趣味の一つになったホームページ作成

ホームページとの出会い
退職後、何かボランティアをやらねば、と大府市国際交流協会が募集していた広報ボランティアに応募した。当時まだ協会のホームページ(以下HP)はなかったので、その作成を提案し準備を開始した。作成の知識のある人がいなかったので、独力で勉強を始めたが、その面白さに嵌まり込んでしまった。協会のHPを作成、公開後、自分のHPも作成、公開した。

ボランティアグループ「ホームページ作成サポーター」の結成
2003年1月に大府市社会福祉協議会の呼びかけで、ホームページ(以下HP)に関して興味のある人たちの募集があり応募する。約30名が集まったが、HP作成の経験のない人が大多数であった。したがい私たち作成経験のある人が講師となり、約3ヶ月の勉強会を開催した。
そして同年4月にグループ(ホームページ作成サポーター)を約20名で結成し、大府市内の福祉施設、公共団体、ボランティアグループのHP作成のお手伝いを開始した。立ち上げ当初から代表を任されて現在に続いている。
担当HP毎に小グループを結成し、定期・不定期に新規作成・更新作業を進めている。会社勤務時代のQCサークル活動推進業務の経験が大いに役立っている。メンバーが活き活きと仲良く楽しんで活動している姿を見ると嬉しいものである。
勉強会風景 皆で知恵を出し合い作成中 絶えず技術向上の勉強中
私のボランティア活動 (2008年3月31日作)
 会社退職後、なぜか「何かボランティア活動をしなければならない」という使命感のようなものを感じていた。「会社」という特殊な世界で長い期間過ごして来た私にとって、それまでご無沙汰していた「社会」に飛び込むには少々勇気が必要だった。市の国際交流協会で広報のボランティア募集があるのを知り、恐る々々申し込んだのがボランティア活動の始まりとなった。
 以来約10年、形を変えた活動が続き、現在はホームページを作成するボランティアグループの代表として活動を楽しんでいる。
 なぜ恐る々々始めたボランティア活動を楽しめるまでになったのだろうか。
1. 自分の趣味、得意なことを活かす楽しみ
 まず、ホームページを作ることが好きになり私の趣味の一つになったこと。
自分の趣味、得意なことを活かせる活動を見つけることが、長続きさせるコツ。
2. 仲間との交流を楽しむ
 ボランティア仲間との交流そのものが楽しいこと。情報交換、食事会、時には悩み事相談まで、プライベートなお付き合いまでに進む仲間もいる。
3. 仲間と一緒に作り出す喜び
 会社勤務時代にも経験したが、仲間と協力して一つの物を作り出す喜びを味わうことが出来る。
一人で作り出す喜びとは違う達成感が得られる。
4. 依頼先に喜んで頂ける時の満足感
 完成した作品を依頼先の方々が見て喜んで頂ける時の満足感は、何物にも代えがたい。
5. 新しい技術にチャレンジして、技術が向上する喜び
 依頼先から「このような物が出来ないか」との要望や、「このような物を作りたい」という課題に取り組み、仲間と相談しながら完成させることにより、スキルの向上が得られる。
6. 自分自身の成長
 ボランティア活動を通じて、退職後もいきいきと過ごされている方々の共通キーワード「好奇心」「思いやり」「感動する心」を育ててもらっているように思う。
 
 なぜ、退職後に「何かボランティア活動をしなければならない」という思いがあったのだろうか。
会社という「特殊な(異常な)社会」に身をおき、何か大切なものを失っているという思いがあったが、「普通の社会」に戻るために、社会との繋がりを求めた本能のようなもであったように思う。

私のホームページの活用
公開してあるHPと非公開のHPがある。
公開してあるHPは、特定の人に見てもらうような内容を掲載してある。例えば仲間でハイキングに行った時の写真や資料をまとめた物を掲載後、仲間にメールで連絡し見てもらう。孫たちが東京から遊びに来た写真を整理したものや、個人のプライバシーに関する物はパスワードを設定し、該当本人しか見れないようにしてある。公開期間は1週間〜6ヶ月。
非公開のHPは私の誕生以来の諸々の資料や写真の整理用である。HPビルダーはリンク機能があり、膨大な情報整理に非常に有効である。
1.過去の膨大な写真や資料をスキャナーで取り込み、年代ごと行事ごとに整理(まだ未完、いつ完成するだろうか)。
2.過去のゴルフデーターの整理、写真がある場合はリンクさせる。
3.旅行(海外、国内)、ハイキング、ビデオ編集、の整理。
4.私の人生年表、等々。