東浦町(ひがしうらちょう)はこんな町です

名古屋市のベットタウンとして人口が増えつづけ、現在5万0100人となっています。

町の概要

6つの地域

知多半島5市5町

 

 


町の概要    

人口 50,100人、 面積31平方キロメートル

 

自然  知多半島の北東部、名古屋市から25km、温暖、少雨  地形はなだらかな丘陵と川沿いの平野で三河湾の入江・衣浦湾に面している。 ほぼ全域が開拓され、自然林はわずか 水田が多い 。 たぬき、オオタカ、ヌートリア、オニバス

   都市化が進むに連れて緑が減少し、ため池、山林が失われている。

交通  JR武豊線が大府・武豊間を走り、東海道本線と接続,

尾張森岡駅、緒川駅、石浜駅、東浦駅がある。  名鉄河和線が通っているが駅はなく巽ヶ丘駅(知多市)を多くの町民が利用している。

町運行のバス「う・ら・ら  1号」が東ヶ丘から役場、イオンショッピングセンター、あいち健康の森、、げんきの郷,長寿医療センターまで走っている。「う ・ら・ら 2号」が平池台から役場 、イオンSC、あいち健康の森、げんきの郷、長寿医療センターまで。

2008年10月に「うらら」の路線を大幅改良し、緒川駅から刈谷駅南口まで乗り入れが実現。行政区の違う市までの乗り入れだが、利用は多い。路線も6路線に増やした。

 町内には知多半島道路が通っているのに、インターチェンジがなくて不自由していたが、1999年3月に東浦知多インターチェンジが開通した。

 国道366号線、366号バイパス(衣浦西部線、)

  

歴史  縄文時代の入海(いりみ)貝塚  

     室町時代、小川城主が小河氏から水野氏に

     水野忠政の娘 於大(おだい)の方 は岡崎の松平氏に嫁ぎ、竹千代(のちの徳川家康)を産む

 乾坤院 曹洞宗の中本山のお寺 水野家3代の墓がある。

 「新四国88ヶ所」の弘法寺 (こうぼうでら)が町内に5ヶ所

 江戸時代まで製塩業、酒造業が盛んに行われた。郷土資料館「うのはな館」に塩田の歴史を展示している。

     農業用の水不足からしばしば、村の間で水争いが発生した。

     明治時代から木綿工業が盛んになった。

  1906年、5つの村(村木、緒川、石浜、生路、藤江)が合併して東浦村になる。1948年に東浦町に。

  西南の役から日清、日露戦争、日中戦争太平洋戦争に多くの青年が徴兵され、戦死者500名あまり。

  1944年に三河地震と東南海地震が相次いで、大きな被害が出た。余震を心配して外に小屋を建てて寝起きした。

     1959年9月26日伊勢湾台風で海岸堤防が決壊して被災者多数

     1961年愛知用水完成で農業用水実現、上水も簡易水道から愛知用水の水に

 1970年頃から大規模な住宅開発で人口急増、現在1,000戸以上の団地が3地区にある。

文化 尾張の国に属していたが、境川を隔てて三河の国に接していたので、住民の生活圏も交じり合っていた。

   方言も名古屋弁よりも三河弁に近い。通学、通勤は刈谷市など西三河方面が多い。

   西三河は平坦地で、変化に乏しいが、知多半島は小高い丘陵地帯で、住環境はいいと見られるようになった。

   郷土の著名人として、国文学者 久松潜一博士。

 

産業  農業   米、ぶどう、いちご、酪農、花卉

巨峰ぶどうはブランド品に、丘陵地で酪農、肉牛、養豚がおこなわれている。2000年12月にオープンしたJAの子会社「げんきの郷(さと)」が評判になっている。産直とレストランそして温泉もあります。場所は大府市になりますが東浦町に接しています。

大規模な圃場整備事業がほぼ完了、山間の農地以外はほとんど大区画に整備された 。

       

      工業   家具製造、液晶基盤製造、自動車部品加工、繊維工業

東浦町に本社工場のあるソニーと豊田自動織機の合弁会社、ST−LCD(液晶基盤製造)は2000年操業開始以来、業績を伸ばして、第2次拡張計画を発表した。テレビのデジタル化で液晶パネルの需要が増えるためのようである。 近年、合弁を解消して、ソニーの子会社、ソニー・モバイル・ディスプレイに移行した。

豊田自動織機製作所が自動車エアコン用コンプレッサー部品工場を建設。さらに 石浜工業団地が県企業庁により造成中で、ここに豊田自動織機が進出の予定。

洋風家具のトップメーカー、カリモクの本社工場も東浦町にある。不況で高級家具の売れ行き不振で、リストラを行った。

       

 知多木綿は輸入製品に押されて、衰退の一途。跡地がマンションや分譲住宅、スーパーに。

      商業   家具販売、酒造販売、繊維製品販売、中堅スーパー そこへイオンが進出

 ジャスコのイオンショッピングセンターが2001年7月にオープン。敷地10万平方メートル、床面積3万平方メートル。ジャスコ、のほか東浦東宝シネマ9、ユニクロ、トイザラスなど100店舗が入っている。 駐車場4000台

 「行政サービスコーナー」を設け、町外の来客に東浦町をPRし、町民が住民票や印鑑証明などの発行を申し込むことができるようにしています。

イオンに来るお客が予想以上に多いことに目をつけて、中クラスのスーパーが相次いで開店、客の取り合いで、共倒れしないか心配。 エイデン、コーナン、ゲンキー

 公共施設

保育園8園 小学校7校 中学校3校 高校1校、私立幼稚園1園    文化センター、 コミュニティセンター6館 、児童館6館、子育て 総合支援センター、ファミリーサポートセンター、 町体育館 地区体育館(南部・北部・西部ふれあいセンター) 中央図書館、郷土資料館「うのはな館」、 老人憩いの家7ヶ所、高齢者支援施設「ひだまり」、福祉センター、勤労福祉会館、

 県営あいち健康プラザ、 国立長寿医療センター(大府市)、県立小児総合医療センター (大府市)東浦町との境界に所在

 

於大公園12ha、「このはな館」、高根の森9ha、あいち健康の森14ha、 自然環境学習の森17ha

民営の特別養護老人ホーム「東和荘」、 特養 「メドック東浦」、老人保健施設 「相生」、重度認知症老人の通所施設「もりおかの里」、生きがい通所支援施設「あい愛いくじ」、居宅介護支援事業所 「フィロス」、有料老人ホーム「ベティさんの家」ほか

障害者の通所・収容施設が多数、 ひかりの里ファーム、通所授産施設サンライズヒル、ひがしうらの家、グループホームも数ヶ所 、NPO法人「絆」

                                  

町役場 :愛知県知多郡東浦町大字緒川字政所20        最寄の駅JR武豊線、緒川駅    рO562−83−3111

6つの地域 20 11.4.1

 1906年に5つの村が合併して東浦村になりました。緒川の一部であった緒川新田が発展して人口が増え、旧郷をしのぐほどになって、事実上6つの地域を形成しています。

大字

読み方

2011人口

2007人口

最寄の駅

特徴

多い姓

森岡

もりおか

  7642

7407 

JR

尾張森岡駅

ぶどうの産地、健康プラザ、健康の森

水野、間瀬、外山、深谷

緒川

おがわ

  8508

7899

JR緒川駅

役場の所在地、曹洞宗中本山乾坤院、於大公園 、イオンモール東浦、自然環境学習の森

水野、戸田、野村、村瀬

緒川

新田

おがわ しんでん

  8393

8542

名鉄    巽ヶ丘駅

名鉄東が丘団地、酪農地帯

戸田、野村、

石浜

いしはま

 12,723

10855

JR石浜駅

県営東浦住宅、福祉センター、特別養護老人ホーム 、総合子育て支援センター

平林、成田、鈴木、杉野 、水野

生路

いくじ

  5599

5076

JR東浦駅

木綿工業が栄えた、マンション急増

長坂、原田、神谷

藤江

ふじえ

  7300

6614

JR東浦駅

衣浦湾、工業団地、イチゴの産地

新美、久米、杉本、   竹内 、小田

合計

   50165

46393