せんかしの雑文

クリスマスの思い出

12月に入ると、もうあちこちでイルミネーションを見かける。
クリスマスとは無縁な身でも、ロマンチックで温かな気分になる。

子供の頃は、家でケーキを食べるのが楽しみだった。
昼間の内に、テレビで「きよしこの夜」を聴いたり、学年誌でクリスマスにまつわる話を読んで待った。
夜になると、父親がクリスマスケーキを持って帰って来る。
サンタをかたどったロウソクに火をつけたりして楽しかった。
あの頃は、アイスのクリスマスケーキが流行ったりした。

小学4年頃のクリスマスに、父親が出張で不在だった事がある。
母親は、私たちにケーキではなくキャンディの小箱をくれた。
なぜケーキじゃないのか、当時の私には分からなかった。

思春期を過ぎて、クリスマスケーキを買って帰ることの気恥ずかしさが分かるようになった。
クリスマスの様な俗っぽい物から、遠ざかっていたい。
こんなことを感じるのは、私だけだろうか。