Holberg Music 
 
 
 岡崎 隆/プロフィール


 
1948年愛知県生まれ。幼少よりピアノを浅川房子氏に師事。一般大学進学後は学業そっちのけでオーケストラ活動に没入し、コントラバスを西出昌弘、江口朝彦、相葉武久各氏に、指揮法を久保田洋氏に師事する。また作・編曲を様々な作曲家の浄書譜面作成を通じ独学で習得。1971年から2008年まで名古屋フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者として在籍し、数々の演奏活動を行う他、さまざまな室内楽活動を行う。
 学生時代、京都芸術大学音楽学部長だった安部幸明氏の「サキソフォンと管弦楽のためのディヴェルティメント」をオーケストラ・メンバーとして演奏したことにより日本の作曲家に興味を抱き、その後名古屋フィル初のヨーロッパ公演の際、フランス国立放送局コンサートで、聴衆が邦人作品に対し熱烈な拍手を送るのを目のあたりにして「日本のオーケストラは、自国の作品をもっと演奏すべきではないか」との確信を持つに至る。以後コントラバス奏者として演奏活動の傍ら、20年以上にわたり日本の戦前の管弦楽曲を中心に調査・研究・浄書譜の作成をライフワークとしている。特に横浜生まれの作曲家・須賀田礒太郎 (1907-1952) 研究を最大のテーマとしており、その全作品の浄書化を目指している。

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