アニメ業界
随分前から、テレビでアニメを見なくなっていた。
最後に続けて見ていたのは、10年ほど前の『犬夜叉』だっただろうか。
ここのところ、ネットやケーブルテレビで、昔や今のアニメを見ていた。
その中で一番印象に残ったのは、『銀河英雄伝説』だった。
宇宙を舞台にした戦争を、壮大なスケールで描いている。
久しぶりに、次回の放送が待ち遠しい気持ちを味わった。
それと比べて、最近のアニメは、小さくまとまった感じだ。
絵柄は格段に綺麗だが、内容に普遍性が少ない。
少し前の学園ものの『とらドラ』は、登場人物の内面を描いていて良く出来ていた。
近頃のものは、私には現実味が感じられない。
一部の放送局を除いて、アニメがゴールデンタイムから消えて久しい。
最近話題になるアニメの放送時間は、ほぼすべて深夜だ。
普通の人が見る時間帯ではなく、オタク層を相手にしたものだ。
マニア的な嗜好に応えるため、一般には受け入れにくいものも多い。
昔の様な幅広い層を対象にしたものは少なくなってしまった。
製作する側は、過去にヒット作があっても、それで安穏としてはいられない。
生き残るためには、次々と作品を作らなければならない。
内容も、アニメにお金を落としてくれるオタク層に受けるものにならざるを得ない。
アニメ業界の現状は、恵まれているとは言えない。
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