1月のひとりごと

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05/1/30(日)  東京美術館巡り

息子2の卒展で東京へ行って来た。11時半校門で待ち合わせ。余裕を持たせたつもりだったが,駅から学校までが意外と長くかかり,しかも道を間違え大幅に遅れてしまった。校門にひょろっと立っている息子はさすがに美大生を長いことやっているのでこざっぱりした格好をしている。いつのまにか背中がたくましくなっていた。学内のあちこちで友だちに会う度に私たちを紹介してくれた。かわいい娘さんが多いのに驚く。

息子の作品は思ったよりきちんとしていた。3Dのソフトをまだ使いこなしていないが,彼の意図するところはよく伝わった。詩的な構成だった。動く画面の他に音声まで加わり表現は高度になっているが,彼らしさがよく出ている。幼い頃の落書きやら読書感想画やら美術部の作品やら予備校時代のコミケやら彼の表現するものは変化してきた。今そこにあるのは学生時代の総括であるが彼の通ってきた道でもある。最後の場面で思いがけず泣きそうになったが,何とかこらえた。彼は就職はしない。ずっと制作がやりたいみたいだ。彼の道は彼が開くしかない。

その夜は息子1も一緒に吉祥寺のジャズ酒場に行った。ジャズ研の先輩がバイトをしていて突然だったが席を取ってくれた。ピアノ・ドラム・ベース・女性ボーカルも入り良い演奏だった。満席で私たちのテーブルは階段の下の奥。すぐ横でアーチストが打ち合わせをしている。楽譜には簡単なコードが書いてあるだけだったが,演奏はばっちり合っていた。お酒も入りとびきり楽しい時間だった。

今日は東京美術館巡り。一冊2000円で都内45カ所の美術館の入場券と地下鉄一日乗車券が付いている宿泊プランだったのだが,ホテル近辺4カ所がせいいっぱい。最後に行ったブリジストン美術館が名品が多く満足した。残りは息子に譲ることにした。


05/1/23(日)  スキー講習

ちくさスキークラブの公開スキー講習会に参加した。一日目は松沢 寿さん・嶺村聖佳さん・猪又 誠さん3人のプロのデモによる講習だった。カービングスキーの特性を生かした内足荷重ターンが講習の柱だった。学生の時習って以来30年守ってきた外足ターンをポイッと捨てろとな??

嶺村聖佳さん: プルークボーゲンを内足荷重ターンで回る。基本の立つ姿勢・背・手の位置・視線の確認。足の間隔は腰骨の幅で,中心線は頭の頂点から背骨を通って両足の間。ストックは体の横に持つ。背中は起こしてお尻を出す。

猪又 誠さん: 正拳の付きの要領でのターン。時計を想定した足の踏み出す位置。スノーボードを想定した足の前後の重心移動からターンの前半中盤後半に分けた重心移動の確認。

松沢 寿さん: 体の向きはスキーの進む方向へ。外側の足は伸ばしたまま。内足に重心を移動させるために片足を上げて滑る練習。エッジの軌跡平行→開く→平行。エッジが引っかからないようにパンにバターを塗る要領で。山側のストックを振り上げて体を回しながら谷側へのストックの付き方。ストックを真横に突いてストックを中心にコンパスのように回す。体を筒の中に入れた気持ちで。足のすねもふくらはぎもブーツのシェルに預けない位置を維持する。

二日目はフリー。昨日なんとかできていた内足荷重がもう怪しくなった。2月に合宿があり,バッチテストも受けられるそうだが,すでに奥志賀の宿を予約してあるのでどうしよう。行きも帰りもクラブ員の方の車にに乗せて貰って楽ができた。レガシーだった。非常に良く走る。


05/1/20(木)  ミュージカル観覧

「ライオン・キング」を観る。ずっと前にチケットをとって置いたので,もう少しで忘れるところだった。子供向けだが十分鑑賞に堪える。歌も踊りもたいしたものだが,なんと行っても斬新なのは舞台装置と衣装である。衣装というより人形かな?オープニングから度肝を抜かされる。主人は少し遅れてきたので象が見られなくて残念だった。6時半開演9時半終了。終わってからシンバとザズのぬいぐるみを買った。やっぱり,ケニアに行ってみたい。


05/1/16(日)  冬の海

今日のUテニスは11時からだったのに,すっかり見落として,9時半頃コートに行ったら誰も来ていなかった。息子2のことをとやかく言えない。私の血を引いたのかもしれない。時間を持て余し,コートの近くのダイビングショップに行く。開店までまだ間があったので,海辺を散歩する。遠くに貨物船が何隻か見える。風は強かったがそんなに寒く感じない。対岸には大きな風力発電機が止まっている。主人によると風が強すぎるから止めてあるのだそうだ。朝早いせいか,いつもはウインドサーフィンをする人が何人かいるのに今日は誰もいない。カモメが一羽私たちの目の前をゆっくり防波堤に舞い降りる。冬の海は寂しい。

ようやくNさんの店が開いたようだ。Nさんは体調が悪いのか声がかすれ時々鼻水をすする。石油ストーブに灯油を入れる肩が寒そうである。注文してあったカレンダーと,一年前のツアーの写真をもらい,新しいカードの加入手続きの説明を聞き,さあ帰ろうかという時,実は・・と,コーヒーを入れながら言いにくそうに話し出す。なんと,この店が2月でなくなるのだそうだ。隣のホテルがここの土地を買い取って大きくするらしい。そして,Nさんは沖縄の黒島ダイビングショップへ移動するのだという。黒島大好き人間のNさんだが,家族とはしばらく離れるそうなのでつらいだろう。しかし,今が人生の転機には違いない。いい方に転がるように,彼が困難にも踏ん張れるように願うばかりだ。


05/1/15(土)  卒展は1月28日から

昨日メールを開いたら,息子2から来ていた。卒展のHPの紹介だった。そしたら,なんと,一週間ずれているではないか。あわてふためいて,予約していたホテルをキャンセルし,新しいホテルを予約し,いっしょに行くと言っていた息子1に日程の変更を連絡し,M氏にも公開スキーへの参加を申し込んだ。やれやれ。息子2には油断がならないことを忘れていた。


05/1/11(火)  久しぶりにジョギング

今日はプールが休館なので,ジョギングの日だった。主人はジョギングシューズを新調したので走りよさそうだった。食事前に7時半から8時の30分。お風呂も沸かしておいたので,ついでにこの前買った新酒しぼりたても飲んで,予想通り主人はそのままベッドへ。私はお酒が入ると眠れないたちなので損な気がする。主人が寝てしまってからM氏からTEL。来週末にM氏のスキークラブの公開スキーへのお誘い。プロのデモの人が3人コーチしてくれるそうだ。あいにく,息子2の卒展と重なるのでお断りする。

冬のジョギング用具 ジョギングシューズ・やや薄いソックス・耳の隠れる帽子・手袋・タオル・速乾性Tシャツ・ヤッケ・トレパン・飲み物


05/1/9(日)  XCスキーを楽しむ

今回はボーイ隊だけの活動が多かったので,前回より行程がスムーズだった。雪不足が心配だったが毎晩たっぷり積雪があり,広い道はスノーモービルで圧雪して貰った。二日目には前回より上の方まで2キロ程伸ばし,下りも林間のアップダウンが多いコースだったのでちょっとハードだったが子どもたちはなんなくこなし,大人はちょっとしんどかった。団委員長のHさんはトップで圧雪してないところはラッセルもあり特にたいへんだったと思う。Hさんはここの近くに別荘があり,この3日にはちょうど私たちと同じ時間帯にマイアスキー場にいたそうだ。そういえば,テレマークで滑っている方をみかけたのだ。今度見かけたら声を掛けてみよう。Hさんかもしれない。

Yさんは今回はボーイ隊の隊長で隊員への指導,カメラマン,宿やバスの手配,保護者への連絡など大忙しだった。私たちは手伝いだかお邪魔虫だったかわからないが,XCスキーを楽しめたことは確かだ。静かな森の中の道は時々小鳥の鳴き声がする。ドリルのような機械音はキツツキの木を叩く音だ。新雪にはウサギやタヌキの足跡が付き,タラの枝が所々に顔を出している。春にはおいしい芽をつけるだろう。秋にはキノコの宝庫らしいし,夏は涼風に満天の星。真っ青な空に御岳と乗鞍岳が見事な山容。また,訪れたいものだ。

帰りはまたもやYさんちにお邪魔する。いつもおもてなししていただくので申し訳なく,主人が私の頭をグーでなぐり,私が思わず頭を押さえアイタタタというと,「sが頭がガンガン痛くて気持ちが悪いといっていますので」と辞退しようとするがかなわず,奥様やお母様やちょうど成人を迎える甥っ子さんもいて話が楽しかった。ハチはすっかり大きくなり,大人のような体つきだった。なかなかハンサムボーイである。ほっておくと主人はいつまでもハチと遊んでいそうなので引きずるようにおいとました。


05/1/5(水)  冬休みは終わり

冬休みの最後の予定は1.水槽の掃除 2.自転車のパンク修理 3.図書館の本の読書 である。1は無事終了。オイカワ11尾・ヨシノボリ3尾・ドジョウ2尾・アシナガエビ1尾・タニシ3尾はまだ元気だ。2は息子1に頼んであったが,パンク修理セットが見あたらず,カーマまで買いに行ってくれた。しかし,パンクの箇所が分からず,結局元に戻して空気を入れておしまい。3はダイ・シージエだけ読了。なかなか面白かった。改めて中国人のたくましさを感じた。

主人は出勤だった。ちゃんと起きられるか心配で夜中に何度も目が覚めた。そのせいか,なんだか熱っぽい。明日から私も仕事が始まるということと,息子が帰るのとでどーんと憂鬱な気分だ。まさに「病は気から」といえる。

7日の夜から2泊でYさんのボーイスカウトに混じってXCスキーに出かける予定。風邪などひいていられない。


05/1/4(火)  粗大ゴミを捨ててすっきり

役所は今日から仕事始めのようだ。広報によると粗大ゴミセンターも営業している。複合プリンターを新調したので,前に使っていたインクジェットプリンタとその前に使っていたばかでかいレーザープリンターとさらにその前に使っていたエプソンのドットプリンタを捨てることにした。それから,ロールスクリーンに替えたブラインド,不完全燃焼する石油ファンヒーターも。PC本体が2個,24インチの寿命のきたモニターは主人がバラすそうだ。10キロまでは無料,それ以上は10キロに付き105円支払う。70キロだったので,210円で済んだ。ありがたい事です。積年の問題が解決して嬉しい。残るのはあの古タイヤだ。どうしたら良いのだろう?

昼ごろまたプールに行き,夕食は早めに終わらせ,夜は息子1推薦の「カンフー・ハッスル」を見に行く。カンフーは実写らしい。すごい技だ。が,映画は娯楽に徹していて,後には何も残らない。それもまた良いのかもしれない。


05/1/3(月)  のんびり日帰りスキー

今日の予定は3人でスキーへ行くことにきめてあった。スキー場は御岳の開田高原MIA,何故か?旦那様がシニア券が使えるらしいとのM氏の情報があった。ようやくこれまでの苦労が報われる環境が整ってきたようだ。
開田高原MIAは,まだ雪が足らないようでところどころアイスバーンになっているが斜面は私にちょうど好い。ブーツが合わなくて調子の出ない息子1を残してかっ飛ばしていく,後はだんな様の仕事,二人でゆっくり下りてきてね。ふと上を見ればパトロールが4人掛かりでスノーボートをおろしてくるのが見える。誰だろう,可哀そうに足を折ったのだろうか。思わず,滑りが慎重になる。5本ぐらい滑って2時になったのでおしまい。
帰り道には,温泉が待っている。やまゆり荘。湯の量が多くとても気持ちが良い,ゆっくり温まって出てきてもやっぱり二人はまだ居ない,私はこういった場合いつも待たされる。開田アイスが美味しそうだ。お土産は蕎麦饅頭,これは外せない,とても美味しい。


05/1/2(日)  20万キロ走破なるか

午前中は3人でプールに行く。この何日かの休みで体が重い。二人とも1キロぐらい私は600mちょっとだった。今日は初泳ぎにきた人で割りに込んでいた。ホールでは琴の演奏がありお正月らしかった。

午後はまたお義父さんのところへ出かけ、竹林から切り出した竹を運ぶ。今年の葡萄の収穫のため棚を作り直すのだ。息子1がいるので、主人と二人で11本の太い竹を運び終わった。約束していたお義兄さんは遅れてやってきた。しょうがないなあ。後で家に寄ってもらって、インプレッサを引き渡す。我が家はほとんど1台で事足りるので譲ることにしたのだ。パジェロは19万2千キロなんだよ。と自慢げにいうと、20万まで行ったら0に戻ると言う。お兄さんは今までの車はみんな20万キロまで乗ったそうだ。びっくり。ほんとに0になるのか見たいものだ。晴れて20万キロになったら引退してもらう予定。


05/1/1(土)  またしても末吉

息子1が昨日帰って来た。息子2は卒業制作が追い込みらしい。昨夜は紅白を見ながら平和に年を越し,今朝はお雑煮とおせちを食べ,去年のお札やおみくじを袋にまとめ,地元の神社に初詣に行く。境内はかなりの人出だった。ちょうど尾張漫才の披露があったのだ。私は初めてだったが,お参りの列に並んでいた間に終わってしまった。3人そろって柏手を打ちお参りする。取り合えず,地震にも津波にも遭わず無事新年を迎えることができ,ありがとうございました,と感謝する。後にたくさんの行列ができているので,後は何もお願いできなかった。右のお札を売っている所に行き,今年の破魔矢を買い,おみくじを引く。主人はまたもや大吉,息子は吉,私はまたもや末吉だった。,いろいろ苦労するが,耐え忍べばやがて運が開いてくるらしい。がんばりまつ。

お義父さんのところへ挨拶に行ってから,3人で「ターミナル」を見に行く。なかなか面白かったが、ちょっと設定が甘いところがあり、意図するところがぼやけた感があった。主役はトム・ハンクスではなく、例えば名もないロシアの俳優だとまた違う味になると思う。