6月のひとりごと

 

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04/06/30  

プールに行く。50メートル続けて泳げるようになったが,もう止めようか,最後に50泳いでから帰ろうかというときに,右足ふくらはぎがつった。初めての経験。いやな痛みだ。ダイビング中になったら怖いな。途中カーラジオで艶めかしいバイオリンを聴く。

「チャールダーシュ」 モンティ作曲  (バイオリン)タスミン・リトル  (ピアノ)江口玲


04/06/28  

ここんところ,一ヶ月以上気分が落ち込んでいる。水底に沈んでいるようだ。自覚している。家に帰るとセーノと気合いをかけないと動けない。というか,何も考えずに歩き出すしかないのだ。立ち止まってしまうと,ネジが切れた人形のようになりそうで怖いから,立ち止まらない。下手に考え込むと底なし沼にはまりそうだから,何も考えずにできることから始めるしかない。まず,血糖値,血圧,心拍数を上げること。何でもないことなんだよ。心配しなくても大丈夫なんだよと自分に言い聞かせる。実際,大丈夫なのだから。心配要らないんだから。

04/06/27  

明日から主人の職場が変わる。肩書きが変わったぐらいのことで,給料は同じらしい。喜ばしいことか分からないが,私は悲しい。今まで朝は私の職場か駅まで車で送って貰っていたのだが,今度は方向がかなり違うし,自宅を出るのが1時間もずれるので,また自転車になる。朝洗濯物を干して貰おう。夕御飯も作っておいて下さい。

04/06/23  

初めて京劇を観た。出し物は「孫悟空三打白骨精」。筋は単純だったが,活劇が素晴らしかった。私たちはバーチャルに慣れているが,実際にあんなすごい技をやっているということがすごい。しかし,歌舞伎にも似て古典になっているのだろう。若い人にはもうひとつ引き付ける物がない。観客はかなりの年輩の方ばかり。みんないいお洋服をお召しでバッグも高そう,綿パンにユニクロのTシャツを着てテストの入った手提げの私は場違いな気がした。

04/06/22  

昨日は台風で急遽集団下校。夜には風も収まりテニススクールへ。汗を流すとすっきりする。今日は先週に引き続きプールへ。火曜日は水がきれいだ。このまま火曜日に定着するかもしれない。

04/06/20  

アズカバンの囚人の試写を観た。子どもたちはずいぶん背が伸び顔つきも違っていた。原作はシリーズの中で特に内容が濃く,物語のいろいろな秘密が解き明かされるのだが,映画ははしょっているところが多く,主人などは意味が分かったかあやしい。映像は面白く,絵としてきれいなのは良かった。

04/06/19  

またしても,週末の台風。ダイビングは中止。いつ行けるのだろうか。先日デイ・アフター・トゥモローを観ておいて良かった。自然の圧倒的な力にはかなわないと諦めるしかない。

04/06/18  

女性週刊誌で雅子様の特集をやっていた。巷の人々の発言が面白かった。みんな率直で見解がみごとにバラバラなのがいい。私は皇太子は雅子様を愛しているなら皇族を離れ,継承権を破棄しても良いのでは,と思う。というか,天皇制は考え直す時期に来ているのではないだろうか。雅子様に女の子が産まれて良かったと思う。これが男の子だったら,こういう問題も起きず,そのまま流されていくと思うから。

04/06/16  

組合の総会だった。私は動員で代議員だった。4時から始まり終わったのが7時過ぎ。済みません,途中寝ていました。

04/06/15  

自慢ではないが,司会,取り回し,根回し,幹事などの類は大の苦手,ぼーっとしてるの大好き。なのに,今年はある会の世話係にはまった。今日は第1回の会合が無事終了。ほっとした。なんかO型の人はこういうの向いていそうだな。私は細かいことが気になるがなかなか行動に移せないA型である。死んだばあちゃんは,「おまんはかいしょなしやさかいあらべいってねねもりしとんがいいちゃ」というのが口癖だった。翻訳するとこうだ。「お前はしっかりせず頼りないから,姑のいない次男に嫁ぎ,専業主婦でのんびり子育てだけしているのがいいと思う」私もそう思う。
昨日はテニスに行けなかったから,夜プールへ行って来た。30分しか泳げなかったが心地よい疲れだ。ビールでも飲もうかな。


04/06/14  

今日は2時間待った。また,駅前のマンガ喫茶だ。「ホットロード」読了。そういえば私もこんな時期があったなあ。バイクの後ろに乗せて貰うのってサイコー。などと10代の頃を懐かしむ。


04/06/13  

カーラヂオから美しいバイオリンの音色が聞こえた。しばらく聴き入っているとどこかで聴いた旋律。この前買ったCDに入っていたシベリウスのバイオリン協奏曲ニ短調。今日のはライブ録音らしい。こちらの方がバイオリンもオーケストラもうわてだ。凄みがある。
 (バイオリン)ワディム・レーピン   (管弦楽)北ドイツ放送交響楽団   (指揮)アラン・ギルバート


04/06/12  

主人の仕事は大事にならずにすんだようだが,台風の影響でダイビングは中止。残念だがいろいろな雑用が片づいた。というふうに何事も前向きに考えよう。ずっと,ごぶさただった習字にも行けたし,お義父さんのジャガイモも掘ってきたし,プールにも行けたし,この後はレイトショウで「海猿」だ。一昨日のマンガもなかなか面白かった。紡木たくという人の「瞬きもせず」。山崎まさよしの公式サイトでかつて紹介されていた山口の高校生の話。山口弁大好き。メールの最後の挨拶は「じゃったらね」だった。紡木たくはほんとは横浜出身らしい。それにしても山崎の匂いがする。今度は「ホットロード」という作品を読んでみたい。暴走族の話らしいよ。紡木たくへの手紙から面白いサイトを見つけた。

04/06/10  

アクシデントが有り,3時間も喫茶店で待たされた。おかげでマンガを7巻読み切った。主人は作業服で現れた。大規模な事故だったようだ。ダイビングはいけるかあやしい。

04/06/08   
若い人を見るとかつての自分を思い出し顔が赤らむことがある。年寄りを見るとこれからの自分を想像し暗澹とする。過去から未来の自分が虫取り餅のように地べたにひっついていて,その中を虫けらのような私の「今」が少しずつ動いていく。

04/06/07   
梅雨に入って時々雨が降る蒸し暑い一日だった。2週間ぶりでテニススクールに行ったら,ヘッドコーチが左足を石膏で固めていた。靱帯をやったそうだ。しかし,相変わらず陽気で冗談ばかり言っていた。胸の内はどうか知らないけれど。早く復帰できますように。ヘッドコーチがいなくても今日もハードな練習だった。汗をかいて気分はすっきり。明日はプールに行こうかな。今週末は半年ぶりにダイビングだから。

04/06/06    
ルンデ(名古屋高速,丸の内で出てすぐ左に茶色の看板)の例会でセルゲイ・ハチャトリアンのバイオリンリサイタル。アルメニア出身。若干19歳ながら,すでにプロの演奏だった。今日は父親のピアノ伴奏ということでリラックスしていたのだろう。息がぴったり合って,しかも気負ったところが見られなかった。モーツァルト・ベートーベン・バッハ・プロコフィエフを難なくこなし,アンコールはカルメン幻想曲で超絶技を披露してくれた。繊細かつ大胆。しなやかで激しさも兼ね備えている。プロコフィエフの終楽章で弓の弦が切れたのを演奏の合間に余裕でプツンプツンとちぎっていた。CDにサインしてもらった。やはりまだ少年らしさが残る。バイオリンを構えた立ち姿がとてもいい。マネの笛を吹く少年を思い出す。

04/06/05    
私スカートはあまり好きではない。足が太いのだ。腿もふくらはぎも逞しい。近頃はテニスの賜か腕も逞しい。先日運動会の万国旗をしばるのに,人手が足りなくて登り棒に上った。小学校以来上ったことがなかったのに,自分でも驚くほど素早く,するするとてっぺんまで上ってしまった。用務員さんにサルのようだと言われてしまった。この先どうなるのだろう。