鬼頭恭一メモリアル・コンサート アンケート


★ 永井さんの歌、本当に素晴らしかったです。ありがとうございました。感謝です。

★ 永井和子さんにもう少したくさん歌っていただきたかったです。初めて聞いた鬼頭さんの曲は素晴らしかったです。

★ 「生きること」を感じる音楽でした。永井さんの歌声、感動しました。涙が出ました。ありがとうございました。

★ 永井和子さんの美しい日本語 (母音を充分に響かせる。音楽が実に深い、感銘。) を生で聴くことができ、幸せでした。岡崎隆さんのお仕事は大変貴重。尊いことです。

★ 素晴らしいの一言です。感動しました。

★ とても素晴らしかった!!

★ B29から落とされた爆弾 (240kg) で飛ばされた、生き残った老人 85才。
あの戦時下にこんな素晴らしい曲を作られた鬼頭さん。神様から与えられ我々に伝える使命を果たされたと思う。
ヘリコプターの事故と書いてあるが、双葉複葉の飛行機ではなかったか? ヘリコプターは戦後の品物と思うが・・・
この音楽、世に伝えてください !!  素晴らしいこの弦楽合奏団に依つて !

★ 鬼頭恭一は遠縁の親戚とのことで聞きにきました。とても良かったです。

★ 胸にしみるメロディーの数々。日本的な美しい曲を作る方と感じました。

★ 説明が多すぎませんか? 音楽そのものの「力」を信じましょう。素敵な曲です。素敵な演奏です。ありがとう。

★ 全体のプログラミング構成・演出が非常に良かったです。解説が入ることで、より演奏も理解と共に聴けました。
「ぞうさん」「さっちゃん」「ふるさと」もとても美しかったです。

★ アンコール曲「故郷」も、とても良かったです。

★ とても楽しいひとときでした。私は戦後生まれですが、あの戦争中この様な素晴らしい方がいたなんて・・・。
今彼が生きていたら、どんな音楽家になっていたでしょうね。思わぬ事で鬼頭恭一を知った事は、私の財産にもなりました。
全体の演奏会の構成も素晴らしかったです。ありがとう。
指揮者の人柄が全体の演奏会のあたたかみが伝わって来ました。ありがとう ありがとう

★ なんだかよくわからない演奏会だった。弦の音は、心ち良く安らいだ。

★ 貴重な演奏を聴けてたいへん良かったです。

★ すばらしい企画だと思います。こういった特徴のあるパストラーレになってほしいと思います。

★ 客が思ったより少く残念でした。年末と夜では外出しにくいのでは・・・・終戦記念日の8月であった方が良い様に思った。鎮魂歌は編曲も良くて、魂をゆさぶられました。学徒動員生を知る者にとって深い思いで拝聴致しました。

★ いい演奏会でした。ありがとうございました。 

★ どの演奏も心がこもっていて良かったです。

★ 私の 母校 (高校) に立派な方がおられることを知りました。素晴らしいコンサートをありがとうございました。
戦争が再現しないよう心から願っています。(国家権力は平和を崩れさせようとしている昨今)

★ 感動しました。

★ 敗戦後70周年の今年、色々の催しがあり、特に映画では学徒出陣により若い人々が戦場に狩り出され、悲惨な死を余儀なくされた映画のリバイバルを含め、沢山見ました。特に生きて帰れぬ特攻隊の話は世界中でも希な戦争活動だと云われています。鬼頭さんもその犠牲者の一人だと思います。しかし、こうして未完に終った才能の一部が関係者のご努力で復元され、未来まで芸術品として残って行くことは、非常に嬉しいことだと思いました。私も学生時代から合唱をやっていますので、いつか「雨」を合唱曲として歌えたらと思います。

★ とてもすばらしい企画でした。

★ アンコール曲はさすが日本の名曲ですね。涙が出ました。パストラーレ よくなっているね。

★ 本当にありがとうございました。心暖まるコンサートでした。

★ 皆様の御尽力あってのコンサート。心にしみ至福のひとときでした。有難うございました。

★ 素晴らしい曲の数々を残されて散った鬼頭恭一さんの御冥福をお祈り申し上げます。

★ 岡崎先生の熱意に感動しました。このような才能ある若者を多く亡くした戦争を二度とくり返さないでとの祈りのように思います。

★ 意義深い演奏会で、心も耳も澄ませて聴かせていただきました。魂は時を超えて新しく、ですね。
深い深いご縁を思わせ考えさせていただいた夜となりました。

★ 曲も知らずに伺い、そして御家族の方々にもお会いでき、一生の大事な出来事でした。有難うございました。

★ 歴史的な素晴らしいコンサートでした。大変感動させていただきました。

★ 鬼頭恭一氏実弟・哲夫君と愛知一中同窓で、数十年にわたり親交を重ね、鬼頭さんの事も少々聞いていた。恭一さんの曲を発掘し、このような立派なパンフレットを作られた岡崎様のご努力に感謝致します。

★ 何人かの友人がよかったと言っていましたし、私も演奏を感銘を受けて聴きました。演奏会の構成を岡崎氏が苦慮してお考えになったということがよく分かり、それが、かえって主催者の気持ちが伝わることになりました。
永井和子さんは有名な先生なので、周りの人たちもよく知っていましたしその声がとても好きだという方 も聴きに来てくれました。ゾウさんやさっちゃんも演奏会を温かい雰囲気にしてくれましたね。そうでないと涙にくれる演奏会になりそうでしたから。故郷の歌も日本人は大好きでほっとします。聴衆は心満ちて家路についたことでしょう。


(次は、演奏会の録音を聴かれた方がお寄せ下さった感想文です)

★ CDを通して岡崎隆氏がこのコンサートにかける意気込みと熱意を感じました。
とても素晴らしいコンサートに出来上がっていたと思います。
的外れな素人の感想ですが、簡単に書かせてください。

1. アレグレット ハ長調
この曲は爽やかにはじまり、そこから戦争を思わせるような暗いメロディーに繋がり、最後に再び元気で壮快なメロディーで終っています。
恭一さんは戦争が終ればまた作曲が出来ると信じてこの曲をかいたのではないでしょうか。

2. 鎮魂歌
この曲は前にも書きましたように私の大好きな曲です。素朴なピアノの演奏で始まり、同じ曲が弦楽で演奏されいますが、弦楽演奏に入るところから亡くなった方への尊厳と失った悲しみが深く心の中に更にずしりと入って来ます。とても気高く美しい曲だと思います。

3. アレグレット イ短調
私が知っている限りこの曲は恭一さんの残した曲の中で唯一元気で活力のある曲だと思います。自信に満ち溢れていてその途中にはダンスでも踊れるような優雅な曲も盛り込まれています。勝手な私の推測ですが、この曲はアレグレット ハ長調よりも前に作曲されたのではないでしょうか。

4. 永井和子さんの歌
成田七香さんの「雨」もとても上手でしたが、永井和子さんの「雨」と「惜別の譜」はプロとしての経験と年齢が歌の本質をよく理解し戦争の悲劇をドラマティックに歌い上げていると思いました。久しぶりに聞く「ふるさと」も素晴らしいです。この歌詞に描かれているような自然がどんどんと失われていくのが残念です。

5.高田三郎氏
彼の紹介に”山形民謡によるバラード”と書かれていたので、この方は日本的な音楽を作曲される方なのかと先ずは思いました。
「ファンタジー」を聴き、”和”的な要素を含んでいるような気がしたので、この曲は和と洋を盛り込んだ彼にとってはチャレンジの曲だったのかしらという印象を受けました。後で小冊子を読むと日本情緒あふれる「ファンタジー」と書かれてあったので私の推測も全く的はずれでなかったのかもしれません(?)「ファンタジー」と「インテルメッツォ」は聴き手を何か違う世界に導くような気がしました。私は彼の3曲の中では「フーガ」が好きです。

6.信時潔氏
信時氏には大変失礼ですが、私は彼の写真を拝見した時に彼の着物姿と容貌を見て西洋音楽を作曲するとは到底想像することができませんでした。しかし、彼の音楽を聴いた時に曲の素晴らしさと完成度の高さに驚きました。あの時代に日本に西洋音楽をここまで作曲できる方がいらしたこと、日本の音楽教育のレベルが既にかなり高いものであったことを知ることができました。彼を師として学んだ恭一さんの作曲家としての将来は約束されていたことでしょう。

讃井千恵子さんとの再会、代田良氏と恭一さんの奥様との列車の中での出会い、2015年に見つかった楽譜、戦後70年にあったって紹介された恭一さんに関するTV番組と新聞記事、2つのメモリアルコンサート等々、彼の人生はまるで小説のようです。
彼は自分が望んでいた人生のドラマをテーマにした作曲はできませんでしたが、彼の人生そのものが人間の生と死の持つ美しさ、喜び、尊さ、悲しさを私達に伝えてくれています。
彼の残した曲が歌われ、演奏され続けられる限り、彼の「反戦」のメッセージは生き続けることでしょう。そうあって欲しいと心から願います。