昔のゲームコーナー
今はコンピュータゲームが全盛で、全てはディスプレイ画面の中だ。
私が小学生だった頃のは、電気仕掛けのゲームだった。
それらは、デパートの屋上やボーリング場のゲームコーナーにあった。
一番ポピュラーだったのは、ピンボールだろうか。
私は余りうまくなかったし、衆人の注目を浴びるのも苦手だった。
だから、もっぱら上手な子のプレイを見ていた。
華やかな電飾やメカニカルな動作は、見ているだけで十分楽しかった。
自分でよくプレイしたのは、射撃ゲームだった。
筐体の中に動物などの的があり、ライフル型の備え付けの光線銃で撃つものだ。
夢中になって狙いをつけていると、構え方がおかしいと友達に笑われた。
ビリヤード場もあって、1度だけ年上の子のプレイを観戦した。
玉をポケットに落とすのではなく、紅白の玉をつき合うやつだった。
私にはルールが理解できず、見ていてもさっぱり分からなかった。
冬休みに、名駅の方のゲームセンターに出かけたことがある。
バスより速いし、頭割りにすれば大して高くないとタクシーで行った。
1階にあった大きなトドラが、やかましく咆哮していたのを覚えている。
ビリヤードといいタクシーといい、私はただ後から付いて行くだけだった。
こういう行動力は、私には絶対まねできない。
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