花がいっぱい・新緑の上高地を歩く
2013年6月4日〜5日
2日間で約50,000歩を歩く

途中立ち寄った「ひるがの高原SA」 中央の山は「大日ヶ岳」 遠くの雪山は「別山」「白山」の主峰
日本が誇れる美しい景勝・中部山岳国立公園 上高地
上高地は昭和27(1952)年、日本で初めて特別名勝および特別天然記念物に同時制定された。
河童橋
幅3.1m、長さ36.6mの木造の吊り橋。橋上からは上流に穂高連邦、下流に焼岳が望める。芥川龍之介の小説「河童」の舞台。
河童橋へ向かう 河童橋 河童橋から梓川上流を眺める
河童橋を渡り、梓川右岸通りを明神池に向かう
リンゴの花に似たズミ(別名コナシ) 梓川の清流
大木 面白いこぶ、何かに見えるが? 野生の猿のお出迎え
明神池
明神岳の土砂が湧水をせき止めてできた、一之池・二之池からなる池。穂高神社神域にある。
神秘的な明神池 拝観料300円
揺れる吊り橋、明神橋を渡る
朝焼けの宿、明神館前から穂高連峰を眺める。ズミの花が満開
徳沢に向かう。途中植物に詳しい山男に遭遇、説明を受けながら歩く。
可憐な花、ニリンソウの群生地
ニリンソウ(2輪草)は高さ20cmほどになる多年草で、大きな群落は、白と緑のじゅうたんを敷き詰めたように見事。上高地では、明神・徳沢方面に大きな群生地がある。
今、上高地は春の代表花、ニリンソウの季節。ニリンソウは茎の本数や白いガクの枚数が株によって異なったり、ガクが緑色をしているものまであったり、大変奥深い植物。
ニリンソウに花びらはない。花びら(花弁)に見える部分はガク片にあたり、普通5枚だが、探してみると6,7,8、・・何と10枚というのもあるようだ。また発見すると「幸運が訪れる!」といわれるガク片が緑色をした「ミドリニリンソウ」もあり、花は葉が変化したことをうかがわせる。
ニリンソウ 私が見つけた「ミドリニリンソウ」 幸運は訪れるか?
「古池」 池の底から湧水し波紋が出ている。
徳沢
ハルニレの巨木が点在する明るい草原からは、前穂高岳東壁や奥又白谷を望める。井上靖の小説「氷壁」の舞台。
「氷壁の宿」徳澤園に宿泊 徳沢のニリンソウ群生地
夕方、宿周辺を散策する
「かつら」の木 ズミ ウワミズザクラ(上溝桜)
朝日を浴びる穂高岳連邦。5時に起床し宿近辺を散策
アカハラ
美しい鳴き声をお聞きください。
声は聞こえど姿見えず。

明神まで昨日と同じルートで戻る。快晴の空と山河が映える。
明神に戻る。野生の猿のお出迎え。
ここからは梓川左岸通りを河童橋に向かう。
河童橋近くに到着。宿で買った弁当を食べる。ほぼ半世紀前にキャンプした場所を捜す。
河童橋を渡り、梓川右岸を歩き、ウェストン碑を経由し穂高橋・田代橋を渡り梓川左岸を歩く
穂高連峰 上高地ではどこにいても風景の中心にある。奥穂高岳は標高3190m、日本第3位。
可憐な花々
名前の分からない小さな花が一杯。名前が判り次第記入します。
アマドコロ
ラショウモンカズラ ヤマエンゴサク
ベニバナイチヤクソウ エゾムラサキ
エゾムラサキ
マイズルソウ ケショウヤナギ
サンカヨウ ズダヤクシュ
コミヤマカタバミ オオカメノキ
ツバメオモト ホンシャクナゲ
ヤマホタルブクロ イチヨウラン(山男発見!)
キジムシロ コナシ
クルマバツクバネソウ
ミヤマザクラ
コヨウラクツツジ シロバナエンレイソウ ズミ(別名コナシ)