地域再生計画についての1点目について、お答えします。
御案内のとおり「中部国際空港を核とする知多半島観光再生計画」の名称で、愛知県と知多半島の5市5町の共同提案で、5月11日に国に申請しておりまして、6月10日の新聞報道によりますと、近く国から認定される方針であると承知しております。
この計画の趣旨は、2005年2月に開港する中部国際空港を活かし、知多半島の魅力の情報発信等により、地域の活性化を行うもので、「住民の観光意識の醸成」、「観光資源の整備・創出」、「観光振興の環境整備」の3つを柱としております。
認定されますと『地域再生支援のための「特定地域プロジェクトチーム」の設置』を始めとする14項目の国の支援が受けられるものです。
本市独自の計画でございますが、知多半島は古くから、ものづくりの歴史のある土地柄であり、特に半島北部を中心に、鉄鋼、自動車電子部品などの高度技術産業のほか、電力・ガスのエネルギー産業などが立地しており、ものづくりの現場見学、企業博物館を活用した「産業観光」を進める考えを持っております。
また、支援策の中には、国土交通省の、今年度から創設されました「まちづくり交付金」が、まちづくりに必要な幅広い施設等の整備を対象に、この地域再生計画の認定を受けたものが優先されることから、市内の3地区を位置付けております。
聚楽園駅から荒尾第二、渡内区画周辺までの「荒尾周辺地区」、横須賀から高横須賀、加木屋町までの「東海市西部・南部地区」と、現在、中心街整備が行なわれています「太田川駅周辺地区」の3地区でございまして、今後も、地域再生の制度を活かしたまちづくりを進めて参ります。
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