>>東海市の中心街整備事業の現状は  1 
質問対象
質問事項
質問要旨
質問項目
中心街整備事務所
中心街整備事業の現状と方向性について
それぞれの事業の進行状況と今後の進め方について問う
鉄道高架、区画整理、再開発事業それぞれの経緯と進行状況は

■ 答弁
 中心街整備についてのご質問にお答えいたします。    それぞれの事業の進行状況と今後の進め方の1点目。

 鉄道高架、区画整理、再開発事業の経緯と進行状況でございますが、まず、鉄道高架事業につきましては、平成13年度に事業認可を得まして用地の確保に全力を注いでまいりました。
 去る10月に用地の確保が完了しましたので、本年度末になろうかと思いますが、仮線工事に本格的に着手してまいります。そして平成20年度当初にも仮線へ営業を切り替えまして本線高架工事に着手、平成22年度末に高架化完成の後、平成23年度に仮線を撤去、側道を整備して事業完了の目標を進めてまいります。

 次に区画整理事業でございますが、平成4年度から事業に着手しまして、平成9年2月に仮換地指定。平成9年度から建物移転、各種の工事を進めてきております。
 事業費ベースでの進行率は、前年度末で約47パーセント。建物移転率で申しますと前年度末で移転対象719戸に対して271戸、約38パーセント、ちなみに今年度11月末現在までを加えますと308戸、約43パーセントとなっております。
 今後につきましては、当面は鉄道の高架化完成を見据えながら駅付近を重点的に進めつつ、一方、玉突き移転で長期化も懸念される建物密集地も精力的に移転を進め、平成27年度完了を目指します。

 市街地再開発事業につきましては、事業に参加する地権者で再開発研究会を組織して、区画整理、鉄道高架の進捗を待つかたちで推移。その間、都市再開発法に基づく、つまり法定再開発での研究、検討を重ねてきましたが、先行する駅東地区は、民間事業者から提案を受けて更に研究会で検討の結果、地権者の総意として民間開発に委ねることでの合意がなされました。
 市といたしましても民間事業者による開発計画が賑わいの創出、魅力あるまちづくりに資するものである、民間活力に期待したい、との判断から地権者の意向に沿うかたちで支援を継続してまいります。

 駅西地区は鉄道高架の仮線撤去後、最短で平成24年度着工となりますので、変化の激しい社会情勢に配慮しながら、引き続き検討していくことになります。