ、あちらこちらで笑いや感嘆の声が上がり、時間を大幅に延長し、
意見交換が続きました。参加されました方々の顔には、語り合いの場・出会いの場・楽しみの
場を楽しんだ後の充実感あふれるものであったように見受けられましたので、よろしくお願いい
たします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 大変明るい話題といいますか、そういう大変すばらしい大人の学校だと思いますが、先ほど
キャリア活用事業として、3年をめどに開催していくということでございましたが、今後とも継続し
た大人の学校を進めていく考えはないのかお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の件でございますが、大人の学校は、まちづくりの人材を発掘し、育成し、新しい市民
活動のすそ野を広げていくねらいがあり、おおむね3か年を目途に実施する予定をしておりま
す。来年は新1年生を迎え、新たな展開が始まるものと考えております。市民の力に支えられ
ました大人の学校は、参加する市民とともに成長し、発展し、3年を経た後にはさらに進化した
大人の学校が市民との協働により花開くことを期待しておりますので、よろしくお願いいたしま
す。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 続きまして、3点目のちた塾についてお聞きしたいと思いますが、年々講座数も増加している
傾向にあり、大変すばらしいことでありますが、これだけ増えてきますと、ホールですとか、教
室の確保等も大変かと思います。そういう点の問題点や、そしてまたNPO法人として今後の課
題等についてお聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 教育部長。
◎教育部長(浅井哲生) 
 御質問の件につきましては、NPO法人としての運営上の課題の主なものといたしまして、講
座の会場につきましては、現在、4か所の各公民館、ふれあいプラザ、勤労文化会館、青少年
会館、地域文化センターなどを利用しておりますが、講座数の拡大、受講者の増加によりまし
て、会場の確保の調整が必要となっております。それぞれの施設における他の既存の講座と
の調整が必要であるということでございます。
 また、NPO法人としての経営の問題があるわけでございますが、順調に事業拡大を図ってき
ましたことによりまして、課税対象の収入が消費税の納付を必要とされる額になってきておりま
す。そうした点で消費税を納付することによる収支の検証、あるいは運営内容の点検を行う必
要が生じてきたことでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 それぞれの答弁ありがとうございました。
 それでは、要望を少し申し上げて、次の質問に移りたいと思います。
 まず、市民活動センターは、それぞれの団体が一同に会することによって、非常に相乗効果
があらわれているということで大変すばらしいことだと思います。今後とも市民活動の拠点とし
て、市民のニーズを的確にとらえたセンターになることを期待いたします。
 大人の学校につきましては、私どもの議会で、安心・うるおい環境整備特別委員会というの
を設置しておりますが、その中の資料でも、知多市の55歳から59歳の人口が7,355人、全人口
に占める割合が8.6パーセント、60歳から64歳が6,226人、7.3パーセントという資料が提出され
ておりまして、近隣市町よりも知多市は団塊の世代が占める割合が多いということがわかりま
した。
 特に男性の場合、定年すると、趣味もなく、家に閉じこもりというようなことでは大変困るわけ
でございます。今後とも定年を迎えた皆様が協働のまちづくり、ボランティア、趣味探し、仲間
探しの場を見付けるための施策として、大人の学校というのは3年めどでございますが、それ
にかわったようなこういう団塊の世代の皆様の教室というか、そういう施策をお願いしておきた
いなと思っております。
 あと、ちた塾につきましては、年々講座数も増加し、大変すばらしいことだということでござい
ますが、先ほど教育部長からも会場の問題等が問題視されておりますが、私も聞き及ぶところ
によりますと、ちた塾は優先的に会場を確保するということで、一般市民が使用しようと思って
も、ほとんどちた塾が押さえているというようなことの苦情も聞き及んでおります。また、ホール
等につきましても、ふれあいプラザは大変設備も充実しておりますが、他の会場との差がある
ということで、会場設備の充実の声も伺っております。今後はちた塾専用の教室だとか、設備
の充実等を要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。
 3番目は、新舞子周辺の整備について伺います。
 新舞子駅は、知多市の南玄関として位置付けされておりますが、駅前整備及び駅舎改修は
なかなか進まなく、皆様より質問や要望をいただいております。特に朝夕の送迎時間は、駅前
が渋滞し、交差点までつながり、大変危険な状態であります。また、新舞子マリンパークが整
備され、様々なイベントが開催され、電車を利用されたお客様も多数見受けられます。
 そこで、1点目、新舞子駅前整備の進捗状況について。
 2点目、新舞子駅舎の新築計画と進捗状況について伺います。
 次に、3点目、新舞子マリンパークについて伺います。
 新舞子マリンパークが整備され、夏場を中心に新舞子海上カーニバルや様々なイベントが開
催され、海水浴客を含め、市内外より多くのお客様が来場していただいております。多くの来
場でにぎわいを見せておりますが、駐車場が不足しており、路上駐車が絶えない状況でありま
す。
 そこで、1つ目、利用客の推移について。
 2つ目、駐車場対策について伺います。
 次に、新舞子駅前やマリンパーク周辺は、若者が多く見え、以前には凶悪事件も発生いたし
ました。しかし、名古屋港管理組合、知多警察署、新舞子海洋リゾート協同組合、地元の皆様
のパトロールなどの御努力で、安全な地域となりました。また、今年は猛暑続きで、水難事故
が多発いたしました。常滑の大野海水浴場でも知多市内の小学生が亡くなるなど、大変痛まし
い事故が発生しております。
 そこで、3つ目といたしまして、海水浴客の安全対策について伺います。
 次に、ブルーサンビーチの砂浜には、長崎県壱岐島から運ばれてきたきれいな砂が使わ
れ、海と芝生広場に挟まれ、海水浴客からピクニック、ビーチスポーツなど、若者から家族連
れまで多くのにぎわいがあり、かつての新舞子の白砂の海辺がよみがえったと言われておりま
す。しかし、潮の関係もあるかと思いますが、水質が以前より悪いとか、少し海水に入ると、砂
浜がなくなっており、足がぬかるむ状況と聞き及んでおります。
 そこで、4つ目、ブルーサンビーチの水質について。
 5つ目、ブルーサンビーチの砂浜の状況について伺います。
 4点目は、新舞子ボートパークについてであります。
 名古屋港管理組合が名古屋港内のプレジャーボートの適正な係留を推進するとともに、海
洋性レクリエーション活動の健全な発展に資するため、今年4月に新舞子ボートパークとして
オープンいたしました。日長川に係留されておりました大半のボートがボートパークに移されま
した。しかし、数隻は日長川にも係留されております。また、新舞子ボートパークは現在、満杯
のようでもあります。今、総務委員会所管事務調査にても視察予定と伺っておりますが、以下
の質問をさせていただきます。
 1つ目、ボートパークの運営状況と管理方法について。
 2つ目、日長川の放置ボートの状況について。
 3つ目、今後のボート置場の方向について。
 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 市長。
◎市長(加藤功) 
 御質問の3番目、新舞子周辺の整備についてでございますが、新舞子周辺は、市の南部地
区の玄関口として、駅機能の充実、道路の整備、景観整備などに努めているところでございま
す。また、新舞子マリンパークは平成9年から一般開放されており、マリン・ビーチスポーツの
拠点であるブルーサンビーチなど、緑豊かな魅力ある知多市の観光拠点でございます。今後
とも関係機関と連携した取り組みを進め、集客に努めてまいります。
 御質問の1点目及び2点目につきましては建設部長から、3点目につきましては産業経済部
長から、4点目につきましては企画部長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 建設部長。
◎建設部長(天草雅治) 
 御質問の3番目、新舞子周辺の整備についての1点目、新舞子駅前整備の進捗状況につい
てでございますが、昨日の青木議員にもお答えいたしましたが、市の南部地区の中心拠点とし
て位置付けている新舞子周辺の整備につきましては、新舞子駅周辺まちづくり協議会の皆様
に熱心に検討していただき、地域の皆様の意向を踏まえた計画をもとに、順次整備を進めて
いるところでございます。
 現在進めております駅前整備のうち、駅東広場整備につきましては、鉄道事業者のプラット
ホーム及び駅舎の改修にあわせて実施する予定で調整しており、19年度は駅東広場内にあり
ます建物の移転を関係者と調整を図り進めてまいります。また、鉄道事業者の用地を一部取
得し、広場内の建物の取り壊しが完了後、道路拡幅や側溝工事などの広場整備に着手したい
と考えております。
 駅西側の整備につきましては、駅西地区の住民の皆様の利便性や防災機能の充実を図る
ため、生活道路の整備を計画しており、19年度は地権者の方へ個別に用地交渉に入る予定
でございます。
 次に、2点目、新舞子駅舎の新築計画と進捗状況についてでございますが、駅舎の新築に
つきましては、線路の曲線改良に伴い、プラットホームの移設が必要となるため、これにあわ
せプラットホームを8両編成の車両が停車できるように延長し、また駅舎についても駅機能の
向上を目指した新築を行う予定であると鉄道事業者から聞いております。プラットホームの延
長と駅舎の新築が早期に進むよう、引き続き事業主体である鉄道事業者と調整してまいりま
す。
○議長(松井卓朗) 
 産業経済部長。
◎産業経済部長(竹内基二) 
 次に、3点目、新舞子マリンパークについての1つ目、利用客の推移についてでございます
が、過去3年間のブルーサンビーチの海水浴客数は、平成16年は16万4,000人、17年12万9,
000人、18年14万2,000人でございました。今年は8月26日までの実績としまして14万2,000人で
ございますので、昨年より若干増加するものと考えます。
 次に、2つ目、駐車場対策についてでございますが、マリンパークには乗用車用589台、身障
者用13台、バス用8台の常設駐車場が設置されています。また、海水浴場開設期間中にはマ
リンパーク北側の堤防通路などを臨時駐車場として利用し、約200台分が確保されますので、
合計約800台の駐車が可能となります。しかしながら、この海水浴期間中は駐車料金が必要と
なること、また北側駐車場の北端から海水浴場まで距離があることなどから、駐車場に余裕が
あっても道路上に駐車する車両が多く見られ、ピーク時には道路の両側に駐車がなされます。
 このような状況を踏まえまして、昨年度から名古屋港管理組合に対し、マリンパーク西側、財
団法人愛知臨海環境整備センター、通称アセック敷地内の仮設駐車場を臨時駐車場として開
設するようお願いしておりますが、アセックが事業途中であることから、よい返事をいただいて
おりません。今後におきましても、引き続きアセック内の臨時駐車場の開設を要望してまいりま
す。
 次に、3つ目、海水浴客の安全対策についてでございますが、マリンパークを管理する財団
法人名古屋港緑地保全協会では、遊泳中の安全対策としまして、まず遊泳区域の境界にスロ
ープで連結したフロートブイを二重に設置して、遊泳区域への水上バイク等の進入防止を図っ
ております。
 次に、監視及び救助体制ですが、平日は3、4名、土曜日・日曜日は5、6名のライフセーバ
ーを常時配置しまして、緊急時の救難及び救命活動に備えております。また、砂浜等の警備に
つきましては、常設の監視員が1名配置されております。さらに、マリンパーク管理事務所で
は、監視カメラのモニター画面において、水面及び場内の警備を行っております。警察関係で
は、土曜日・日曜日には名古屋海上保安部、名古屋水上警察署及び新舞子海岸水面利用安
全対策連絡協議会の海上からの船舶による警備、知多警察署にはブルーサンビーチを中心
に警備をお願いしております。
 このように、海水浴客の安全対策につきましては、広範な監視・警備体制により、事故の未
然防止に努めるとともに、事故が発生したときには迅速な救難・救命活動ができる体制がとら
れております。
 次に、4つ目、ブルーサンビーチの水質についてでございますが、海水浴場の水質につきま
しては、国が定める海水浴場水質保全対策要綱に基づきまして、毎年保健所が水質検査を行
っております。今年5月に実施されましたブルーサンビーチ海水浴場の水質検査結果は、ふん
便性大腸菌群数はゼロ個で、CODは3.8、透明度は1メートル以上で、水質Bと判定され、海
水浴場の基準を満たしております。
 次に、5つ目、ブルーサンビーチの砂浜の状況についてでございますが、ブルーサンビーチ
は長崎県壱岐の砂を利用してつくられた大変美しい人工海浜でございます。管理者の名古屋
港緑地保全協会によりまして、毎年海水浴シーズン前には砂の整地を、シーズン中には砂浜
に打ち上げられた海藻類やごみの撤去などを常時行い、環境美化に努めております。
 一方、遊泳区域内では海底がぬかるんでいるところがあるという声を聞きます。このぬかる
みの原因につきましては、はっきりとした原因はわかりませんが、波や遊泳により攪拌された
砂のうち軽いものが上に集まったか、海底の海藻類が原因ではないかと推察されます。また、
この遊泳区域は、両端がコンクリート護岸で囲まれているため、潮の流れの影響を受けにくい
のも一因ではないかと思われます。
 しかしながら、海水浴場の遊泳環境の悪化は、海水浴客の減少に結びつくことも考えられま
すので、名古屋港緑地保全協会及び名古屋港管理組合に対し一層の環境浄化について要望
してまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 次に、4点目、新舞子ボートパークについての1つ目、ボートパークの運営状況と管理方法に
ついてでございますが、新舞子ボートパークは、名古屋港管理組合がプレジャーボートの係留
施設として400隻の受け入れ施設を計画し、その1期整備として210隻分の係留施設を整備し
たものでございます。運営状況といたしましては、本年4月1日に開園し、現在すべての係留施
設が利用されていると伺っております。また、管理につきましては、名古屋港管理組合が指定
管理者の公募、指定の手続を行い、知多市青友海組合が指定を受けております。指定管理
の期間は4年間で、利用者からの利用料金の範囲で係留施設の利用許可、料金の収受及び
施設の維持管理の業務を行うこととなっています。
 次に、2つ目、日長川の放置ボートの状況についてでございますが、日長川の河川管理者で
あります愛知県知多建設事務所におきましては、新舞子ボートパーク建設に歩調をあわせ、
不法係留船対策として、日長川樋門から上流へ約300メートルの参宮橋までの河川区域を本
年6月1日に重点的撤去区域として指定いたしました。これにより今後、適法な係留、保管場
所への移動について、行政指導が行われることとなり、従わない場合には強制的に撤去され
ることとなります。今回の対策により、多くのプレジャーボートは新舞子ボートパークに移動して
いただきました。
 しかし、この重点的撤去区域に係留されたままのプレジャーボートに加え、区域外の参宮橋
上流にもプレジャーボートが多く見受けられる現状から、河川管理者に対し参宮橋上流につい
ても重点的撤去区域に指定されるよう要望いたしております。
 次に、3つ目、今後のボート置場の方向についてでございますが、名古屋港域におけるプレ
ジャーボートの対策につきましては、港湾管理者である名古屋港管理組合が主体となって、学
識経験者、国、警察、河川管理者、知多市を含めました関係市町村による、名古屋港プレジャ
ーボート対策協議会を設置し、平成16年にはプレジャーボート対策の基本計画が取りまとめら
れております。
 この基本計画では、暫定的係留保管場所として、新たに稲永地内など内港地区に約100隻
の施設を確保するとともに、現集積地である美濃川、大田川地域等を保管区域として指定す
ることとなっております。新舞子ボートパークは、この基本計画に沿って、恒久的係留保管場所
として整備されたもので、今後、現在の施設の東側水域に2期事業として190隻程度の施設整
備が計画されておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 この新舞子の関係につきましては大変難しいというのは、特に管理者が知多市直接ではな
いということですね。駅につきましては名鉄ですとか、マリンパークは名古屋港管理組合、さら
にはアセック、そして日長川は愛知県というようなことで、大変難しいというふうに思いますが、
知多市内にあるのは事実でございますので、やはり行政がきちんとした要望なり、窓口になっ
ていただくことが大変必要かと思います。
 4点目の新舞子ボートパークについて再質問させていただきます。
 まず、1点目は、日長川を見ますと、以前の係留されていた残骸といいますか、桟橋だとか、
そういうのが大分残っているんですね。その辺について今後どうされるのかお聞きしたいと思
います。わかりましたらお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 建設部長。
◎建設部長(天草雅治) 
 それでは、河川の関係でございます。私の方からお答えさせていただきます。
 移動した後に船の足場が残っているという現状がございます。この足場の撤去につきまして
は、他の船が利用するおそれもございます。したがいまして、河川管理者である愛知県に対し
て早期に撤去を要望してまいりたいと考えております。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 これも早急に撤去を要望するということでございますので、あわせてお願いしたいと思いま
す。
 あと、ボートパークの関係でございますが、ボートパークの料金が有料ということになっており
まして、7.5メートル以上のものは保証金が12万円、そして一月1万円、7.5メートル以下は保証
金9万円、一月7,500円と、一月係留するのに7,500円がかかるということで、車だと駐車場料金
というようなことになるわけで、決して安くない料金だと思っております。
 したがって、またボートパークから日長川の方に止められたり、また先ほど少し説明がありま
した。市役所の西側の美濃川だとか、大田川というふうなところにも持ってこられるのではない
かなと。したがって、その辺が無料だということで、やはりこの辺の今後の方向性といいます
か、料金の整合性はどのように考えてみえるのか、1点お聞きしたいと思います。
○議長(松井卓朗) 
 企画部長。
◎企画部長(早川昌典) 
 御質問の件でございますが、名古屋港港域におけるプレジャーボート放置対策といたしまし
ては、禁止区域を指定し、規制措置を講ずるとともに、適正な係留保管するための場所を確
保すると、両面での対策が進められております。先ほども御答弁で申し上げましたが、市役所
西側の美濃川の河口部分につきましては、暫定的な係留保管区域として係留保管を許可して
いく計画とされております。この係留保管の許可につきましては、有料での指定と伺っておりま
すので、よろしくお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 美濃川の部分についても今後有料というようなことでございますが、また有料になって、それ
だけのきちっとした管理をしていかなければならないなと思っております。
 最後に、市長の方に、これからは新舞子の駅ですとか、名鉄に対する要望ですとか、マリン
パークの関係、名古屋港管理組合、そして日長川、美濃川とありますので、その辺に対するき
ちっとした話をしていただきたいと思っておりますので、市長の今の考えをお願いいたします。
○議長(松井卓朗) 
 市長。
◎市長(加藤功) 
 この新舞子駅周辺につきましては、今までも南の玄関ということで、私も大変、力を入れて、
開発等進めてきたわけでございます。そうした中におきまして、現在もこれらについては計画
は少し遅れつつあるかなと思っておりますけれども、少しずつ確実に進んでいるということの御
認識をいただきたいと思います。今後ともこうしたことで知多市の南玄関として、また観光拠点
としての産業面においても力を注いでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしま
す。
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員。
◆14番(向山孝史) 
 ありがとうございました。
 それでは、要望を申し上げまして、終了させていただきたいと思います。
 まず、新舞子駅前整備は、バスの待機場ですとか、タクシー待機場があるものの、送迎用の
待機場は現在ない状況であります。待機場の整備、また歩道整備などを早期に実現するよう
要望しておきます。また、名鉄に対しましても、店舗が移転された後、早期にホームの延伸や
駅舎改築を要望していただきたいと思います。
 3点目のマリンパークについてでございますが、南5区につきましては、南5区の埋め立て延
伸のときにも様々な要望もさせていただいておりましたし、それがいよいよ2年後には埋め立
てが完了するというわけでございます。先ほど産業経済部長からもアセックの方に要望してい
るということでございますが、夏場だけでも一部の埋め立て部分を駐車場に開放できるよう再
度要望していただきたいなと思っております。
 あと水質改善と砂浜の改善、なかなか大変難しいかと思いますが、きちっとした水質調査、
先ほどはBランクというようなことでございましたが、また浚せつ土砂等の状況も含めた形の要
望をしていただきたいと思っております。
 あと4点目の新舞子ボートパークについては、新規に190隻の増設を進めていただくこと。そ
して、日長川の係留の取り締まり、桟橋の撤収・撤去などを要望いただきたいと思いますし、市
役所西側の美濃川についても、暫定係留ということで、一歩進んだ、そしてまた有料ということ
になるかと思いますが、きちっとした取り締まりを含めた形の無秩序な係留とならないよう要望
しておきたいと思っております。
 最後に、新舞子の地域は、先ほど市長も申されましたように、知多市の大変貴重な観光資
源だと思っております。昔の新舞子のにぎわいを取り戻しつつあり、駅も近くて、大変便利で安
全で安心して楽しめる海水浴場、ボートセーリングやマリンスポーツの拠点となるよう、関係所
管と連携していただきますよう要望いたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうござ
いました。(拍手)
○議長(松井卓朗) 
 14番 向山孝史議員の質問を終わります。
          (14番 向山孝史議員 自席へ移動)



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