豊かで実り多い人生を過ごすために、生涯にわたる学習が重要視されています。さまざまな学習活動をとおして得られる知識や技術・技能・体験、また、交流によって多くの人々が喜びと達成感を分かち合うことができます。
 東海市では、平成6年に東海市生涯学習大学を開設し、市民の学びたいこと・興味あることに対して多くの機会を提供し、皆様の学習活動を支援してまいりました。
 近年、市民の活動の幅が広がり、今まで以上に内容充実が必要になってきました。さらに、皆様が習得した力を社会のために還元し、東海市のまちづくりのために生かしていくことが期待されるようになって来ました。
 そこで、市民自身が教員・学生・運営者になり、市民のための、市民主導の学習の場と機会をつくるため、「市民大学」を開設する機運が高まり、平成17年6月から「東海市市民大学協議会」および「市民大学設立準備会」を設け、協議・準備をすすめました。

 平成18年10月1日 市民大学「平成嚶鳴館」が開校しました。嚶鳴とは、東海市の誇り江戸時代の儒学者・細井平洲先生が江戸に開いた私塾の名前です。小鳥たちが、おうおう・・・とさえずり合うように、議論し合い、切磋琢磨して、より広く、より深く成長し合うことを意味しています。そのことにちなんで市民大学の校名は「平成嚶鳴館」と命名されました。開校以来、多くの市民の方々が教員としてまた学生として前向きな活動を展開しています。市民の手による、市民のための市民大学「平成嚶鳴館」は、さらに進化し・発展することをめざしてまいります。















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