11月のひとりごと

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03/11/30(日)

昨日から1泊で浅間温泉。ほんとはスキーの予定だったが雪不足のためのんびり安曇野の美術館巡りをする。あいにくの天気で常念岳や穂高岳などはガスの中だったが、広い松本平の空気と葉を落とした立木の美しさに、忙しかった今月の疲れもいつの間にか消えていった。


03/11/28(金)

キーロフバレー(現マリンスキー劇場バレー)の「くるみ割り人形」を見に行く。王子を踊るはずのファルフ・ルジマートフがケガのためキャストが替わっていたが、十分魅力的だった。ソロやデュエットの踊りも良いが、何より群舞の美しさには比類がない。中でも雪の精のコール・ド・バレーはため息がでた。舞台装置・衣装も音楽に負けずあでやかでまさに夢のような舞台だった。大人だけでなく、かわいく着飾った幸せなお嬢ちゃんの姿も目立った。


03/11/24(月)

御在所岳は久し振りだった。午後から雨の予報だったので、ほとんど休憩を取らずに登ってきた。おかげで雨に遭わずにすんだ。日帰り登山にはうってつけの山だ。また、行きたい。


03/11/23(日)

主人が名古屋に用があったので、ついでに、高島屋で長男のネクタイを買う。バーバリーで若々しいいい感じのが飾られていたので値段も見ずに決めたら、えらい高かった。いつもの店でセーターを捜すが良いのがなくて、他の店で色が良くてしっかりした作りのデザイン的にはシンプルなセーターがあったので手に取ると、20000円だった。ふだんイトーヨーカドーで買うのより0が一つ多かったので恐れをなし、何も買わずに帰ってきた。スーパーで二人で買い物をしていると偶然お義姉さんに会った。明日鈴鹿に行くから、買い出しという。一人で行くというから、それならばと一緒に行くことにした。主人は疲れているから止すそうだ。9時半からレイトショーに行く。マトリックス・レボルーション。うーん難しいぞ。わけわからん。それよか、明日の天気が気になるなあ。


03/11/22(土)

いやな夢を見た。私はママさんバレーのサークルに入っている。ワン・ツーまでは良いのに、スリーの私の番でミスを何回も繰り返すのだ。目の前にボールが来るのだがどうしてもネットに引っかけてしまう。そのうち相手側チームからはバカにされ試合は途中で中止、こちらのチームのキャプテンに遠回しに脱退するよう勧告される。私は泣きたいのをがまんして、一生懸命練習するからどうぞ続けさせてください、と頼む。キャプテンはしぶしぶながらも、認めてくれた。いつもは、空を飛んだり、アメンボのように水の上を泳げたり、楽しい夢しか見ないのに、なんであんな夢を見たかは分からないが、夢の中でもけなげにがんばってるなと妙なところで感心した。


03/11/20(木)

「ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050」
                         バッハ作曲
              (ピアノ、指揮)マレー・ペライア
              (フルート)ハイメ・マーティン
              (バイオリン)ケネス・シリート
              (管弦楽)アカデミー室内管弦楽団
              <ソニー SICC−139>


03/11/19(水)

「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」        
               バッハ作曲、ストコフスキー編曲
           (管弦楽)フィラデルフィア管弦楽団
           (指揮)ウォルフガング・サヴァリッシュ
           <EMI CLASSICS TOCE−8840>


03/11/17(月)

主人に電話したら、ちょうど、出るところだというので職場の近くまで迎えに来てもらった。いつもは近くのバス停なのだが、今日は時間があったから少し歩いてみた。すると、感じのいい喫茶店があった。ずっとジャズがかかっていて店の外まで聞こえる。中は壁が粗塗りのスペイン風で、樫の木のがっしりしたテーブルと椅子。暖炉も見える。マスターは50代半ばかな?奥は自動車やバイクのパーツを売っている店につながっている。手作りの自動車やバイクがあった。いかにも趣味でやってますという店だ。気に入ったので、次回からここを待ち合わせ場所に決定。


03/11/16(日)

久し振りにUのテニス。午後からプール。やっといつものペースに戻った。主人は、84キロになった。今年の目標の一つ、夢の70キロ台まであと一息。


03/11/15(土)

2年前仕事でつらい思いをしていた。その時ある人に言われたこと「チャンスはピンチの隣りにある」と言う言葉。まさにその通り。9月頃、ご近所の奥さんが恐縮しながらもあつかましく「うちの子は植物アレルギーで喘息なのだが、お宅のプラムの木が原因らしい。その枝をはらって欲しい」と申される。複雑な想いで大きく道に伸びた枝を3本祓いましたぞ。大きすぎて処分に困っていたが良い使い道を思いついた。作品展に取っておこうと。ずっところがしてあったが、今日やっと学校に運んで、庭も気持ちもすっきりした。きっと子どもたちの作品が映えることだろう。


03/11/12(水)

お父さんが亡くなった子のうちへお参りに行く。お母さんはあまり大げさにしたくないというので、子どもに口止めをしたのだと思う。私にも友達にも言わなかった。でも、彼の心の中はお父さんのことでいっぱい。そして、作文に書いた。短い文だった。「おとうさんがしんでかわいそうでした。また、あいたいな。でも、ぼくのことをみているとおもいます。」


03/11/11(火)

昨日、左右のローボレーを受ける特訓で、いよいよシューズの替えどきと悟る。さっそく買いに行く。これで、フットワークは万全のはず・・・。


03/11/10(月)

京都から帰ってこの1週間、疲れが出たのか体調がすぐれなかったので、テニスも水泳もやらなかった。久し振りにテニススクールに行った。今日はバックハンドのリターンだった。ベースラインに両足を開きそのまま腰の回転だけで打つ。左足の重心のかけ方がポイント。私は左足は筋力が弱いので、上手くいかない。スキーの大回り高速ターンも右はきれいだが左はぎこちない。筋力が弱いからだ。ふくらはぎの筋力トレーニングを行うべし。電車の中でひそかにやろう。


03/11/09(日)

TVで選挙速報をやっている。民主党はどこまで票を伸ばすのかが争点になっている。が、そんな単純な図式で済ませようと言う姿勢でいいのだろうか?しかし、小選挙区&比例代表制とはなんだか歯がゆい。大選挙区とまでは行かなくても、中選挙区で定数を増やすべきではないだろうか。なんにしても、日本が自立できるように、国民が誇りの持てる国になれるように。


03/11/08(日)

大江健三郎のインタビュウ記事の中の言葉「子どもは基本的に誇りがある。自分の持っている誇りが踏みにじられる、無視される時、子どもがいかに、怒り、嘆き、あるいは苦しむかということをみれば、人間が基本的に持っている要素としての誇りを大切にしないではいられない。」同感。大人にしても同じだろう。ただ、感情を上手にコントロールできるように、または、上手に隠せるようになっただけだ。


03/11/04(火)

今朝、カーラジオでスペイン政府が伝染性の病原菌にかこつけて、ジブラルタルの国境を閉鎖したというニュースをやっていた。ジブラルタル問題を知ったのは最近だ。堀田義衛の本を読んでびっくりしたものだ。もういいかげんイギリスは植民地を手放したらいかがなもんか。世界の紛争の大半はイギリスが関与していると思える。


03/11/02(日) 

金曜日の夜一泊し、京都に行って来た。主人の会社の保養所が当たったのだ。料理は京懐石で申し込んだのだが、すばらしく美味しかった。小食の私は脂っこいものなどはいつも主人に食べてもらうのだけれど、今回は鴨肉を一切れあげただけで、みんな頂いてしまった。エビの天ぷらは、衣がパン粉と似ていたがそうではなく、餅をくだいたもので、歯触りがもっちりしていてとても美味しかった。他の料理も全て、材料の吟味、組み合わせ、味付けに心配りが行き届いていた。心意気が感じられた。主人は、お吸に物に湯葉と鱧と松茸が入っていて感激していた。10室しかない、こじんまりとした保養所である。言ってはなんだが、こんなところの板前さんにしておくには惜しいと思える。どんな方なのか部屋に運んでくださる仲居さんに伺ってみたら、なんと、よその料亭に請け負ってもらっているそうだ。なるほど、そこで食べたらきっと倍以上の値段だろう。食事の後、ほろ酔い機嫌で近くの高台寺を拝観した。ライトアップされていて、池に写る庭園が幻想的だった。孟宗竹の林も見事だった。あんなきれいな竹林は見たことがない。夜とはいえ人はかなりいたが、二人連れが多く、しっとりした雰囲気を楽しんだ。朝は8時には八坂神社へ詣り、おみくじを引いた。主人は吉、私は一番で大吉だった。それから、知恩院。階段をいくつも上る。まだ早かったので法然上人廟堂の境内には誰もいなかった。国宝の三門がちょうど公開されていた。三門から京都市街が一望できた。円山公園へ戻り、長楽館という古いレストランで一休み。凄い凝った内装で室内の調度品も豪華だった。別室では披露宴が行われていた。あとは二年坂、三年坂を通り清水寺。243年振りの開帳の奥の院を拝観し茶屋で湯豆腐と蕎麦を食べる。歩き疲れて宿に戻り、午後は車で京都市立美術館国立近代美術館を回った。二つとも常設展は無料の日だったのでラッキーだった。イベントで、貝あわせの絵を描いたり、拓本の実技をさせてもらったりして楽しめた。紅葉にはまだ早かったが充実した二日間だった。桜の頃、雪の頃にもぜひ寄ってみたいものだ。


八坂の塔