賤ヶ岳(約422m)を一つ隔てた琵琶湖の北にある。面積約1.8平方キロメートル・周囲約6.4km、水深13m、三方を山で囲まれた断層盆地にあって、琵琶湖との水面落差が49m近くある。古くは、琵琶湖を大江(おえ)、余呉湖を伊香(いか)の小江と称し、天女の羽衣や龍神・菊石姫の伝説が残る神秘の湖。別名「鏡湖」とも呼ばれる。 白鳥に姿を変えて水浴びを楽しんでいた8人の天女の姉妹のうち、伊香刀美(いかとみ)に羽衣を取られた末妹だけが天に帰れなくなり、夫婦となって2男2女をもうけたという物語。また羽衣を取ったのは桐畑太夫で、菅原道真がその子であると伝える話もある。 余呉湖と琵琶湖にのみ棲息する特産物・イワトコナマズをはじめ、ワカサギ、フナ、コイ、ウナギ、ナマズなど魚類も多くいる。夏は水面近くをフナの大集団が回遊する姿が見られ、冬には水鳥も飛来する。 湖畔には、遊歩道などの施設が完備され、レンタサイクルも利用できる。 |
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久し振りに「青春18きっぷ」を利用し共和駅で乗車し、米原駅で北陸線に乗換え、余呉駅で下車する。まだ高速道路がない頃、故郷福井へ帰省する時この近くを通っていたが、立ち寄る機会はなかった。 余呉駅を出て、時計回り方向で余呉湖を一周する。 余呉湖観光館を見学。 まだ蕾が固い桜並木の湖岸を歩く。 風が冷たく強い。持参したおにぎりを食べる風の当たらない場所を捜しながら歩くが、見つからない。 比較的風当たりの弱い場所を見つけて、美しい余呉湖を眺めながら昼食。 途中私たちと逆回りの、神戸から来たという一人歩きの女性に出会う。余呉湖が大好きで時々訪ねて来るらしい。そのような余呉湖ファンが出来るのも頷ける美しい景観である。 国民宿舎余呉湖荘のレストランで暖かいコーヒを飲む。 余呉駅に向かい後半のウォーキング。 湖岸遊歩道を歩き、アジサイ園を抜ける。 この遊歩道は、残雪のある横山岳を眺めることが出来て美しい景観である。 賎ヶ岳合戦の史跡が所々に残されている。 機会があれば、いつの日か賎ヶ岳山頂にも登ってみたい。 途中公園にいた中学生の子供たちから「こんにちわ!」と元気のよい挨拶を受ける。 今日は土曜日、たくさんの家族連れがわかさぎ釣りを楽しんでいた。 有名な天女の衣掛柳を見て、余呉湖を一周し、JR余呉駅に戻る。 左地図の右湖畔はまだ蕾が固い桜並木が続く。見頃は4月中旬頃であろうか。 左湖畔にはあじさい園がある。見頃は6月末〜7月上旬。 花の季節や、新緑、紅葉の季節に、また来訪したい余呉湖のウォーキングだった。 自宅からの歩行数は1.8万歩 |
JR余呉駅を出発 | 標識にしたがい余呉観光館へ | 天気は良かったが、風が冷たい | |||
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桜並木が続くが、まだ蕾は固い | わかさぎ釣りの人々 | ||||
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山口誓子の碑 | 車も、人も少ない | ||||
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ネコヤナギ | キブシ | ? | |||
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遠くに見える残雪の山は横山岳1132m | 国民宿舎余呉湖荘でコーヒを飲む | ||||
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斎部路通の碑 | 青い空と青い湖が映える | ||||
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アジサイ園、見頃は6月末〜7月上旬 | 静かである | ||||
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菊石姫と蛇の目玉石 | 後方に横山岳 | ||||
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「余呉早春 雪の下ゆく 水の音」 | ||||
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