2014年4月シルバー文化教室の似顔絵教室に入門する。先生は元会社仲間の「柴楽」さん。さてどのような似顔絵が描けるようになるだろうか? そして私の趣味の一つに加えられるであろうか? | |||||||
似顔絵の表現には原則のようなものはないようだ。あまりにも写実的だと単なるスケッチになってしまう。似顔絵には、遊びの心と風刺の心が必要らしい。 いかにその人の特徴を捉え、デフォルメするかがポイントのようだ。デフォルメとは「特徴を強調して、それ以外は省略すること」。 まず、人の顔を見たら、一瞬のうちに「この顔は何と何の組み合わせでできていて、特徴は何か」ということがわかるようにならなければいけない。 |
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山藤章二著「似顔絵」(岩波新書)から抜粋 一般論としていうと、たとえば、モデルがA、描き手がB、見る人がCとします。BはAの特徴を描かなければ似顔が成立しないから、特徴部分を誇張して描く。ところが、A=モデル本人にとっては、気に入っていない部分が特徴という皮肉もあるわけですね。特徴部分を強調して描くこと行為それじたいが、すでに悪意だといわれてしまいかねない。Cは「似てる、似てる。(らしさ)がよく出ていて、あたたくていい絵だ」と、絵の滑稽味を楽しんだにしても、AがBに対して「あいつはオレに悪意がある」と思うことは往々にしてある。三者間のズレはとても微妙なんです。 |
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「ちひろの絵のひみつ」から抜粋 絵を描く、ということは、自分の思いや感動を人に伝えることです。芸術家が技術を磨くのは、自分の感動を、より豊かに伝えたいからにほかなりません。 |
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私の目指す目標 : 水彩での短時間作成(15分) |