せんかしの雑文

今年のF1

2011年のF1は、レッドブルチームのベッテルが圧倒的な成績を残して終わった。
シリーズ19戦の内、11勝してワールドチャンピオン2連覇。
ポールポジションを15回取り、これの年間最多記録を塗り替えた。

今年のF1を方向付けたのは、DRSとピレリタイヤだ。
これらによって、単調になりがちだったレース展開が改善された。

DRSとは、可変リアウイングのことだ。
リアウイングは、F1マシンを地面に押し付ける役割をしている。
コーナーを速く回るためには、この力が必要だ。
だがこれは、直線スピードを低下させる原因にもなる。
そこで、リアウイングを可動にして、直線での空気抵抗を減らす。
前の車との差が1秒以内の時、これを使うことが出来る。
後ろの車の直線スピードが増すことで、追い抜きがしやすくなった。

今年から採用されたピレリタイヤは、非常に癖のあるタイヤだ。
レース中の性能劣化が激しく、しかも急にやって来る。
チームにとってもドライバーにとっても、使いこなすのが難しい。
これまで以上にタイヤに神経を使うことが求められる。
マクラーレンチームのバトンは、タイヤの使い方がうまい。
これで、チームメートのハミルトンとの立場を逆転した。

来年もベッテルを中心にしてレースが展開されるだろう。
1人だけが強過ぎると興味が薄れるが、日本人選手の存在がそれを補ってくれる。
今年の最終戦で復活の走りを見せた小林選手が、どんな活躍をしてくれるか楽しみだ。