2月のひとりごと

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04/02/29(日)
また、風邪をひきなおしてしまった。37度を超えると低体温の私にはえらくこたえる。薬を飲んで一日中寝ていた。ずっと寝ているのもしんどい。嫌な夢をいっぱい見た。なんとか持ち直したようで、ぼうっと庭に目をやるといつのまにやら水仙や菜の花が咲いていた。季節は巡り、生き物たちの待ちわびていた春がやってきたのだ。しかし、体も気持ちも弱っている身には、素直に喜べず、命が動き出す暖かさや優しい日の光さえ疎ましく感じられる。TVをつければ暗いニュースばかりで、イラク戦争・北朝鮮・幼児虐待・鳥インフルエンザ・医療事故・オウム真理教・・・。気はますます滅入るが、明日から3月。こんな気弱では乗り切れないぞ。

04/02/22(日)

オウム真理教の特別番組をしていた。死刑囚の手紙が紹介されていた。息子ぐらいの年なので胸が痛んだ。もがきながら落ちていく砂地獄のように思えた。一本の藁しべがあったなら・・・


04/02/21 (土)

1週間ひどい風邪だった。その上主人の機嫌が最悪だった。誕生日をすっかり忘れていたのだ。今日、映画を2本見て、(応募で当たった「ドラえもんの日本誕生」と「ロードオブザリング3」)、買い物をして、ケーキを食べて、やっと治った。でもね、私の誕生日はどうだったかしら?ケーキ食べたかな?


04/02/15 (日)

久しぶりに学生時代の友人たちに会ってきた。長い年月が一瞬のうちに縮まった。今日までいろんな哀しみがあったに違いないがみんな前を向いている。さすが北陸の女。で、この夏には女の子たち(?)だけで屋久島へ行くことになった。ワーイ!


04/02/11 (水)

3人で近くの梅園へサイクリングに出かけた。紅梅はすっかり蕾がほころんで色っぽかったが、他の梅はまだまだだった。しかし、陽気はすっかり春めいて広い池の水面は穏やかな日差しを写していた。帰りに梅の館へより、息子2の進路について少し話し合った。今は建築に興味があるらしい。イタリアの遺跡に心奪われているようだ。しかしなあ、母は心配だ。彼の数学の履歴を知ってるから。


04/02/07 (土)

一昨日の晩例によって突然息子2が帰ってきた。4月まで授業がないそうだ。いいなあ。今日は3人でシャガールを見に行く。珍しい版画展だった。シャガールの絵はあまり好きではない。地に足がついていないというか、夢うつつで、暗くて不安定なバランス、胸の内にもやもやとした割り切れなさが残るのだ。息子2によると、そこがいいらしい。そういえば彼が中学生の頃描いていた絵に似ている。見に来ている人は若い女性やカップルが多かった。それも、10代か20代前半。そして、その子たちのファッションが面白かった。なかなか個性的である。その中にモンドリアンの絵のようなスカートの子がいて印象的だったのだが、偶然私たちが食事をした店に来ていた。ちょっと嬉しかった。


04/02/04 (水)

今日は立春。新一年生の入学説明会と出張があり、久しぶりにスーツを出してみたが、あまりに色が若すぎて止めた。中年のご婦人にはどんな色が似合うのだろう?


04/02/01 (日)

朝一番の焼額は最高だった。昨夜は粉雪が降っていたが、今朝はまぶしいくらいの晴天。ゴンドラから真新しいウサギの足跡をたくさん見つけた。西館まで足を延ばしたがどのゲレンデもあまり混んでいなくて、十分すべったので、2時にホテルを出発、7時には家についた。プリンス南館の良いところは、ホテルの中からゴンドラに乗れるところ。でも、料理があまりおいしくないというので、やはり今度は奥志賀高原ホテルにしよう。