第40回 2SOB会ハイキング

信州南木曽 田立の滝を巡る


2011年9月10日(土)
(参加者) 隊長:寺倉 隊員(あいうえお順):荻野、加藤、園原、乗木、渡辺、広渡(飛び入り元山ガール) 
NO 行程
1 7:15JR大府駅で渡辺車に荻野、園原さんと共に乗車。
2 加藤車の寺倉、広渡さんとの待ち合わせ場所に向かう。
3 8:30頃中央高速道路の屏風山PAで合流。
4 中津川ICで降りて9:30頃南木曽町の粒栗平駐車場に到着。
5 200円の入山料を払い、滝巡りの登山開始。
6 天河滝で持参したお弁当を食べる。
NO 行程
7 不動岩展望台まで歩き、その後同ルートで下山。
8 15:30頃粒栗平駐車場に戻る。
9 ひなびた温泉「恵那ラヂウム温泉館」で風呂に入る。
10 中央高速道路の屏風山PAで休憩後、加藤車とお別れ。
11 19:30頃渡辺車で自宅に戻る。
12 本日の歩行数 約15,000歩
粒栗平駐車場と登山入口 まずは元気に記念撮影
入山者の皆さんへ
この遊歩道沿いは、長野県立自然公園に指定されており、秀逸した渓谷の景観と原生的な森林を保持している区域です。歩行にあたっては、落石や落枝・倒木に十分注意してください。また、険しく足下の悪い箇所もありますので、軽装での入山や悪天候の入山はお控えください。
中部森林管理局木曾森林管理南木曽支署
長野県南木曽町
入山者の皆さまへ
田立の滝群自然環境整備協力金のお願い
南木曽町観光協会田立支部
自然を守り、自然環境を維持してゆくことが地元の力のみでは困難な状態であります。入山者の皆様にご理解を頂き、ご協力をお願い申し上げます。
環境整備協力金 お一人様 200円
上のポストに投入お願いします。
元気に登山開始!
石の上にも300年(通称・・さわら大師)
川側から見ると巨石の上に5本のさわらがたっているのがわかる。石の上にも3年と言われるが、これにはダルマ大師もびっくりするであろう。
他にも岩の隙間に伸びたりや石を抱くような木が多く見られ、その姿には驚くばかりである。
しし岩
むかし、猟師たちが八方から猪をおいつめ、この岩を取り囲んだところ、猪は姿を消してしまったという。
もみたろう(一般名・・もみ)
周囲にモミとツガの大木を見ることができる。葉の先が二つに分かれ、とがっているほうがモミ。ともに比較的成長が早く急傾斜地に多く見られる。
けやきち君(一般名・・けやき)
建築材、家具材として幅広く利用され日本人には馴染み深い木。各地に大木が残るが、太いものは幹囲10m、高さ40mを超えるものもある。
さわら大師(一般名・・さわら)
登山道沿いに幾つもの大きなさわらを目にするが、この木も350年以上は経つと推定される。見た目はひのきに似ているが、湿気に強く加工しやすい事から桶や曲物などの木工品に利用される。
ひのきイチロー(一般名・・木曾ひのき)
木曾地域に自生する天然のひのきを「木曾ひのき」と呼んでいる。登山道脇の触れるものの中では一番太く400年前後と推定される。古くから神社仏閣の主要材として利用され、日本三大美林のひとつ。木曾5木の代表格でもある。
まきチャン(一般名・・こうやまき)
日本特産種で高野山の名に由来する。耐水性があり風呂の浴槽として重用されるほか、庭木にもよく植えられている。南木曾岳の中腹では、群生林を見ることができる。木曾5木のひとつ。
所々で木道が腐っている部分があり、踏み外さないように歩くのに神経を使う。木橋では一人づつ渡るよう注意書きがある。
つがえもん(一般名・・つが)
ツガの葉はモミより小さめの1〜2cm程度で大小の葉が交じり、若い葉でもモミのようにとがらない。
揺れる吊橋を渡る。この吊橋は定員3名の表示がある。
洗心(せんしん)滝
棚状の岩壁から清流が軽やかに流れ落ちている。
足を踏み外さないよう気をつけながら、天河滝に向かう。
天河(てんが)滝
木曾檜を主とした天然林の山経を歩いていくと田立の滝の主爆である天河滝に出合う。切り立った花崗岩のてっぺんから大滝川本流が高さ10mを崩れるように落ちる様はまさに圧巻である。かって里人たちがこの天河滝を神聖視し、雨乞いの神事を奉る以外は登らなかったという。
ここで滝の水しぶきを時々浴びながら最高の景観の岩場で、持参したお弁当を食べる。
二つの天河吊橋を3人づつ渡る。
この歩道は板間の隙間が大きく破損している部分もあり、踏み外さないよう気をつけて歩くが少々怖い。
不動滝 龍ヶ瀬
鶴翼(かくよく)滝 水のグリーン色が美しい!
そうめん滝 この先は現在立ち入り禁止
不動岩展望台のルートに入る。
不動岩展望台
展望台からは、越百山・高峰山・恵那山・笠置山、遠くは御嶽山・乗鞍岳など北アルプスや中央アルプスが眺望できる。残念ながら少し霞んで見えた。
我々は断崖絶壁に立っていて、岩場から下を覗くことは怖くてできない。(下左写真の岩場の頂上にいる)
ここの標高をインターネットで調べたが出てこない。誰か教えてください。
下山後ひなびた温泉を探して、恵那市にある恵那ラヂウム温泉館で汗を流す。さすがひなびた温泉で浴室に蚊がいて刺されたし、風呂上りの冷たい飲み物もなかった。しかし疲れた足腰をしっかり癒すことができた。
恵那ラヂウム温泉館をHPで検索し閲覧した内容とは大きく異なる。「ひなびた」温泉ではなく、「さびれた」温泉で、詐欺ではないか!
ゴルフ場に行く時に通る道路脇にあり、気になっていた温泉館であった。

恵那ラヂウム温泉館
恵那ラヂウム温泉館は健久3年2月に発見され、落ち武者が傷の治療に用いたことから人々に知られるようになり、霧城主が薬師如来をまつり「薬師の霊泉」と親しまれてきました。
多くの人々に利用し、喜んでいただこうと温泉が出来、今日に至っております。

4月の腰痛以来の初めての再開ハイキングで、下山時足がつり出したが無事下山出来て、満足なハイキングとなった。
美しい滝を動画でご覧ください
天河滝
龍ヶ瀬
鶴翼滝