危険物取扱者乙4種

 危険物取扱者は一般的によく知られています。簡単に内容を説明すると、第1類〜第6類まであり、それぞれ物質の形状・燃性によって分けられております。その中でも一番実用性のあるものが乙4種なのです。乙4は、主にガソリン系の揮発する液体を取り扱えるようになります。特に、ガソリンスタンドなどの取扱主任になるには危険物取扱者乙4の免許が必要です。その他、様々な分野での必要性が出てくると思います。タンクローリーの運転にもこの資格で対応できます。(車の免許が必要ですがねw)。国家資格ですが、比較的取得しやすいものだとと思います。
 
 試験の内容ですが、大きく3つに分かれており、物理学と科学の基礎知識・危険物の性質並びにその火災予防および消化方法・危険物に関する法令がります。どの資格検定にも言えるのですが、法令が一番難しいというか覚えるのが面倒だということです。その中でも、必ず覚えておいたほうがよいのは、物質の指定数量と倍数計算。私が過去問や実際の試験をやって必ずあったといえるものです。この乙4を取得したのは04年7月です。一番最初の試験は学校のテストのすぐ後ということもありロクに勉強をしないまま受験しました。問題を見ると、問いかけがあり、回答の選択肢が5つあります。さらに、その回答の選択肢が初めて読むと全て当てはまるような気がして、悩んだあげく適当に選んでしまうわけです。案の定、初回の受験では落ちました。次回はきちんとやろうと決めたものです。
 
 さぁ、04年10月に入りました。2回目の受験の月です。といっても、なんだかやる気が起きません。教本をパラパラっとめくってみただけです。一週間前くらいになるとさすがにヤバイと思っても、またやる気が出てこないんです。それで3日前くらいに「こんなことしててはいけない!」と思って、夜遅くまで頑張りました。法令や特性など、一生懸命頭で覚えては紙に書いて・・・ということを繰り返して受験の当日になりました。(こういうタイプなんですw) やはり2回目ともなると、雰囲気もつかめて、問題も前回と比べるとスラスラ当てはまります。この試験は、物理学と科学の基礎知識・危険物の性質並びにその火災予防および消化方法・危険物に関する法令がそれぞれ60%正解しれいれば合格です。つまり10問中6問合っていれば合格なんですねw今回は手ごたえアリです。やはり、指定数量と倍数計算が出ました。 そして、約1ヶ月後、、、はがきで通知が来ました。 およおよ、、 「合格」!見事に合格しました。

 資格試験はすべてマークシートでおこないます。番号を鉛筆で塗りつぶすわけですね。受験料は乙類が3400円です。さらに、合格すると市役所で収入証紙を買わなくてはいけないので2800円を支払います。ですから、1回乙類を受けると5600円かかります。全類を受けようとすると結構な額になりますね。また、1回落ちると3400円無駄になるわけですから、頑張って勉強したほうがよいでしょう。合格し、市役所にて収入証紙を購入し指定のはがきに貼り付けて返信用封筒をともに入れた封筒を送ります。数週間後に写真付の免状が手元に届きます。(自動車の免許証みたいですねw)

 これから受験する人は頑張ってくださいねとしか言いようがありませんが、それほど焦ってやるものも身に付きません。自分のペースで覚えるところはきちんと覚えて、もうダメだと思ったらやさしくバイバイしましょう。何事も無理は禁物です。

   資格は一生の財産になります。
 
以下のサイトで試験内容・模擬試験・試験結果発表をご覧になることができます。
財団法人消防試験研究センター

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